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2021.03.29
#子育て#福岡

現役小学生ママが教える、いまどき福岡市の小学校事情

福岡市の公立小学校事情を知りたい!

春の引っ越しシーズンが近づいてきました。4月から福岡市に転居することになった子育て家庭もあるかもしれませんね。

子どもが福岡市の小学校に通うことになるけれど、福岡市に知り合いがいないから小学校事情が分からない!という方のために、現役小学生ママである筆者の経験から、福岡市の小学校事情をご紹介いたします。

※筆者の子どもが通う小学校の場合です。学校によって異なる場合がある点はご了承ください。

入学前に準備するものは?

一般的に必要なものの代表格といえば、ランドセルですよね。小学校からの案内が来る前に、年長さんになるとランドセルを予約したり、購入したりする家庭が多いのではないでしょうか。

入学前には、入学予定の小学校で入学前説明会が行われます。その時に配布されるプリントに、ランドセルの他にも入学までに準備しておくものが詳しく記載されているかと思います。

もちろん小学校ごとの違いはあると思いますので、以下に記載するのは筆者の子どもが通う小学校でのお話です。

制服はあるの?

指定の制服はありません。動きやすい服装であればOKと言われています。

園時代には「フードつきの衣類は窒息の危険があるため園内では着用禁止」という保育園もあったかと思います。

筆者の子どもの通う小学校では、さすがに登下校時・授業中にフードつき衣類を着用することは禁止、とは言われておりません。
ただし体育の時間に「寒いから」という理由で上着を着るときには、フードつきの上着はだめ、という決まりはありました。
保育園時代と比べると小学生は危険な行動は判断できるようになるため、ルールが一部自由になっている部分もあるようです。

これとは反対に、小学校では女の子の髪ゴムやヘアピンは飾りのない黒や紺のもの、というルールがあります。
筆者の小学生時代を思い返しても、そこまで厳しく指定されていなかったと思うので、なんだか窮屈になったなぁというのが率直な感想です。

体操服は指定のもの?

指定のものはなく、シンプルな色の体操服であれば良いとされています。赤白帽も学校指定のメーカーや、学校での一斉購入ではありませんので、各家庭で購入することになります。

もちろん、保育園時代の体操服を継続して利用してもOKです 。

子ども自身は新しい体操服をほしがる場合が多く、結果として上は白、下はネイビーの組み合わせで購入したものを着る子が多いと思います。
運動会の時には、同じような格好をした集団の中から我が子を見つけることが難しいので、その日だけ目印として園時代の体操服を着てもらい、我が子を見つけやすくするという家庭も多いですよ。

また体操服には常時、年、組、名前、組分け(赤組か白組か)を明記したゼッケンをぬいつけておくことも求められます。進級とともにクラス替えがあればゼッケンの縫い付け直しという作業が発生します。
夏服、冬服どちらにもゼッケンが必要で大変です・・・。

文具や教材に決まりはあるの?

鉛筆、筆箱、消しゴム、赤鉛筆など、定番の文房具はいずれもメーカーや購入場所などの具体的な指示はありません。しかし「キャラクターでないもの」「消しゴムは白」など、細かく指定されていることが多いかと思います。

また、鍵盤ハーモニカについてもメーカー指定はなく、既に持っているものがあれば購入しなくても大丈夫です。
筆者の家では持っていなかったので新たに購入しましたが、吹き口だけ指定メーカーのものを購入し、鍵盤ハーモニカ本体は小学校にあるものを借りて使うこともできるようです。

一人に一台タブレット端末があり、オンラインによる授業参加も可能

新型コロナウイルス感染拡大という社会背景により、小中学校へのタブレット端末の配布がすすんだことは、福岡市の強みといえるかもしれません。

2021年からはいよいよオンライン授業でタブレットを使う試みがはじまりました。土曜授業がある日には、タブレットを持ち帰り、自宅から授業に参加しています。

こうしたオンライン授業については、現時点ではまだ試験的な取り組みではあります。しかし健康に不安のある児童や、風邪の回復期で登校は控えたいという児童は、自宅から授業に参加することもできるので授業に遅れることもなくて良いなと感じています。

筆者としては、この取り組みのスピードだけでも、我が子が通うのが福岡市の小学校で良かったなと感じています。

まとめ

小学校ごとの違いはあるとしても、福岡市では経済政策によって増えた税収を子育て世代へ還元するとして、令和3年7月から子ども医療費の通院助成が大きく拡大される予定です。子育て世代を応援しようというメッセージが感じられますよね。

筆者の個人的な感想ではありますが、福岡市の子育て環境、なかなか良いですよ!

住み慣れた街からの引っ越しは大変な面もあるでしょうが、新しい街で楽しい時間を過ごせるといいですね!

参照
【ふくおか安心ワンコイン】子ども医療費の通院助成を大きく拡大します。-高島宗一郎オフィシャルブログ
子ども医療費の自己負担『ふくおか安心ワンコイン』-福岡市

rimos
小学生と保育園児の姉妹育児中のママ。金曜夜のビールが大好物。仕事も家事も時短命。

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からふるMoms

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KaRaFuRuのママライターチームです。

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