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2021.02.09
#子育て

ワンオペ育児をプラスに考える!先輩ママのアドバイス!!

ワンオペ育児と聞くと、どうしてもマイナスのイメージを思い浮かべてしまいませんか?

「大変」「寝不足」「余裕が無い」…などなど。

でも、ちょっと待ってください。ワンオペ育児って、本当に辛いことばかりなのでしょうか?

実はワンオペ育児歴数年の筆者。当初は、慣れない育児に不安が積もる中、怒りの矛先は旦那に向かい、ある時は理不尽なイライラをぶつけてしまうこともありました。そうして夫婦仲まで険悪な雰囲気に…。

そんな家庭内悪循環を、どうにか打破しなくてはと思い試行錯誤した結果、現在は心穏やかな日々を送ることができています。とは言っても、実務的な作業はなんら変わってないんで、大変って言えば大変なんですけどね。

現在ワンオペ育児でイライラしているママさん、筆者が辿り着いた『ワンオペ育児をプラスに考える』ポイントに、ちょっと耳を傾けていきませんか?

それはとある育児マンガの一コマから…

我が家は、現在15歳・中学3年生の長男を筆頭に、中学2年生の次男(13歳)と幼稚園年中組の長女(5歳)の三兄弟です。

長男妊娠時に切迫流産・早産で、出産まで入退院を繰り返すような妊婦生活ということもあり、長男が産まれた当初は沐浴・おむつ交換など、夫も積極的に育児に参加してくれていました。

とは言え長男出産前は、営業マンという仕事柄、休日があっても無いような日々を送っていた夫です。

長男出産直後は仕事を調整して協力してくれていましたが、徐々に仕事のしわ寄せが出てくるようになりました。

筆者もママ友ができたり、出産後の体調回復が順調だったりしたこともあり、夫から見ても「もう大丈夫」と思ったのでしょう。だんだんと以前のような『深夜帰宅・休日出勤当たり前』の生活に戻っていったのです。

そんな、夫にしてみれば『いつもの生活』にシフトし始めた頃、長男は活発さを増し、さらには第二子妊娠が発覚。筆者としては心身ともに負担が増えてきた時期ではありましたが、いままで協力してくれた夫の仕事の邪魔をしたくない・負担になりたくない…という思いで、なんとか1人で長男の育児と第二子妊娠ライフを頑張っていたのです。

でも、やはり身体も重くしんどくなる時に、1歳児の長男の面倒を1人で見る毎日にイライラは募っていく一方。夫に仕事を頑張ってほしいけど「なんで自分ばっかり!」という負の感情を抑えることができない時もありました。

そんな時にふっと目に留まったとある育児マンガ。そこに書いてあった内容に『そうか!』と目から鱗が落ちる思いだったのです。

その内容とは『例えば、買い物に行って重いお米を持って帰ろうとした時。主人が横にいて持ってくれないと”なんで手伝ってくれないの!”と頭にくるけど、誰もいなくて自分1人だけなら怒ることも無いし、お米は頑張って運んじゃう』というものでした。

この一説を読んだ時、筆者も「そうか!だから頭にくるのか!!」と思うようになりました。
悪いように言い換えてしまえば「夫に期待しない」という風にも捉えてしまいますが、筆者は夫婦それぞれの役割分担として捉え、育児に関しては、夫に少しでも手伝ってもらえたら”儲けもの”くらいの感覚でいよう…と思うようになったのです。

ワンオペ育児の良いところ

実際に筆者が経験してワンオペ育児の中で良かったと思えた点、それは『自分のペースを保つことができる』という点でした。

自分のペース…と言ってしまうと語弊があるかもしれませんが、どうしても母親は子ども中心の目線で日々の生活を送ります。

かたや父親である夫は仕事主体目線となると、どうしても目線がずれてしまうと感じてしまいます。

この夫婦間での目線のずれの調整を行うことが、非常に精神的に疲れると思うのです。そこに精神的負担を強いるより、自分の目線にあったペースで日常を進めることができるという点がワンオペの大きな利点だと思っています。

例えば、家族でお出掛けをする時。

パパはさっさと自分の用意だけを済ませて「まだぁ?ママは用意が遅いんだから」なんて言われたら、腹が立ちませんか?「こっちは自分の用意だけじゃなくて、子どもの用意も並行してやらなくちゃいけないんだよ!!」って。

筆者としては、身体の負担よりも精神的負担の方が重く感じてしまうため、ワンオペ育児の「自分のペースで進めることができる」という点は、とても大きな利点だと思っています。

ワンオペ育児って、そんなにダメなもの?

現在、夫とは仕事の関係で離れて暮らしており、また近所に頼れる親戚や身内がいるわけではないので、3人の子どもの世話は筆者1人が担っています。完全なるワンオペ育児です。

上の2人が中学生となり、身の回りのことはある程度自分でできる年齢ではありますが、それでも幼児の時とはまた異なる”手間”が掛かります。

受験や思春期ならではの衝突もあり、本当に育児は一筋縄ではいかないなぁ…と痛感する毎日です。

それでもワンオペ育児で頑張れるのは、夫がともに子どもの成長を支えてくれるパートナーでいてくれると感じているからです。

実務的に夫が育児に手を出す機会はほぼありませんが「こんなことがあったよ」「こうしたいと思っているけど、どう思う?」という話は常にしています。

愚痴も交えたそんな筆者の話を受け入れてくれ、「大丈夫!」と背中を押してくれる夫の存在をとても頼りにしています。

実際の育児に手を出すことができなくても、そんな風に支えてくれる夫の存在はとても大切で、我が子にとっても尊敬し愛すべきパパなのです。

目に見える育児はワンオペでも、精神的にはともに子どもの成長を見守っている…そんなパートナーとのワンオペ育児は悪いものじゃないと思っています。

世の中のワンオペ育児に頑張るママさん達、体調だけは十分に気を付けてお互い頑張っていきましょうね。

白藤さつき
13年間正社員として勤務。お局街道まっしぐらと思いきや、予想外に結婚。はたまた予想外に3人の子を持つ子だくさん母となる。現在、肝っ玉母ちゃんライターとして活動中。

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からふるMoms

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KaRaFuRuのママライターチームです。

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