ダンボールで３０秒製作！親子でドキドキ、ワクワクするブラックボックスの作り方＆遊び方

おうちで、簡単に子どもと一緒に遊びたいな。お友達が遊びに来てくれたけど、何して遊ぼうかな。そんなときに、ダンボールなどの空き箱１つですぐに遊べちゃう、ブラックボックスの作り方をご紹介します。

保育所で、幼稚園で、小学生の子供会で…、年齢問わずにおおいに盛り上がることができるブラックボックス遊び。小さい子から小学生、そして大人まで、ドキドキワクワク楽しめちゃいますよ。

ブラックボックスとは

ブラックボックスとは、「中身がどうなっているか不明である」という意味です。中身が何かわからない、ちょっと怖い…不気味⁉といった感じが、子どもにはとってもドキドキワクワクするみたいです。

ブラックボックスの作り方

用意するもの

・ダンボールなどの空き箱

・カッター

作り方

1. 縦15～20センチ、横25～30センチ位のダンボールを用意し、上部、下部をガムテープで十字にとめます。

2.底の部分を下の画像のように切り離します。

3.装飾する場合は、画用紙などで外側を貼り合わせます。(筆者は裏がシールになっているメイクアップシートを使用しました。)「？」マークを付けると、よりゲーム感を演出できますよ。

4.上部に手が入る大きさの穴を鉛筆で下書きし、カッターでくりぬいたら完成です。

ブラックボックスの遊び方

箱の中にそーっと手を入れてみて、触っただけで、中身が何か当てる遊びです。

まず、手を入れる人には目をつぶっていてもらい、周りの人は、箱の中に好きなものを１つだけ入れます。

入れ終わったら目をあけてもらい、手を入れる前に、周りの人が「はこのなかみはなんでしょう⁉」「なんでしょうね⁉」などと手拍子をして掛け声をかけて手を入れるようにすると、みんなの緊張感や注目度が上がって盛り上がります。

そうっ…と手を入れ、「えーっと…なんだろう？」と

手の感触だけを頼りに中身を考えて…

何が入っているのかわかったら、答えを言ってもらいましょう。

ブラックボックスの中身

ブラックボックスの中身は、見ないで触るだけで当てなくてはいけないので、子どもがよく知っているもの、よく使う身近なもの、予想できるものがおすすめです。小さい子には好きなおもちゃや保育所や幼稚園、家で使っている日用品、小学生には文房具や野菜などがおすすめです。

1. おもちゃ

【例】くるま、ブロック、ぬいぐるみ、こま、ハーモニカなどの楽器

子どもがよく遊んでいるおもちゃは手によくなじんでいて安心感もあるのでおすすめです。

2. 保育園や幼稚園のもの

【例】帽子、体操着、バッグ、タオル、コップ、水筒、粘土、なわとび、上履きなど

子どもが生活の中でよく手にしているものもおすすめです。

3. 文房具

【例】鉛筆、消しゴム、定規、ノートなど

小学生におすすめです。普段よく触っているものだから、簡単すぎるかもしれませんが、遊びはじめにおすすめです。

4. 家にある日用品

【例】くし、歯ブラシ、ドライヤー、スリッパ、時計、しゃもじなどのキッチン道具、小さい箒など

普段何気なく使っているものですが、いざ手の感触だけで当てようとすると「ん？」と考えるかもしれません。少し考えたらすぐわかる、あまり難しすぎないものが安心でおすすめです。

5. 食べ物

【例】にんじん、たまねぎ、じゃがいも、かぼちゃ、ごぼう、ブロッコリー、バナナなど

小さい子から小学生まで幅広くおすすめできるアイテムです。ごぼうやブロッコリーなど、案外難しくて面白いかもしれません。

入れると盛り上がるもの

【例】風船、キウイ、こんにゃく、スライム、保冷剤、コロコロクリーナー、動くおもちゃなど

ふわふわ、プニプニ、ざらざら、冷たい、ペタッとくっつく、動くなど、子どもたちが「きゃー⁉」と悲鳴をあげて、「なにこれ⁉」「こわい～‼」などと非常に盛り上がります。

ただ気を付けたいのは、子どもによっては手を入れるのを怖がってしまうことがあります。

園では、「食べ物だよ」などと先にヒントをあげて、子どもが安心できるもので遊び、子どもたちが慣れてきて、もっとドキドキしたいな、となってきたら刺激的なものをそっと追加して、保育士も子どもたちの反応を大いに楽しんでいました(笑)

あまりおすすめしないもの

熟した果実や野菜(トマトなど)、触って痛いもの(たわしなど)、臭いもの(ねぎなど)、卵

ぐちゃっ…と潰れてしまったり、触ると少し痛かったり、手が臭くなってしまうものは、本人が嫌な思いをしてしまうかもしれないので、避けた方が良いでしょう。

キウイなどザラザラするものは、先に「ゆっくり触ってね」と声をかけてあげましょう。また、子どもの性格を考えながら、本人が楽しめるものを大人が考えてあげましょう。時には、子どもが選んで大人が手を入れる逆パターンも試してみてください。大人だって、目に見えない箱の中に手を入れるのは、ドキドキするものですよ。

おわりに

ブラックボックス遊びをご紹介しました。

この遊びは、箱１つで年齢問わずに子どもも大人も楽しむことができるのでおすすめです。おじいちゃんやおばあちゃんと一緒にやってみても面白いですよ。ぜひ遊びのレパートリーに入れてみてくださいね。

オリーブ　

もと保育士のアラフォー主婦。園児１人、小学生２人の３児を子育て中のダブルワークママ。『スキマ時間に10分間、おカネをかけずに親子で本気遊び』を模索中です♪