withコロナの夏 子どもとの生活の楽しみ方
2020年の夏は、いつもの夏とは大幅に異なりました。
新型コロナウィルスの影響で、外出制限こそ解除されているものの県をまたいでの移動は自粛傾向にあり、人ごみへの外出は控えているご家庭がほとんどだったと思います。
せっかくの夏休み、家族とのお出かけも子ども時代の大切な思い出の1つですが、そんなお出かけすらはばかられてしまう、そんな夏となってしまいました。
そんな夏ではありましたが、少しでも楽しく過ごすために、筆者の家庭で今年の夏チャレンジしたことがあります!
今回は『withコロナの夏』と題して、我が家が試した夏の過ごし方をご紹介します。
オンライン英会話をスタート!【with 娘(5歳)】
筆者には3人の子どもがいます。上の2人はともに中学生。そして、末娘は5歳の幼稚園児です。
中学生の息子達に夏期講習を受けさせようと考えていたのですが、通える範囲の塾の夏期講習日程を調べてみると、ほぼ学校の登校日と重なっていました。
そう、筆者の地域の中学校は春のコロナ外出自粛期間の関係で夏休みが短縮されており、今年は10日間しかお休みがありませんでした。学校の授業時間を割いて塾に通うのは本末転倒…と考え、今年の夏期講習受講は断念したのです。
夏期講習以外に勉強できるオンライン塾など色々と情報を集めていたところ、幼稚園児から小学校低学年までを対象にしたオンライン英会話が目に留まりました。
娘の幼稚園も例年より期間短縮された夏休みでしたが、それでも3週間ありました。ただし、その間も兄達が学校に行っているため、家庭的には平常運転です。近所の公園くらいにはお出かけしますが、遠出もままならず、暇を持て余す娘。
そこで目に留まったオンライン英会話の案内です。早速娘に「やってみる?」と聞いてみたところ、「やってみたい!」と言うので、まず無料受講に申し込みました。
Zoomで参加する形式のオンライン授業で、時間は30分・週1回です。記念すべき第1回目は「数字の1から12を英語で言ってみよう」という内容でした。
受講人数は7~8人ほどだったでしょうか。みんなで数を数えるだけではなく、ゲーム形式も取り入れて授業は進んでいきました。側で見ていても、とても楽しそうに受け答えしている娘。
受講終了後に「どうだった?」と感想を聞くと「楽しくて楽しくて、もっとやりたかった!」と、満面の笑みと共に嬉しいお返事が返ってきました。自宅という場で受講したため、緊張しなかったのも良かったのかもしれません。
幼稚園児の娘に学習塾的なものはまだ早いのでは…と思っていたのですが、本人のリアクションはとても良く、継続していこうと思っています。
家族でドライブ旅行を決行!
筆者は現在北海道在住ですが、移住してきたのは約3年前です。しかし、毎年夏は息子達の部活の対外試合や合宿などが忙しく、ほぼお休みの無い夏休みを過ごしてきました。そのため、北海道の名所観光らしいことをしたことがなかったんです。
ところが今年はコロナの影響で対外試合および合宿が全て中止となり、久々のお休みが取れました(と言っても完全オフは2日間だけでしたが 笑)。
県をまたいだ移動はできませんので、せっかくならばと、北海道内の名所をドライブしながら廻る計画を立てたのです。
富良野・恵庭方面を車で巡ることにし、キレイな景色を堪能しました。
富良野と言えばラベンダー畑が有名ですが、時期がすでに遅くラベンダーは満開という状態ではありませんでしたが、それ以外の色とりどりの花が咲いていました。お天気に恵まれたことも幸いし、キレイで広大な景色を思う存分味わうことができたのです。
昼食は、新しくできた道の駅や地域で評判のお店をネットでチェックし、テイクアウトしてドライブしながら車中で食べるようにしました。
ほぼ車中で過ごす家族旅行で子ども達にとっては退屈だったのでは?…と心配だったのですが、思いのほか良好だったようです。
今年に入ってから、不安で閉鎖的な雰囲気を感じ続けていた中、久しぶりにゆったりとした気分で家族の時間を持つことができました。
まとめ
全国的に新型コロナウィルスの影響がまだ収束しない中での、我が家の今年の夏にチャレンジしたこと・楽しんだことをご紹介しました。
どうしても閉鎖的環境下で楽しむ方法ばかりを選択することになってしまいましたが、明るい夏の思い出として少しでも子ども達の記憶に残ることを意識して取り組んだつもりでいます。
まだまだ新型コロナウィルスは予断を許しません。1日も早い終息を願うとともに、その中でも感染予防を行いつつ子ども達と前向きに時間を過ごしていけたら良いな…と思っています。
白藤さつき
13年間正社員として勤務。お局街道まっしぐらと思いきや、予想外に結婚。はたまた予想外に3人の子を持つ子だくさん母となる。現在、肝っ玉母ちゃんライターとして活動中。