小学生のお小遣い事情〜アンケートやお金の勉強ができるおすすめサイトを紹介〜
子どものお小遣いってどうしていますか?
小学生の子どもにお小遣いを渡すべきかわからない
みんな、いくらくらい渡しているのか気になる
ほかの家庭ではどのようにしているのかな?
と悩んでいるママやパパも多いのではないでしょうか?
我が家の来年小学生になる息子も、お金に興味を持ち始め、本格的にお小遣いやお金に関する教育をする必要性を感じるようになりました。
そこで今回は、子どものお小遣いに関するアンケート調査結果や、我が家のお小遣い事情、さらに自宅で楽しくお金について学べる教材について紹介します。
ほかのお家はどうしている?子どものお小遣い事情
子どもが物を欲しがったり、お金に興味を持ち出したりすると、子どもへのお小遣いを検討し始めるご家庭も多いかもしれません。他のご家庭ではどうしているのでしょう。
今回は幼児や小学生の子どもを持つママやパパ向けの教育メディア「おうち教材の森」でのアンケート調査を一例としてご紹介します。
ARINA株式会社では2022年3月3日に、中学生以下の子どもを持つママやパパに「小学生の子どもにあげる毎月のお小遣い額は?」とアンケートを行いました。その結果がこちらです。
調査方法:インターネット調査
調査人数:200人(10代:3人、20代:33人、30代:86人、40代:48人、50代:23人、60代以上:7人)
調査主体:ARINA株式会社、おうち教材の森
調査時期:2022年3月3日
調査レポート:https://naki-blog.com/study/survey-report-3
1位:0円
2位:500円
3位:1,000円
4位:300円
5位:2,000円
6位:100円
7位:3,000円以上
0円と答える割合が最も多く、「小学生にお小遣いはまだ必要ない」と感じているようです。一方で、すでにお小遣いを渡しているご家庭も見受けられました。
小学校に入ると交友関係や行動範囲が広がり、子どもだけで遊びに行くことも少しずつ増えることも多いかと思います。そういった事情を踏まえ、お小遣いをあげ始めているご家庭も多いのかもしれませんね。
引用:ARINA株式会社、おうち教材の森 https://naki-blog.com/study/
お金の勉強の第一歩「お手伝いお小遣い制」を採用した我が子の変化
我が家では、お金に興味を持ち始めた幼稚園児の息子と話し合い、金融教育の第一歩として、「お手伝いお小遣い制」を導入しました。
我が家の「お手伝いお小遣い制」は以下のような流れです。
1. お手伝い表から、やりたいお手伝いを選ぶ
2. ママやパパにお手伝いする旨を伝える
3. お手伝いが終わったら、ママやパパが確認後、現金を渡す
4. ママやパパと一緒に金額を確認しながら、お小遣い帳へ記入する
この「お手伝いお小遣い制」を導入してから筆者が感じている、わが子の変化を3つ紹介します。
1. 嫌々お手伝いをすることがなくなった
今まではママやパパの都合やタイミングで、「洗濯物を畳んで」などと頼んでいたため、嫌々お手伝いをすることが多々あったわが子。
しかし、この制度を導入してからは、自らお手伝い表を眺め、「今日は何にしようかな?」と積極的にお手伝いをしてくれるようになりました。
2. 無駄なものを買わなくなった
これまで我が子は、コンビニや100円ショップに行っては、目についた欲しいものを、よく考えもせず買っていました。
「お手伝いお小遣い制」を導入してからは、「このお菓子はお手伝い何回分かな?」と聞くようになり、いつもなら何かしら買っていた場面でも「今日はやめておくよ」ということが増えました。
お金の価値を少しずつ学んでいる我が子に、親として恥ずかしくない行動をしなければという思いから、ママやパパも無駄遣いをしないよう気をつけるようになったので、家族全体としても良い方向に進んでいるなと感じています。
3. 働く(お手伝いする)ことの喜びや大変さを少しずつ感じるようになった
働いて(お手伝いをして)お金を稼ぐことを体験し始め、「お掃除って難しいね」「お料理するのってこんなに大変だったのか」という言葉が出るように。
お金のためだけでなく、「ママ、今日疲れてそうだからお手伝いする」と他人を思いやる行動も取るようになりました。
そんな我が子を見て、働くことやお金を稼ぐことを教える大切さや、子ども自身の成長を感じ、この制度を導入してみてよかったと感じています。
お金の勉強にいかが?金融庁のサイトで楽しくお金の勉強♪「子どもと学ぶお金の教材」
子どもにお小遣いを渡す際、我が家では子どもにお金そのものについて知ってもらいたいと思い、子ども向けの教材も探してみました。「家庭で教えられる気がしない」「難しそう」と思い辿り着いたのが、金融庁のサイトにある「カネールのKIN★YOUランド」です。
金融庁が小学生向けに作成したサイト「カネールのKIN★YOUランド」は、「金融カルタ」や「クイズ」など楽しいコンテンツが盛りだくさんです。
音声や映像が流れ、ゲーム感覚で楽しくお金の勉強ができます。「株式」や「投資」など少し難しい内容も出てきますので、大人も子どもと一緒に遊びながら学べるのでおすすめです。
出典:カネールのKIN★YOUランド https://www.fsa.go.jp/kin_you_land/index.html
お小遣いについて考えよう
今回はお小遣いに関するデータや、我が家で始めた「お手伝いお小遣い制」による子どもの変化などを紹介しました。
子どもがお金に興味があるなら、お小遣い制や金融庁のサイトなどを使って、お金について親子で考えてみてはいかがでしょう。楽しみながら知識や金銭感覚を身につけていけるとよいですね。
Saki
男の子1児のママ。読書が趣味。好きな作家は有川ひろさん。