絵の具遊びで家遊びの退屈を解消!準備するもの&おすすめの遊び方4選
「今日は外で遊べないから家で絵の具遊びしたい」とお子さんに言われたママやパパ!
- 絵の具セットって高そう
- お絵描きだけだとすぐ飽きる気がする
準備も片づけも面倒そうな絵の具遊びは、つい敬遠したくなりますよね? しかし実際にやらせてみると、子どもの意外な集中力やセンスが垣間見えます。絵の具遊びと家遊びの良さをぜひ体験してください。今回は、絵の具遊びで必要な道具と、様々な遊び方についてご紹介します。
家で絵の具遊びする時に準備するもの
小学校で使うような絵の具セットがなくても、お家で絵の具遊びはできます。今回準備したものは以下のとおりです。
- 絵の具
- 筆洗いバケツ
- 筆
- パレット
- 筆拭き布
- 画用紙
道具はすべて100円ショップ「セリア」で購入できました。
専用の道具がなくても、水入れは空きビン、パレットはお弁当用トレイ、筆拭き布はティッシュで代用可能です。本当に必要なものは絵の具と筆だけ。コピー用紙でお絵描きすると、水の量を上手に調節できず、紙がびしょびしょになってしまいます。画用紙など厚みのある紙がおすすめです。
集中して楽しめる絵の具の遊び方4選
1.お絵描き
パレットに好きな色を出して自由にお絵描き。絵の具遊びの面白いところは、色を自分で作れること。「赤と白を混ぜたらピンクになるよ」とママパパが教えてあげると子どもにとっては新しい発見となるでしょう。「黄色と青を混ぜたら緑になった!」と自分で混ぜて色を作ることを覚えることが増えていきそうですね。
2.フィンガーペインティング
普通のお絵描きに飽きたら、次はフィンガーペインティング。
フィンガーペインティングとは筆を使わず、指や手を使って描く手法のこと。筆を上手に使えない年齢の子どもでも楽しく絵の具遊びができます。手に絵の具が付く感触を楽しむことができるのもポイントです。服や机を汚されたくない時は、机に新聞紙を敷いたり、汚れてもいい服を着せてから遊ばせるのがおすすめです。
3.野菜スタンプ
次は「野菜スタンプ」にも挑戦してみましょう。野菜のヘタなど食べずに捨ててしまう部分に絵の具をつけてスタンプのように遊ぶ方法です。今回は、にんじんを使用しましたが、レンコンやピーマンなど切り口に特徴がある野菜を使うとより楽しめます。
4.色水作り
最後は、パレットに残った絵の具を使って、色水作り。小さなペットボトルに水を入れ、絵の具を溶かして色のついた水を作る遊びです。ここでも、色の勉強ができますね。パレットの絵の具を無駄にしないよう、最後まで絵の具遊びを堪能できる方法です。
【補足】絵の具遊びの正しい方法
楽しく遊ぶのが第一なので、あまり細かく口出しせずに見守りたいところ。もし、子どもから「どんな風に使えばいいの?」と質問されたときに答えられるよう、それぞれの道具の正しい使い方を確認しておきましょう。
1.筆洗いバケツの使い方
筆を洗う用のバケツは一般的に水を入れる場所が3~4個に仕切ってあります。これは筆をキレイに洗うためです。
1ヶ所目・・・使ったばかりの筆を洗う
2ヶ所目・・・筆をキレイにすすぐ
3ヶ所目・・・仕上げ用、筆に水を含ませる
仕切られている部分を使い分けることで、筆の絵の具をキレイに落とせます。
2.パレットの使い方
パレットの小さな部分に絵の具を一色ずつ出して、広い部分で色と色を混ぜて使います。何も知らないと、広い部分にすべての色を出して混ぜてしまいますので、一言声をかけるといいでしょう。
3.筆の使い方
クレヨンや色鉛筆と同じように、筆を使ってしまうと、毛先がつぶれて上手に塗れません。軽い力でも色がつくことを最初に教えてあげましょう。
外遊びできない日は家で簡単に絵の具遊びしよう!
今回は家で絵の具遊びする時に準備するものや、変わった遊び方を4つ紹介しました。
- 必要なものは絵の具と筆だけ
- パレットや筆洗いバケツ、筆拭き用の布などがあれば便利
- 絵の具でできる遊びはフィンガーペインティングや野菜スタンプ、色水作りなどがある
- 絵の具は色が混ざるところや、手や指を使って描けるところが魅力的
クレヨンや色鉛筆でのお絵描きでは味わえない感覚が得られるのが絵の具遊びの醍醐味。幼稚園・保育園児にもなれば片づけまで一人でできます。大人が思いつかないような色の組み合わせで絵を描くこともあり、子どもの感性を育てるのにとてもいい遊びです。
クレヨンや色鉛筆を使ったいつものお絵描きに飽きた時や、外で遊べなくて日には、ぜひお家で絵の具遊びをしてみてくださいね。
Saki
男の子1児のママ。読書が趣味。好きな作家は有川ひろさん。