#ライフスタイル
今年の秋は「走る秋」に!プロトレーナーに聞く「走るコツ」
朝晩涼しくなり運動しやすい季節になりました。様々な「⚪︎⚪︎の秋」がありますが、今回は「スポーツの秋」に注目してみましょう。皆さんはどんなスポーツをされていますか?一番手っ取り早く始められるのは「ランニング」ですが、すでに走っている方やこれから何かスポーツを始めたい方、この秋は「フルマラソン」を目標に走ってみませんか?
プロトレーナーに聞いた、走るコツやフルマラソンに出るための準備などをご紹介します。
まずは近所だけでも!走ることのススメ
家庭や子育てから離れて、自分だけのひとりの時間が欲しい!と思っている方、ぜひ、ジョギングから初めてみてください。ひとりの時間を何も考えずに無になって、体を動かせるのは、体ひとつでできるジョギングです。
仕事や育児でネガティブになっても、走ると前向きな気持ちになれ、何より体がしぼれて健康になります。
だまされたと思って、子育て中のママも、ちょっと走り出してみてください。10分でも近所を走るとリフレッシュできるだけでなく、心がちょっとすっきり、晴れやかな気持ちになれますよ。
プロトレーナーに聞く「走るコツ」
福岡市内でジョギングクラブを主催、元100キロワールドカップ(100kmの距離を走るマラソン)日本代表で、現在はパーソナルトレーニング指導、実業団のトレーナーなどもしていらっしゃる「RUN FIT」の小島成久さんに走ることについて、お話をうかがいました。
Q.走るときついのに、達成感や爽快感、前向きな気持ちになれる。なぜだろう?
ランナーあるあるで、皆さん同じような感覚を味わっています。脳の中で、高揚感、達成感などを感じ、その状態を脳は覚えていて、また味わいたいと思ってしまうようです。走ることで、脳でセロトニンという幸福感を得られる物質が増えると言われています。
Q.はじめてフルマラソンにチャレンジするには何から始めたらよい?
基本となるのはウォーキング。30分休まず歩くことができるのなら、週2,3回で良いので歩くようにしましょう。30分歩くことに慣れてきたら、電柱から電柱の1本分、走ってみてください。
早くなくて良いから、ジョグ(ゆっくり走る)。電柱1本分の間隔をジョグできれば、2,3本と増やしていきましょう。慣れてきたら、距離をのばして、30分ゆっくりジョギングしてみてください。継続するうちに、走れる距離が伸びていくので、面白くなるはずです。
まずは運動不足の解消、運動継続の習慣をつけてみてください。
Q.どのくらい走れるようになると、フルマラソンを完走できる?
日頃のジョギング10キロが、当たり前に休まず走れるようになれば、完走に太鼓判です。
ポイントは決して無理をしない。初心者にありがちなオーバートレーニングには気をつけてください。マラソンの基本は、LSD(ロング・スロー・ディスタンス)です。長い時間をかけて、ゆっくりと距離を走ること。体の中にある毛細血管の発達を促し、運動中にたくさんの酸素を取り込めるような体を作るのが目的です。おしゃべりできるくらいの、ゆっくりしたペースで、フルマラソンに耐えられる体力をつけていきましょう。
Q.一人で練習すると、怠けてしまったり、心が折れてしまったり。どうしたらよい?
ランニングクラブや走り方教室に入り、一緒に走る仲間をみつけることは大事です。
楽しく日々、トレーニングできる工夫をしてみてください。私が運営する「RUN FIT」でも、ランニングクラブがあり、皆で切磋琢磨して楽しく走っています。プライベートレッスンや、さまざまなイベントも企画しています。多くの方が、充実した楽しいランニング生活を送れますように!
おわりに
小島さんは、明るく気さくな方でした。走る以外にもトレーニング、ケアなど、プロフェッショナルならではの知見も豊富です。是非、走ることで疑問がある方は、お気軽にご相談されてください。
この秋は、ぜひ走ることを始めてみて、最終的にはフルマラソンを目指して頑張ってみましょう!
「RUN FIT」 小島成久さん:http://www.runfit2020.co.jp
よっし
中学生、小学生を育てる3児のシングルマザーです。夢はシングルマザーが苦労しないで仕事、子育てをできる世の中にする事です!! ビール、エアロビクス、ジョギングが大好きです。
ライター紹介
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