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お肉が劇的にジューシーになる「塩糖水」を活用しよう!

家計にやさしい鶏むね肉。食卓に出す頻度を上げたいけれど、パサつくから家族受けが悪い!なんてことありませんか?

今回はそんなパサつくお肉もジューシーになる魔法の水、「塩糖水」を紹介します。この存在を知ってから我が家の食卓には欠かせない調理方法となっています。

材料は塩・砂糖・水だけ

「塩糖水(えんとうすい)」とは、2年位前に読んだ雑誌で料理研究家の上田淳子さんが紹介していた、食材がおいしくなる漬け込み液です。

塩糖水漬けをした食材は、びっくりするほどジューシーに柔らかくなります。

  • 塩 小さじ1弱(正確には小さじ2/3)
  • 砂糖 小さじ1.5
  • 水 100 cc        

この3つとお肉をポリ袋に入れて、全体になじむようにもみこんで袋を閉じます。

そのまま冷蔵庫に入れて数時間~数日置いておくだけ。

長い時間塩糖水に漬けておくと塩辛くなることもあるようなので、気になる方はある程度の時間で水を切っておくのがよいようです。ちなみにお砂糖の甘さはまったくまったく食材に残りません。

塩糖水漬けをすると、食材の保存にも役立つとのこと。一石二鳥の調理方法で大活躍の予感しかありません。

作り方を紹介した塩糖水の分量にベストなお肉の量は300グラム程度とのことでしたが、筆者は500グラム以上のお肉も漬け込んでいます。お肉の分量を増やしても、我が家で使う分にはまったく問題なく効果を発揮しています。

塩糖水漬けした鶏むね肉の使い方

塩糖水漬けの鶏むね肉の、一番出番が多いレシピは鶏肉スティックです。

スティック状にカットして、片栗粉をまぶしてからフライパンで焼くだけ。そのままでも塩味がついているので、つまんで食べられる子どもが喜ぶメニューです。

火を通した後に照り焼きのたれを絡めたり、焼き肉のたれを絡めたりすれば、ご飯のお供にもピッタリでお弁当にも大活躍のおかずになりますよ。

もちろん野菜と一緒に炒め合わせても立派な一皿になります。

塩味がついているうえにジューシーなので、焼くだけでなくいろいろな料理にアレンジできます。

片栗粉をまぶしてゆでると、おいしい水晶鶏に。レンジで蒸してもおいしい蒸し料理に。揚げればさっぱりした唐揚げになるので、チキン南蛮にアレンジして食卓に出すこともあります。パン粉をつけて揚げれば、とってもジューシーなチキンフライになります。

鶏もも肉の唐揚げも大変身

鶏むね肉の変身っぷりに驚いた筆者ですが、もともとジューシーな鶏もも肉も塩糖水漬けしてみました。

鶏の唐揚げは我が家で出番の多いメニューですが、塩糖水漬けした鶏もも肉で唐揚げを作ったところ、さらにジューシーな唐揚げになって一家で感動しました。

むねやささみなどパサつきがちなお肉も、もともとジューシーなお肉も、どちらも大変身させる塩糖水漬けはもはや我が家の食卓には欠かせないものとなっています。

鶏肉以外もおいしく大変身

鶏肉の他に、豚のかたまり肉や豚小間肉も塩糖水漬けにしています。

筆者は試していませんが、タイやブリなどのお魚や、お豆腐を漬け込んでもおいしくなるようです。

ひと手間がおいしさの秘訣

お肉は買ってきたらまず塩糖水漬け。数日漬け込んだままで冷蔵庫においておけるうえ、冷凍してもやわらかさとジューシーさが残っています。

何より下味がついているので、調理前や調理中の味付けがなくてもおいしく食べられるのがうれしいポイントです。

毎日のごはんに、お弁当に、とっても便利でおいしい「塩糖水漬け」。ぜひ活用してください♪

Richika
3人兄妹のママ。お料理大好き。怒らない子育てを目指して日々努力中。

ライター紹介

からふるMoms

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KaRaFuRuのママライターチームです。

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