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2020.03.12
#子育て

子どもの「いやいや」は人それぞれ!イヤイヤ期の行動別対応例

一般的に、1歳半~2歳半の間にピークを迎えると言われている「イヤイヤ期」。「いやだ!」という自己主張が激しくなり、ちょっとしたことで怒ったり泣いたりするようになります。

成長のためには欠かせない過程だとわかっていても、イヤイヤ期には親の自分たちもうんざりしてしまいますよね…。我が家は年子兄弟なので、二人のイヤイヤ期が重なって大変な時期もありました(苦笑)
ただ、そのおかげで「イヤイヤ」の対象は子ども一人ひとり違っているということが分かったんです。

今回は、子どもの「イヤイヤ」対象別の親の対応例をご紹介します。

なんでもかんでも「いや!」

イヤイヤ期の典型的な子どもの行動が、何に対しても「いや!」と言うことでしょう。

「お散歩行こう」と誘っても「いや!」、「保育園行くよ」と言っても「いや!」、「ご飯食べようか」と言っても「いや!」。

こんな時、親はどうしたらいいでしょうか?

思い切って受け止めてしまうのもポイント

なんでもかんでも「いや」と言われていると「こっちだっていやだよ~」と思ってしまいますよね。

私はイヤイヤ期が始まった当初は、「いや」と言われても誘い続けたり、時には無理やり連れて行ったりしていましたが、更にかんしゃくを起こしたりして大変なことになってしまっていました。

なので、ある時、思い切って「そうか、いやか~。よし、わかった!じゃあやらなくていいよ」と受け止めてみたんです。

そうしたら、子どもは受け止めてもらえたということに満足して、黙って玄関に向かって靴を履き始めました。

ママが仕事をしていると時間の都合などがあってなかなか時間の余裕がないかもしれませんが、まずはひとことだけ「そうだよね」と受け止めてみるのもおすすめですよ。

自分でやりたい!

イヤイヤ期には、身の回りのことを自分でやりたがるようにもなります。

でも、1歳~3歳はまだまだ身支度がうまくできないですし、言葉で自分の気持ちをうまく伝えられないので、上手にできずにかんしゃくを起こしてしまうことも。

その様子を見ていると、親としては「だから、私がやるって言ったのに!」と思ってしまい、イライラしてしまいますよね。

まずはやらせてみる

先ほどと同様に、まずは子どもの気持ちを一旦受け止めてみることです。

うまくできないとはわかっていても、子どものやりたいという気持ちを認めるだけでも、子どもは満足してくれるかもしれません。

正しいやり方を教える

うまくできないのは、やり方が間違っているからかもしれません。
子どものやり方を観察してみて間違っているようなら、正しい方法を教えてあげましょう。
できたら褒めることも忘れずに。

「できない」と甘える

前項の反対で、なんでもかんでも「できない」「やって」と甘えるパターンもあります。

下の子が生まれたり、保育園などに通うようになったりすると、子どもも親に甘えたい気持ちが出てくるのでしょう。

やってあげない!

甘えたときはその気持ちを受け止めてやってあげることも、もちろんアリです。でも、私の場合は、子どもが甘えてきたときはあえて「やってあげない」ことを選択していました。
その代わり、サポートは徹底的にします。

例えば、「服のボタンをしめて」と甘えてきたら、「じゃあ一緒にやろう」と子どもの背後に回り込んで子どもの手を取り、一つか二つだけ一緒にボタンをはめる。

そして、残りのボタンは自分一人でやらせて、できたら「ほら、できたね。やったね!」と褒める。

イヤイヤ期を逆手にとって、子どもの自立心や自信を育てるきっかけとするのもおすすめです。

お友だちとうまく遊べない

公園や保育園などでお友だちと遊ぶ機会も多くなりますが、おもちゃを取られたり別の遊びをしたかったりすると、ついついお友だちに手が出てしまうことがあります。

親としては「なんで叩くの!?」とショックを受けてしまいますが、子どもはまだ自分の意思を伝えたりルールを守ったりすることが難しいので、自分の気持ちを伝える手段として手が出てしまうことが多いです。

叩いた理由を理解して同意してあげる

まず、叩いてしまった相手の子どもや親に謝ることが最優先です。

その後、自分の子どもに対して、何が理由で手が出てしまったのかを考えてあげましょう。

「おもちゃを取られた」「仲間外れにされた」「向こうが先に叩いてきた」などの理由が必ずあるはずです。

そして、その理由が分かったら「いやだったんだね」「悔しかったのね」と同意してあげて、それから「でも、叩かれたら痛いでしょ?今度は“やめて”って言おうね」と教えてあげましょう。

【まとめ】言葉にできないもどかしさを理解してあげよう!

イヤイヤ期は、うまくコミュニケーションを取れないことから、自己主張の方法も極端になってしまいがち。

成長のためとはわかっていても親はイライラしてしまいますが、子どもの「うまく伝えられない」というもどかしさを理解してあげることで、少しは心に余裕が生まれるのではないでしょうか。

子どものイヤイヤ期にうまく付き合うためには、時間の余裕と心の余裕をもって生活してみましょうね。

西島なみこ
年子の男の子+2020年3月出産予定の東京在住ママライターです。ビジネス系、キャリア系、子育て系、お出かけ情報系など、幅広いメディアで執筆活動中。愛猫2匹・愛犬1匹を溺愛しながら、子どもたちと格闘しつつ、だんなさんにプリプリ怒って生活しています。

ライター紹介

からふるMoms

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KaRaFuRuのママライターチームです。

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