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365日からふるに子育て!第85回子どもの“春の隠れストレス”に気づいていますか?~新しい季節のはじまりに、家族みんなでカラダとココロをケアしよう~

「次世代へ健やかな未来をつなぐ」
ウェルサポのフレンドナース菊池です。

春は、進級や入園・入学、そして寒暖差など、環境の変化が多い季です。
桜が咲き、新しい生活が始まるワクワクする時期でもありますが、その一方で子どもたちのカラダとココロには“隠れストレス”がたまりやすい時期でもあります。一見元気そうに見えても、小さなカラダでたくさんの変化に対応しようと頑張っています。

今回は、春に起こりやすい子どもの不調や原因、そして家庭でできるケアについてお伝えします。

1. 春に増える子どものカラダとココロの不調

春の時期、子どもには次のような変化が見られることがあります。

・朝なかなか起きられない
・お腹が痛い、頭が痛いと言う
・食欲が落ちる

・疲れやすい
・イライラしたり泣きやすくなる
・急に甘えん坊になる
・園や学校に行きたがらない

・夜なかなか寝つけない

こうした症状は、わがままや気分の問題ではなく、環境の変化によるストレスが影響していることも少なくありません。

2.春の隠れストレスの原因

環境の変化

春は、子どもにとって生活環境が大きく変わる季節です。

  • 入園、入学、進級
  • クラス替え
  • 担任の先生が変わる
  • 通園、通学時間の変化
  • 新しい生活リズム

これまで慣れていた環境から新しい環境へ変わることは、大人が思っている以上に大きな出来事です。

新しい教室、新しい先生、新しいルール。
子どもは毎日たくさんのことを覚えながら過ごしています。

さらに春は寒暖差が大きく、気温の変化も激しい時期です。
こうした季節の変化は自律神経のバランスを乱しやすく、疲れやだるさにつながることがあります。

人間関係

もう一つ大きな要因が、人間関係の変化です。

春は新しい友だちとの関係づくりが始まる時期です。
仲の良かった友だちとクラスが離れてしまったり、新しい友だちとうまく関われるか不安になったりすることもあります。

子どもたちは、

・友だちとうまく話せるかな
・仲間に入れるかな
・先生はどんな人かな

など、さまざまな気持ちを抱えながら新しい環境に入っていきます。

「がんばらないといけない」
「いい子でいないといけない」

そう思うほど、気づかないうちにココロが疲れてしまことがあります。

子どもがストレスを感じているかもしれないと気づいたとき、
「どうしてあげたらいいのだろう」と悩むこともあるかもしれません。

実は、日常のちょっとした関わりや生活リズムを整えることが、子どものカラダとココロを支える大きな力になります。

子どもが安心して過ごせる家庭の環境は、何よりのエネルギー補給の場所です。
ここからは、家庭でできるケアについてご紹介します。

3.家庭でできるケア

子どもとの対話

新しい環境の中で頑張っている子どもにとって、家庭は自分の気持ちを隠さずに安心して表現できる場所であることがとても大切です。

「今日は何があった?どんな気持ちになった?」
「新しいことがたくさんあったんだね。どんな風に感じた?」

子どもが体験したことを聞き、感じたことをそのまま受け止めてあげることで、子どもは安心します。

子どもは「自分が感じたことを表現できた」「わかってもらえている」と感じると、ココロがぐっと落ち着きます。

「そうなんだね」
「それはちょっとドキドキしたね」

子どもの気持ちを言い換えたり、言葉にしてあげるだけでも、子どもの気持ちは軽くなります。

生活リズムの整え

ストレスに負けないカラダとココロづくりには、日常生活のリズムを整えることがとても大切です。

・毎日同じ時間に起きることを意識する
・朝ごはんをしっかり食べる
・外遊びや体を動かす時間をつくる

・お風呂で体を温める
・寝る前はスマホやテレビを控え、ゆったり過ごす

特に睡眠は、カラダとココロの回復にとても重要です。
寝る前にテレビやゲーム、スマートフォンなどの刺激が多いと、眠りが浅くなることもあります。
寝る前は照明を少し落とし、就寝の60分ほど前からゆったりした時間を過ごすこともおすすめです。
生活リズムが整うと、自律神経のバランスも整いやすくなり、カラダもココロも安定しやすくなります。

4.実は…ママも春はストレスを感じやすい 

春は子どもだけでなく、ママにとっても忙しい季節です。

  • 新生活の準備
  • 書類や提出物
  • 行事や説明会
  • 生活リズムの変化

気づかないうちに疲れやストレスを抱えてしまうことも少なくありません。

ママが頑張りすぎてしまうと、家族みんなが疲れてしまうこともあります。

時には「今日はちょっと疲れたな」と自分の気持ちを認めて、ゆっくり休む時間をつくることも大切です。

5.家族みんなで春を乗り越えよう 

春は、新しいスタートの季節です。
その一方で、知らず知らずのうちにカラダとココロが疲れやすい時期でもあります。

子どもの小さな変化や、自分自身の変化に気づき、寄り添い大切にすること。

家族みんなで支え合いながら、無理をしすぎず、それぞれのペースで春の新しい一歩を進んでいきたいですね。


<ウェルサポについて>

ウェルサポでは、臨床経験20年の看護師が最強のサポーターであるフレンドナース(かかりつけナース)となり、身心の相談はもちろん、子育てや介護、ご家族の健康に寄り添ったオンラインのチャット相談を行っています。他にも、オフラインで行う定期訪問サポートやアテンドサポートなどがあります。社会福祉士、健康運動指導士、助産師、管理栄養士などの専門家とも連携しています。

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〇ライター紹介

菊池 美保(きくち みほ)

看護師歴20年。「祖母らしい最期」を目の当たりにしナースの道へ。福岡赤十字病院17年在籍中に様々な科で実績を積み、病棟管理職、病院運営などを経験。「患者さんファースト」の医療をモットーのスーパージェネラリスト。

好きなこと:筋トレ、キックボクシング、スキンケアやコスメリサーチ
苦手なこと:細かい作業、ずっと座っていること

ライター紹介

一般財団法人ウェルネスサポートLab 

ウェルサポ

臨床経験豊富な看護師がフレンドナース(かかりつけナース)となり、自身の身心の相談はもちろん、子育てや介護、ご家族の健康に寄り添ったオンラインのチャット相談を通して、「不安不調期から取り組む健やかな暮らし」のサポートを行う専門家チーム。

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