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2021.06.25
#子育て

保育園 所変わればルールも変わる 3つの園に通って気づいたあれこれ

働くうえで保育園の存在は欠かせない

我が家の3人の子どもたちは、みんな生後3-4か月の赤ちゃん時代から保育園にお世話になっています。

まだ寝がえりができるかできないかの状態の赤ちゃんを預かってもらえたことを考えると、保育園の先生方には本当に感謝しかありません。

待機児童が多いこの時代、全員が同じ保育園に通園できたわけではなく、合計3つの保育園を経験しました。
3つの保育園に通わせたことで、各園のメリットデメリットなどいろいろなことに気づきました。

認可保育園に落ちてしまった!

上の2人は市の同じ認可保育園に通園しましたが、一番下の次女は同じ認可保育園に4月から入ることができず、急遽別の保育園を探すことになりました。

4月の仕事復帰は動かせなかったため認可外の園しか選択肢はなかったのですが、小規模保育園に無事入園することができました。

上の子たちが通っている保育園は定員が160人程度の大きめの園でしたが、次女の園は定員が15名程度と小さな企業主導型の小規模保育園でした。
次女は1年間小規模保育園に通い、次年度から上の子たちとは別の認可保育園に転園したため、私は3つの保育園を経験することになりました。

基本的なルールやスタンスは同じ

集団生活をするうえで欠かせない、「持ち物すべてに記名をする」「朝9時頃までに登園」といった基本的なルールは3園に共通していました。

また、子どもたちに“こうなってほしい”と掲げている保育方針や保育目標も『自主性を育てる』『おともだちと仲良く遊べる』『元気で健康』といった同じようなものでした。
そしてどの保育園も、『食育』に力を入れており、おいしい給食を提供してもらいました。

小さなことでも気になることは事前見学時に確認

市が発行している保育園ガイドや保育園のインターネット公式サイトにそれぞれの園の紹介が載っていますが、細かいルールは事前見学の際に確認しておきたいものです。子どもたちを通わせた3つの園の他にいくつか見学した園もあり、こんなにも違うのか、と驚きました。

たとえば、おむつの扱いについて。園によって次のような違いがありました。

  • 使うおむつの指定がある(紙おむつもしくは布おむつ)
  • おむつは家に持ち帰らなければならない
  • おむつは園で処理してもらえる
  • 紙おむつはパックで持ち込むことができ、一枚ずつ記名する必要がない
  • 紙おむつは一枚ずつ記名し、1日に必要な分だけ持ち込まなければならない

登園時の子どもの受け入れ方についても園によってスタイルが異なりました。

  • A園では子どもを園の玄関先で預かり親が園内に入る必要がない
  • B園では子どもをクラスの部屋まで連れていき、親が持ち物箱を整理しないといけない

出勤前の子どもの受け入れ方は、忙しい朝には大事なポイントだと思いました。また、まだ授乳中の赤ちゃんだったので、冷凍母乳に対応してくれるかどうかも気になりました。

重視する保育内容や任意の課外レッスンは?

音楽にたくさん親しむ保育内容だったり、運動能力の向上に力を入れていれる保育内容だったり、英語に力を入れている園もあります。

上の子たちが通った保育園は、季節の歌を何曲も歌う朝の会、帰りの会がしっかりあり、歌声を聞く機会もたくさんありました。
また、年に数回のバザー、大きなホールを借りて発表会、近隣の運動場を借りて運動会、と大掛かりな行事やイベントがたくさんあり、ボランティアとして親の出番も多かったように感じます。

友人の子どもが通っている園の話を聞くと、朝の会などはすぐに終わる、イベントはすべて園内で行う、親は見学するだけで参加する行事はほとんどなかった、とのことでした。行事の内容や規模は保育園によって大きく違うようです。

保育園では、課外レッスンとしていくつかの習い事を提供してくれるところもあり、習い事の送迎の時間を取られないのは働く親としてはとてもありがたいものでした。
年少から参加が可能な課外レッスンも保育園によりさまざまで、体操、ダンス、水泳、英会話やピアノが主なようでした。

おむつは持ち帰る?処分してくれる?

上の子たちの認可保育園は、処理代として月に数百円徴収されていましたが、園でおむつの処分を行ってくれていました。
次女が最初に通った小規模保育園は、処理代を徴収されることなくおむつを処分してくれていました。

現在次女が通っている3つ目の保育園は、使用したおむつは持ち帰ります。
暖かくなってきた最近は、帰りに荷物を受け取ると、むっとしたおむつの匂いが香ることもあります。
また使用後のおむつが入った通園バックは重量感があり、持ち運ぶのに少し負担を感じます。

現在私は車で送迎をしているため不便はそれほど感じませんが、子連れで公共交通機関を利用して送迎する親にとっておむつの処理問題はかなり大きいと感じました。
個人的には、衛生面が気になってしまうので、処理代を徴収されてもいいから、保育園で処理してほしい!と切に願っています。

さいごに

大規模保育園、小規模保育園、認可保育園、企業主導型保育園・・保育園の種類はたくさんあって、守るべきルールも園それぞれです。

保育園は、保育内容によって子どもの興味や能力も左右される大切な場所です。保育園選びの際には、気になることをすべて聞いて納得して預けることが、親側には必要だと思っています。でも一番大事なのは、保護者と保育園で働く先生方との信頼関係だと感じました。

毎日の連絡帳や送迎時の時間を通して、保育士さんとはたくさんのやり取りをするように心がけています。

Richika
3人兄妹のママ。お料理大好き。怒らない子育てを目指して日々努力中。

ライター紹介

からふるMoms

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KaRaFuRuのママライターチームです。

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