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365日からふるに子育て!第88回 今年の夏は猛暑予報!今から始める“暑さに負けない体づくり”

「次世代へ健やかな未来をつなぐ」
ウェルサポのフレンドナース古舘です。

新緑が目にまぶしく、爽やかな風が心地よい季節となりました。
入園・進級から1ヶ月半が経ち、子どもたちも新しい環境に少しずつ慣れてきた頃ではないでしょうか。

一方で5月は、前日は肌寒くても翌日は夏日になるなど、気温差が大きく、体調を崩しやすい時期でもあります。また、気象情報では、2026年の夏も全国的に厳しい暑さが予想されています。

本格的な夏が来る前に、今からできる「熱中症対策」「体調管理」についてお伝えします。

1. 2026年 夏の予報 今年は「早く、厳しい夏」に?

今年の夏は、太平洋高気圧の張り出しが例年より強まると予測されています。

⚫︎ 猛暑の可能性大

・全国的に平年より気温が高く、35℃を超える猛暑日や、場所によっては40℃近くまで気温が上がる危険な暑さも懸念されています。

⚫︎ 夏の訪れが早い

・5月の段階ですでに夏のような日差しの日が増えており、体が暑さに慣れていない今の時期は、実は熱中症のリスクが高いと言われています。

⚫︎ 高温多湿

・気温が高いだけでなく、湿度も高い「蒸し暑い夏」になりそうです。
湿度が高いと汗が蒸発しにくく、体内に熱がこもりやすくなるため、より注意が必要です。

2.気温差と自律神経 なぜ今、体調を崩しやすいの?

5月は、1日の中で気温差が10℃以上になることも珍しくありません。
私たちの体は、「自律神経」の働きによって体温を一定に保っています。

しかし、激しい気温差に対応し続けることで自律神経が疲れ、「オーバーヒート」したような状態になることがあります。すると、疲れやすさや食欲低下、睡眠の乱れ、免疫力の低下など、さまざまな不調につながることがあります。

特に子どもは自律神経が未発達なため、大人が思う以上に環境の変化によるストレスを受けやすいものです。

「なんだか元気がないな」
「夜泣きが増えたな」

そんな様子が見られたら、それは体が一生懸命、季節の変化についていこうとしているサインかもしれません。

3.今すぐ始めよう!「暑熱順化(しょねつじゅんか)」

熱中症を防ぐ大切なポイントは、暑さに強い体を作ることです。これを「暑熱順化」と呼びます。体が暑さに慣れるまでには、およそ2週間かかると言われています。

⚫︎ 外遊びでじんわり汗をかく
日中の体調が良い時に、少しずつ外遊びの時間を取り入れてみましょう。じんわり汗をかくことで、汗をかきやすい体になり、体温調節もしやすくなります。

⚫︎お風呂でリラックス
シャワーだけで済ませず、ぬるめのお湯にゆっくり浸かって汗をかく習慣をつけましょう。お風呂上がりには、しっかり水分補給をすることも大切です。

⚫︎ 「冷やしすぎ」に注意
暑いからといって冷房を強くかけすぎると、体が暑さに慣れにくくなります。まずは扇風機や換気を活用し、外気との温度差を大きくしすぎないよう意識してみましょう。

4.5月の「服装調節」のコツ

朝、何を着せて登園させるか迷う時期ですね。ポイントは「脱ぎ着のしやすさ」と「素材選び」です。

⚫︎ 「重ね着」が基本
半袖に薄手のカーディガンやパーカーを羽織るスタイルがおすすめです。
園では活動量が増えるため、子ども自身で脱ぎ着しやすい服を選びましょう。

⚫︎ 肌着(インナー)の重要性
「暑いから肌着はいらないかな?」と思いがちですが、肌着には汗を吸い取り、体温の急激な低下を防ぐ役割があります。吸水性・速乾性の高いメッシュ素材などを選ぶと快適に過ごせます。

⚫︎ 帽子と紫外線対策
5月の紫外線量は、真夏並みに強いと言われています。
外遊びの際は帽子を着用し、登園前に日焼け止めを塗る習慣も大切です。

5.家庭でできる「水分補給」の習慣化

熱中症対策の基本は、こまめな水分補給です。

⚫︎ 「喉が渇く前」に飲む

子どもは遊びに夢中になると、喉の渇きに気づきにくくなります。
「お着替えしたらお水」
「お外から帰ったらお水」

このように、生活の節目で飲む習慣をつけることが大切です。

⚫︎ 水分補給には何を選ぶ?

 基本的には、水や麦茶で十分です。大量に汗をかいた時には、経口補水液や薄めたスポーツドリンクを取り入れるのも良いでしょう。ただし、糖分の摂りすぎには注意が必要です。

6.おわりに

入園・進級からここまで、パパ・ママも子どもたちの新生活を支えるために頑張ってこられたことと思います。

連休明けのこの時期は、子どもだけでなく大人も疲れが出やすくなります。早めに眠ったり、週末は予定を詰め込みすぎずゆっくり過ごしたりしながら、家族みんなで「心と体の充電」を大切にしてくださいね。

気になる体調変化や、食欲・睡眠などで心配なことがあれば、園の先生や周囲の専門職にも相談しながら、厳しい夏を元気に乗り越える準備をしていきましょう。


<ウェルサポについて>

臨床経験豊富なフレンドナース(かかりつけナース)が、利用者自身の身心の相談はもちろん、子育てや介護、ご家族の健康に寄り添ったオンラインのチャット相談を行っています。他にも、オフラインで行う定期訪問サポートやアテンドサポートなど行っています。
社会福祉士、健康運動指導士、助産師、管理栄養士などの専門家や他サービスとも連携して、利用者とそのご家族の「自分らしい健やかな暮らし」をサポートしています。

一般財団法人ウェルネスサポートLab(ウェルサポ)情報

webページ : https://www.wellsuppo.or.jp
メールアドレス:info@wellsuppo.or.jp  
電話番号:092-231-9762

 

〇ライター紹介

古舘美妃(ふるたちみき)
 ナース歴25年。福岡赤十字病院に21年間勤務し、緩和ケア認定看護師として活躍。
現在はウェルサポのフレンドナースとして活動中。プライベートでは小学6年生の女の子のママ。

<フレンドナースになったきっかけ/喜びを感じること>
地域でのびのび活動したいという思いから。地域の皆さんと世間話ができる時間がとても好きです。

<得意なこと>
人の話を聞くこと、間違い探し

<苦手なこと>
機械操作

ライター紹介

一般財団法人ウェルネスサポートLab 

ウェルサポ

臨床経験豊富な看護師がフレンドナース(かかりつけナース)となり、自身の身心の相談はもちろん、子育てや介護、ご家族の健康に寄り添ったオンラインのチャット相談を通して、「不安不調期から取り組む健やかな暮らし」のサポートを行う専門家チーム。

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