toggle

ワーママがPTA役員になった体験談 活動内容と役員になるメリットは?

ワーママにとって、時間や労力が奪われそうなイメージもあるPTA。本当はやりたくないけど、やらなくちゃいけないんでしょう…(-_-)?といったマイナスイメージを持たれる方も多いと思います。

筆者もその一人で、子どもの通う小学校では必ず1度はしなくてはいけないという暗黙のルールがあったため、重い腰を上げて役員に立候補しました。…しかし!案ずるより産むが易し、今では「やってよかった」と思っています(o^―^o)

筆者の体験談も交えながら、PTA役員についてご紹介していきます。

PTAとは?

PTAとは、Parent(保護者)Teacher(教職員)Association(組織)の略です。

読んで字のごとく、保護者と教員が作る組織のことを意味します。双方が協力し合い、学校に通う子供たちの健全な成長を見守る活動を目的とします。

どんなことをしているの?

PTA組織は、本部役員である会長、副会長、会計があります。学校によって異なりますが、専門委員(広報、教育、環境など)、地域委員(校外など)、クラス委員(総務、教養など)の委員会で構成されています。

役員の決め方は?

役員の代表的な決め方は、はじめに立候補を募ります。立候補者がいない、または足りない場合には、どんな仕事をするのか確認したり、推薦したりしながら話し合いをして決めていきます。どうしても話し合いで決まらない場合には、じゃんけんやあみだくじによって決まるパターンが多いようです。

また、親しいママと一緒に役員をする人もよく見られます。顔見知りがいたほうが、わからないことも気軽に聞きやすく安心できますよね(^^)

一方で、あえて知らない人の中に入って新しく輪を広げることもよいですし、あえて知らない人の中で余計な気遣いなく気楽にするなんてこともよいと思います。

役員になるメリット

友人・知人が増え人脈が広がった

PTA役員をしたことで、学年や地域を超えてたくさんの知り合いができました。学校の情報や地域の情報、子育てに関する病院や習い事の情報など、さまざまな情報を先生や地域の方、ママ達から教えてもらうことができました。
作業を進めていくなかで、たわいのない話をしながら一緒に時間を過ごすので、学生の部活動のような気分でした。役員をして仲良くなれたママがいたことも私の財産です。

また、役員をしているとある程度情報通にもなってくるので、他のママから「○○のこと教えて~」と話しかけられることも増えました。

学校のこと、子どもたちの様子がよくわかる

学校事情や先生のこと、子どもたちのことがよくわかるようになりました。子どもと学校の話をするとき、「○○先生ね♪知っているよ~」「○○の行事がね…」など話す話題が増え、子どもも「ママ知っているんだ!」と嬉しそうにしていました。

また、我が子以外の子どもの知り合いも増えました。「○○君のお母さ~ん!」と手を振ってくれたり、笑顔で話しかけてきてくれたりする子も増えて、学校に行くのが楽しみになりました。

先生との距離が近くなる

PTA役員になると、普段なかなか話す機会がない先生と話をすることができます。何度も会っていると、先生から話しかけられることも多くなりましたし、相談もしやすくなりました。先生と事務的な話ではなくたわいない話ができたことも嬉しかったです。

学校で親に会えて子どもが嬉しそう

学校で役員活動をしているときに親の顔が見えると、子どもは手を振ったりして嬉しそうにしていました。1年生や低学年のうちはまだ少し緊張していることもあるので、親が学校に来ていることは安心感に繋がるんだなと感じました。

役員になるデメリット

PTA活動に時間をとられる

昼間に作業することが多いので、ワーママは仕事を調整する必要があります。「この作業はムダが多いな」と思うこともありましたが、ワーママなど忙しくされている方も多いので、ムダをできるだけ少なくして、効率よくテキパキ作業されていることも多かったです。

自分自身も、仕事、家事、育児に役員活動がプラスされるので、今までの時間の使い方だと時間が足りなくなってきます。いかに効率よく作業を進めるか、どうしたら最小の時間と労力で最大のパフォーマンスを上げられるかを考えて動いていたため、この経験のおかげで時間の使い方がうまくなったと思います。

PTA役員の人間関係に疲れる人も

話をする機会が増える分、噂話や陰口を聞いていやな思いをしたママもいるようです。しかしあまり首を突っ込みすぎに、ちょうどいい距離感で接していけば問題ないように思います。

役員をやった感想

筆者は校外委員をしました。地域の防犯活動や、登下校の旗持ち、交通安全教室の手伝いなどに参加しました。子どもたちと関わる機会が多かったので、様子が見られたり話ができたりしたので楽しかったです。我が子も、朝に「今日ママ学校にくるんでしょ?」と嬉しそうに確認してきたりしたので、待っていてくれているんだな、と思うとやりがいがありました(^^)

また地域の防犯について、危険な場所や防犯情報がいちはやく耳に入ってきたのでとても役に立ちました。

おわりに

PTA役員になった体験談をご紹介しました。当初は今後役員をしなくてもいいように立候補していましたが、今ではまた役員をしてもいいかなと思っています。それだけ役員をしてよかったことがたくさんありました。

ワーママにとって時間と労力が奪われることは本当に大変ですが、だからこそ効率よく時間を使えるよう行動できるようになったので、筆者はこの経験が人生の肥やしになったなと思っています。

PTA役員が気になるママの参考になれたら幸いです。

オリーブ
アラフォー主婦。小学生1人、園児2人を子育て中。 時短・簡単・楽チンをモットーに、お金をかけずに楽しむことを模索中♪

ライター紹介

からふるMoms

からふるMoms

KaRaFuRuのママライターチームです。

facebook line twitter
関連記事