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SDGsってなに?わが家で始めた子どもと一緒にできる3つのこと

最近耳にすることが多くなった「SDGs」という言葉。

みなさんはどんなものか知っていますか?

「なんとなくはわかっているけど、詳しいことはよくわからない」
「内容は知っているけど、具体的にどうすればいいかわからない」
という人は多いのではないでしょうか。

SDGsで掲げられる目標は抽象的だと感じるものが多いかもしれませんが、じつは身近なところから実践できることがたくさんあります。

今回はすぐに実践できるSDGsの取り組みについて紹介します。
子どもと一緒に、SDGsについて考えてみませんか?

SDGsってなに?

SDGsとは「持続可能な開発目標」という意味の英語「Sustainable Development Goals」の略で、「エス・ディー・ジーズ」と読みます。

2015年の国連サミットで採択されたもので、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指すという国際社会共通の目標です。人間の安全保障の理念に基づき、社会的に誰もが満たされるよう「地球上の誰一人取り残さない」と宣言され、そのために17の目標とそれぞれの目標にはあわせた169のターゲット、232の指標が決められています。

17の目標は貧困や飢餓、教育、経済、環境問題など目標は幅広く、開発途上国だけでなく先進国も含めたすべての国が取り組むべき世界の課題だということがわかります。

出典: JAPAN SDGs Action Platform (外務省)(https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/index.html

SDGsは具体的には何をすればいい?

SDGsがだいたいどんなものかはわかったけれど、具体的に何をすればいいのかわからない人は多いと思います。

具体的にどんなことをすればいいのか、考えてみましょう。

身近なことから始めてみる

さまざまな目標がある中で、一番身近で取り組みやすいものは環境問題に関するものではないでしょうか。

  • 電気をこまめに消す
  • プラスチックやビニールごみを減らす
  • マイバッグやマイ箸を持参する

これらのようなすぐにでも実践できることも、立派なSDGsにつながる取り組みです。

起業や自治体の活動をチェックする

日本でもさまざまな企業や自治体がホームページなどでSDGsに関する活動を取り上げています。企業や自治体で紹介されている活動も、SDGsに取り組むヒントになるかもしれません。

SDGsに取り組む企業の活動に参加したり、SDGsの達成に積極的に取り組んでいる企業の商品を利用したりするのも一つの方法です。

子ども向けのわかりやすいサイトを立ち上げている企業もあるので、親子で一緒にSDGsについて学ぶ機会にもなります。

【SDGsの取り組み】わが家で子どもと一緒に実践している3つのこと

①食べ残しを減らす

わが家では長女が4歳になり、少しずつ食べ残しを減らしていけるように声かけを始めました。子どもはどうしても食べる量にムラがあるので難しいこともありますが、残してしまったら捨てるしかないことなど、「もったいない」と感じてもらえるように話をしています。

献立によっては、お皿によそう前に「どれくらいなら食べられそう?」と本人に聞いて、自分で決めた量を頑張って食べることにもチャレンジしています。

②水を出しっぱなしにしない

手洗い・うがいをするときや、お風呂に入るときなど、ついつい水やお湯をだしっぱなしにしてしまうことがありますよね。

資源には限りがあること、水は生きていく上でとても大切であることなどをときどき話すようになってから、少しずつ意識してくれるようになったと感じます。

わが家の場合、最近では子どものほうが「シャワーを出しっぱなしにしたらだめだよ!」と注意するようになりました。

③ハッピーセットのおもちゃリサイクル

子どもが大好きなマクドナルドのハッピーセット。わが家の長女もハッピーセットのおもちゃが大好きです。長く遊ぶおもちゃもあれば、中には早々に飽きて遊ばなくなってしまうものも。

マクドナルドでは、ハッピーセットのおもちゃを回収してトレイに再生するリサイクル活動を行っています。

小さいうちはすぐには理解できないかもしれませんが、遊ばなくなったおもちゃをただ捨てるだけでなくリサイクルにつなげる活動は、環境への意識を持つという点でいい機会になるのではないかと思っています。

参考:マクドナルド/ハッピーセットおもちゃリサイクル

まとめ

SDGsで「誰一人取り残さない」と宣言されているとおり、誰もが社会的に満たされるようみんなで取り組まなければいけない目標です。大人だけの問題ではなく、子どもと一緒に考えて取り組むことで、活動を持続していけるのではないでしょうか。

子どもと一緒に考えて実践するという経験は、親子にとってもいい機会になりそうですね。身近にできることから少しずつ始めてみませんか?

石野アサミ
一男一女の二児の母、兼業ライター。複業と、二人の子育ての両立に奮闘中です。趣味は読書、ピラティス。

ライター紹介

からふるMoms

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KaRaFuRuのママライターチームです。

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