toggle

365日からふるに子育て!第93回 ~夏バテしない体は「生活リズム」から!元気に夏を乗り切る習慣~

「次世代へ健やかな未来をつなぐ」ウェルサポのフレンドナース古舘です。

梅雨が明け、本格的な夏が始まるこの時期。毎日暑い日が続くと、大人でも「なんとなくだるい」「食欲がない」「夜ぐっすり眠れない」と感じることがありますよね。実は、子どもたちも同じように、暑さによって体に負担がかかっています。

子どもは体温調節機能が未熟なため、 大人よりも暑さの影響を受けやすいと言われています。そのため、気づかないうちに疲れがたまり、「朝から機嫌が悪い」「食事が進まない」「遊びたがらない」「いつもより甘えん坊になる」といった様子が見られることがあります。これらは、夏バテのサインかもしれません。

「夏バテ」というと特別な対策が必要なように感じますが、 実は毎日の生活リズムを整えることが一番の予防法です。今回は、ご家庭で今日から取り入れられる3つのポイントをご紹介します。

 width=

 

1. 朝ごはんは「体のスイッチ」

朝起きたばかりの体は、まだ眠っている状態です。朝ごはんを食べることで胃腸が動き始め、体温が少しずつ上がり、脳や体が「今日も活動する時間だよ」と目覚めます。

朝食を抜いてしまうと、午前中に必要なエネルギーが不足し、ぼんやりしたり、疲れやすくなったりすることがあります。また、体温が十分に上がらず、熱中症への抵抗力も低下しやすいと言われています。

暑い朝は食欲がわかないこともありますが、「しっかり食べなければ」と気負う必要はありません。おにぎりやパン、バナナ、ヨーグルト、具だくさんのお味噌汁など、食べやすいものから始めてみましょう。

さらに、卵や納豆、チーズ、しらす、ヨーグルトなど、たんぱく質を少し加えることで、体づくりや疲労回復にも役立ちます。

忙しい朝だからこそ、 完璧を目指すより「何か一口でも食べて出発する」を目標にすると続けやすくなります。

 

2.暑くても体を動かそう

「暑いから外遊びはお休み」という日も増えてきます。しかし、適度な運動は夏バテ予防にとても大切です。

体を動かすことで血流が良くなり、食欲が湧きやすくなるだけでなく、夜も自然と眠りにつきやすくなります。子どもにとっては、遊ぶことそのものが運動です。

とはいえ、炎天下で無理に遊ぶ必要はありません。真夏の日中は熱中症の危険が高まるため、比較的涼しい朝や夕方に散歩をしたり、公園で短時間遊んだりするのがおすすめです。

また、室内でも十分に体を動かすことができます。音楽に合わせて踊ったり、親子で体操をしたり、風船遊びやトンネルくぐりなども楽しい運動になります。保育園で覚えた体操をお家で一緒にやってみるのもいいですね。

汗をかいた後は、水分補給を忘れずに。のどが渇いてからでは遅いこともあるため、遊ぶ前・遊んでいる途中・遊んだ後と、こまめに飲む習慣をつけましょう。

「たくさん運動すること」ではなく、「毎日楽しく体を動かすこと」が何より大切です。

 width=

 

3.昼寝は「長すぎない」がポイント

保育園では成長に合わせた時間のお昼寝をしていますが、休日になるとつい長く寝てしまうこともあります。昼寝は体力を回復させるために欠かせない時間ですが、長時間眠りすぎると夜になかなか寝つけず、翌朝も起きられないという悪循環につながることがあります。

休日もできるだけ保育園と同じような生活リズムを意識すると、月曜日の朝もスムーズに登園しやすくなります。 また、夏は寝苦しさから睡眠の質が下がりやすい季節です。寝る前に部屋を涼しくしておいたり、エアコンや扇風機を上手に使ったりすることで、ぐっすり眠れる環境を整えましょう。

寝る直前までテレビやスマートフォンを見続けると脳が興奮し、寝つきが悪くなることがあります。寝る前は絵本を読んだり、お話をしたり、ゆったり過ごす時間をつくるのもおすすめです。

十分な睡眠は、疲れた体を回復させるだけでなく、免疫力を保ち、暑さに負けない体づくりにもつながります。

 width=

 

4.さいごに

夏バテは、暑さだけが原因ではありません。食事・運動・睡眠のバランスが崩れ、生活リズムが乱れることで、少しずつ体に疲れが蓄積していきます。

だからこそ、

  • ・朝ごはんを食べる
  • ・適度に体を動かす
  • ・昼寝や夜の睡眠のリズムを整える

この3つを意識するだけでも、お子さんの体は暑さに負けにくくなります。 完璧にできなくても大丈夫です。一つでも取り入れられることから始めてみましょう。 毎日の小さな積み重ねが、元気いっぱいの夏につながります。

暑い夏だからこそ、生活リズムを大切にしながら、ご家族みなさんで笑顔あふれる毎日を過ごしてくださいね。


      <ウェルサポについて>

      ウェルサポでは、臨床経験20年の看護師が最強のサポーターであるフレンドナース(かかりつけナース)となり、身心の相談はもちろん、子育てや介護、ご家族の健康に寄り添ったオンラインのチャット相談を行っています。他にも、オフラインで行う定期訪問サポートやアテンドサポートなどがあります。社会福祉士、健康運動指導士、助産師、管理栄養士などの専門家とも連携しています。

      一般財団法人ウェルネスサポートLab(ウェルサポ)情報

      webページ : https://www.wellsuppo.or.jp
      メールアドレス:info@wellsuppo.or.jp  
      電話番号:092-231-9762

       

      〇ライター紹介

      古舘美妃(ふるたちみき)
       ナース歴25年。福岡赤十字病院に21年間勤務し、緩和ケア認定看護師として活躍。
      現在はウェルサポのフレンドナースとして活動中。プライベートでは小学6年生の女の子のママ。

      <フレンドナースになったきっかけ/喜びを感じること>
      地域でのびのび活動したいという思いから。地域の皆さんと世間話ができる時間がとても好きです。

      <得意なこと>
      人の話を聞くこと、間違い探し

      <苦手なこと>
      機械操作

      ライター紹介

      一般財団法人ウェルネスサポートLab 

      ウェルサポ

      臨床経験豊富な看護師がフレンドナース(かかりつけナース)となり、自身の身心の相談はもちろん、子育てや介護、ご家族の健康に寄り添ったオンラインのチャット相談を通して、「不安不調期から取り組む健やかな暮らし」のサポートを行う専門家チーム。

      facebook line twitter
      関連記事