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365日からふるに子育て!第32回~冬の乾燥から子どもの肌を守る・「食」からできる乾燥肌対策!~

「次世代へ健やかな未来をつなぐ」

ウェルサポの管理栄養士、西田です。

寒さが厳しい季節になりました。気温の低下や空気の乾燥は子どもの肌にも影響を与え、頬が赤くなってカサつくなど、肌トラブルが目立つようになります。肌の状態は、その材料となる食べものの影響も受けるため、必要な栄養素を積極的に摂ることは体の内側からできる乾燥肌対策といえます。冬の乾燥から子どもの肌を守るために、「食」を見直してみませんか?

1.子どもの肌と食べ物の関係

成長過程にある子どもの肌は、おとなの肌と比べていくつか特徴があります。

①皮膚が薄い(赤ちゃんの皮膚の厚さはおとなの1/2)

②皮膚表面を覆っている皮脂が少ない(分泌量はおとなの1/2~1/3)

③水分を保つ力が弱い

そのため、外から受ける刺激から体を守る力や、うるおいを保つ力などが未熟で、バリア機能が弱くとてもデリケートです。特に空気の乾燥により日常的にうるおいが失われやすい冬は、1年のうちで最もダメージを受けやすく、カサつきやかゆみなど肌トラブルを起こしやすくなります。

食事から摂った栄養素は、血液を介して全身に運ばれ、体の健康や成長のために使われます。私たちの体は毎日口にする食べものから作られるため、必要な栄養素をしっかり摂ることで、体全体のコンディションを整えることができます。

肌のバリア機能を保つ力や、水分を蓄えたりする力などは、たんぱく質やビタミン、ミネラルなどが大きく関係します。デリケートな子どもの肌をサポートする栄養素を、日々の食事から摂り入れていきましょう。

また、肌が乾燥しやすくなる原因として、食習慣や生活習慣の乱れもあります。例えば、朝ごはんを食べない、お菓子やジュースでお腹がいっぱいになり食事が食べられない、寝る時間が遅くなり睡眠が十分とれていないなどです。肌のコンディションを良い状態にするために、生活の質も整えていきましょう。

2.肌の調子を整える食べもの

食事からできる乾燥肌対策として、色々な食べものをバランス良く食べることが基本ですが、その中でも肌の調子を整える役割をもつ食材があります。

  • 肌をつくる材料になる

肉・魚・卵・豆腐・厚揚げ・納豆・高野豆腐など(たんぱく質)

  • 皮膚や粘膜の健康を保つ

人参・卵・レバー・トマト(ビタミンA)

  • 肌のダメージを軽減する

赤ピーマン・ブロッコリー・じゃがいも・キウイ・イチゴ(ビタミンC)

  • 肌のバリア機能を高める

サバ・ほうれん草・かぼちゃ・さつまいも・大豆製品(ビタミンE)

  • 肌のうるおいを保ち乾燥を防ぐ

生芋こんにゃく(セラミド)

  • 肌のハリや弾力をサポートする

トマト・スイカ・マンゴー(リコピン)

上記に挙げたもの以外にも、大根や白菜、ブロッコリーなど冬に旬を迎える食材にも、今の時期のお悩みを和らげてくれる栄養素が豊富に含まれます。季節の実りを楽しみつつ、肌のコンディションをサポートできるので一石二鳥ですね。

3.肌が元気になるおすすめレシピ

肌の調子を整える栄養素がギュッと詰まったおすすめレシピをご紹介します。鶏肉を焼いて野菜と一緒に煮込むだけなので簡単に作れます。

【チキンのトマト煮込み】

《材料~4人分》

・鶏もも肉    2枚

(鶏肉の下味用)

・塩     小さじ1

・こしょう    少々

・油       少々

・人参     1/3本

・たまねぎ   1/2個 

・しめじ    1/4袋

・にんにく    少々

・トマト缶    1缶

・水      200㏄

・固形コンソメ  1個

・砂糖    大さじ1

・塩・こしょう  少々

《作り方》

フライパンに油をひき、鶏肉(塩、こしょうで下味をつけ、片栗粉をまぶす)を入れ中火にかける。

鶏肉に美味しそうな焦げ目がついたら、お好みの大きさに切った人参、たまねぎ、しめじ、にんにくを入れて炒める。

②にトマト缶、水、固形コンソメ、砂糖、塩・こしょうを入れて15分程度煮込んで出来上がり。

4.さいごに

冬は空気の乾燥により、おとなも子どもも肌のコンディションが乱れやすくなります。毎日のスキンケアでしっかり保湿しながら、肌をサポートする食事で体の内側からケアしていきましょう。乾燥肌は個人差が大きいので、気になる方は早めに医療機関にご相談ください。

<ウェルサポについて>

臨床経験豊富なフレンドナース(かかりつけナース)が、利用者自身の身心の相談はもちろん、子育てや介護、ご家族の健康に寄り添ったオンラインのチャット相談を行っています。他にも、オフラインで行う定期訪問サポートやアテンドサポートなど行っています。社会福祉士、健康運動指導士、助産師、管理栄養士などの専門家や他サービスとも連携して、利用者とそのご家族の「自分らしい健やかな暮らし」をサポートしています。

一般財団法人ウェルネスサポートLab(ウェルサポ)情報

webページ : https://www.wellsuppo.or.jp
メールアドレス:info@wellsuppo.or.jp  
電話番号:092-231-9762 

〇ライター紹介

西田 美穂(にしだ みほ)

管理栄養士歴20年。「若いうちから食事や栄養に関心を持てばよかった」「病気になる前の食事に気を配ればよかった」など食生活への後悔の声を多く聞く機会が多く、もっと食生活や栄養に関心をもってもらいたいとウェルサポの管理栄養士として活動中。最近の好きなことは「ちょっとだけ幸せごはん」と題して、自分や誰かが幸せになった食エピソードを聞くこと。プライベートでは高校生と中学生のママ。

ライター紹介

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