【こどもと一緒に】UVレジン液で手作りヘアゴム、アクセサリーづくり
華やかで高見えするレジンで作るハンドメイドアクセサリーが人気です。材料は100均でもそろえることができ、簡単に作れることをご存知ですか。ポイントをおさえれば、お子さんひとりでも作れます。実際に、筆者の娘5歳(年長)が作った様子をレポートし、作り方をご紹介します。
UVレジン液とは
UVレジンとは「紫外線硬化樹脂」のことです。またUVレジン液は紫外線に反応して硬化する液体です。UVライトを照射すると5分ほどで硬化し、よく晴れた日の太陽光であれば15分~30分程で硬化します。
用意するもの
- UVレジン液
- 台座つきのヘアゴム
- ビーズや押し花、ホログラムなど装飾するもの
- 竹串または楊枝
上記4点を用意すればレジンで作るヘアアクセサリーができます。材料は、100円均一ショップや手芸店で購入可能です。お子さんと一緒にデコレーションパーツを選ぶのも楽しいですよ。
あると便利なもの(なくてもOK!)
- UVライト(UVライトがあると硬化時間が短縮できます)
- ゴム手袋 (手荒れが気になる方はご用意ください。肌荒れ防止になります)
- おしぼりやウェットティッシュ(レジン液が指についた時の拭き取り用として)
- ピンセット(ビーズや押し花などのデコレーションパーツをつまむのに便利です。手先を使った細かな作業は難しいので、用意しておくと快適に作業できます)
レジン液でヘアゴムの作り方
- 土台の真ん中からUVレジン液を少しずつ流し込みます。液がフレームからはみ出しやすいので、竹串で少しずつ広げるようにして隙間を埋めていきましょう。 ※娘は手で作業していますが、本来ならUVレジン液が手につかないように、ゴム手袋とピンセットでの作業が望ましいです。レジンによるアレルギーを発症する可能性もありますので、特にお子さまが作業される場合はお気をつけください。
2. ホログラム、押し花、ビーズなど好きなデコレーションパーツを装飾していきます。
3. UVレジン液(クリアー)で装飾を覆うように埋めていきます。折った紙などをミール皿(フレーム)の下に敷いて水平に保つと、端からUVレジン液がはみだしたりこぼれたりしにくくなります。
4. 太陽光の下で15分~30分程乾かせばできあがりです。UVライトをお持ちの方は照射するとより早く完成します。
きれいに仕上げるコツ3つ
よりきれいに仕上げるポイントをご紹介します。
1.土台に明るい色をのせる
土台の上に明るい色付きのUVレジン液を使うことで、発色が良くなります。また下記の方法でも同じ効果があります。
- 白いマニキュアを塗る
- 白い油性ペンを塗る
- 白い紙を土台の形に合わせてのせる
2.色付きのUVレジン液にする
複数の色のUVレジン液を組み合わせて使うことで、単色ものと比べ神秘的なグラデーションや色の変化が表現できます。複数の色付きのUVレジン液を使う以外にも、下記の方法でも同じ効果があります。
- 透明のレジン液にレジン用の着色料(顔料)を混ぜる
- 透明のレジン液にアクリル絵の具を混ぜる
- 透明のレジン液と、クリアファイルに描いた水性ペンを混ぜる
3.気泡を作らないようにする
レジン液は、製作の過程で気泡ができることがあります。気泡ができた場合は、竹串や楊枝で気泡をつぶしましょう。レジン液がこぼれにくく、簡単に確実につぶせます。その他に下記の方法でも有効です。
- レジン液を温める(エンボスヒーター等使用する)
- 軽く、トントンと振動を与える(少しだけ持ち上げて落とす)
こどもの「あ~やっちゃった!」を防ぐ方法
お子さんとのレジンアクセサリー製作では、こんなことが起こりがちです。傾向と対策をお伝えします。
- 「べたべたする~」→おしぼりを子どもの傍に用意
- 「散らばっちゃった~」→ビーズなど細かいものはトレイやケースに入れておきましょう
- 「ずれちゃった~」→カッターマット等、安定感のあるものを敷いて作業をするのがおすすめ
- 「兄弟にじゃまされた~」→安全かつ集中して作業できる場所(部屋の隅など)を確保
おわりに
幼稚園児や保育園児でも作れる簡単なレジン液で作るヘアゴムをご紹介しました。親子でヘアアクセサリーやキーホルダーなどの小物作りを楽しんでみませんか。
オリーブ
もと保育士のアラフォー主婦。園児1人、小学生2人の3児を子育て中のダブルワークママ。『スキマ時間に10分間、おカネをかけずに親子で本気遊び』を模索中です。