#子育て
小学校入学に向けて!年長のうちに身に着けたい毎日のルーティン
いわゆる『小1の壁』、一般的には『仕事と子育ての両立が難しくなる』というものですが、我が家は他と少し違う『壁』にぶつかりました。
夜のうちに準備しないと間に合わない
小学校は持ち物がとにかく多く、息子は忘れ物や失くしものが頻発しました。
保育園では、かけタオル、帽子、おはしとコップ、ハンカチとシンプルなものでしたが、小学生になると授業に合わせた教科書、ノート、筆箱、それに加えて名札、帽子、ハンカチ、ポケットティッシュ、水筒、連絡帳2冊(クラスのものと学童保育所のもの)、そしてマスクと替えマスク。
毎日の持ち物が一気に増えます。
出発前になって息子は「○○入れた?」や「宿題の丸つけしてくれた?」と確認してきたり、玄関でランドセルをひっくり返して中身を確認したり、さらに家を出てしばらくしてから「○○が入っているか不安になって。」と朝の通学路を引き返してくることもしばしば。
朝の慌ただしい時間にこんなことが続くと親もいらいらが募り、学校に送り出す直前に小言を言ってしまう日々でした。
笑顔で送り出してあげたいのに…と、私も反省し、つらい気持ちで仕事をする日もたくさんありました。
毎日の持ち物を親の手を借りずに忘れ物なく準備できるわけもなく、朝ではなく夜に準備することを習慣づけする必要性を感じました。
年長の一年間で訓練しておけばよかった…後悔
息子は第一子だったこともあり、保育園時代から親が何でも用意するのが習慣化していました。もちろん保育園時代は息子自身が率先して準備をしたり、持ち物の確認をしたり、といったことはまったくしていません。
年長の時に同級生のお母さんとの会話の中で、保育園の準備を親がしているから小学生になったら不安…という話題もあったものの、完全にスルーしていた私。入学して間もなく、年長時代に訓練させないといけなかった!!と後悔しました。
これから小学生になる娘たちには、保育園の準備を少しずつ自分でできるようになってもらおうと思っています。
帰宅後にやることのリスト化、見える化
帰宅後の息子を観察すると、靴は脱ぎっぱなし、ランドセルは玄関に置きっぱなし、水筒や洗濯物も玄関に置きっぱなし、連絡物も出してこない…。
小学1年生男子にいくら口で言っても、できないものはできないものです。分かってはいても、やっぱり小言が増えてしまいます。
そこで2年生になってから、やるべきことの見える化をやってみました。帰宅後、最低限やってほしいことを挙げ、リストを作りました。
○くつをそろえる
〇ランドセルをかたづける
〇れんらくぶくろを出してなかみをママにわたす
〇なふだをはずして自分のわかるところにおく
○宿題をおわらせる
○明日のじゅんびをする
他にもプリントの仕分けなど、本人にやってほしいことはたくさんありますが、まずは自主的にできそうな項目を挙げました。リストを印刷し、終わったら、○に色を塗っていくようにしました。また、これらのリストをこなす上でのいくつか補足のルールを、息子と相談して決めました。
- 21時までに終わらせる
- 順番(時間)は自分で決める(お風呂やご飯の、前でも後でもよい)
- 1週間頑張ることができたら、ごほうびがもらえる
- ごほうびをもらった後もこのリストをこなす
はじめは、ごほうびの新しいゲームソフトが欲しい一心で取り組んでいました。週の終わりに近づくと他のことに気を取られて忘れることもありましたが、ほとんど予定通りこなせるようになりました。
2か月たった今では、やるべきことを自主的にできるようになっています。親の手を借りずに準備ができるようになったことで、息子は少し自信がついたようです。
さいごに
今思えば、保育園時代は宿題を見る必要もなく、準備物も少なく、時間的に余裕があったなぁと感じます。
家庭によって『小1の壁』の中身は違うと思いますが、これから小学校入学を控えた年長さんがいるなら、小学校入学後の行動を見据えた準備を保育園のうちに長い目でやっておくことをおススメします。
Richika
3人兄妹のママ。お料理大好き。怒らない子育てを目指して日々努力中。