#子育て
赤ちゃんの温泉デビューのタイミング!注意点やマナーを確認しよう!
手足を伸ばして温泉にゆっくりと浸かると、日頃の疲れやストレスから解放されますよね。大人にとっては癒しの空間ですが、赤ちゃんにとっては普段のお風呂とは水質も環境も違うので、「いつから温泉に入れてもいいの?」と悩むパパやママも多くいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、
・赤ちゃんの温泉デビューのタイミング
・赤ちゃんと温泉に入る時の注意点
・マナー違反にならないために知っておきたいこと
をまとめました。「赤ちゃんと温泉に行きたい」「いつからデビューできるのか知りたい」という方は参考にしてください。
赤ちゃんの温泉デビューのタイミングに決まりはない!
結論からお伝えすると、赤ちゃんが温泉に入れる時期に決まりはありません。
ただ、新生児のうちは抵抗力が弱く、肌もデリケートなので温泉は控えた方がいいでしょう。また、月齢が低いうちはお風呂に入るだけでも多くの体力を使うので、大きなお風呂にしっかりと慣れたあとがおすすめ。
また、首や腰が座っていないと入れる大人も大変なので、ひとり座りができるようになった頃が安心ですね。
あとは、赤ちゃんの機嫌や体調を見て温泉デビューの日を決めてください。
赤ちゃんと温泉に入る時の注意点は?
赤ちゃんも温泉に入れることが分かりましたが、注意したい点がいくつかあるので確認しましょう。
刺激の少ない泉質を選ぶ
温泉は、溶け込んでいる成分の種類や含有量、pH値(水素イオン濃度)などで泉質が分類されます。
例えば、独特な香りがする硫黄泉や殺菌作用が強い酸性泉は、刺激が強く赤ちゃんに向いている泉質とはいえません。
一方、効能成分が薄い単純泉は、無味無臭のものが多く肌への刺激も少ないことから赤ちゃんでも安心して入れる泉質です。
ただ、効能成分が薄いといっても赤ちゃんの肌はデリケートなので、湯上りにはシャワーを浴びて温泉の成分を洗い流してあげてください。
ぬるめの温泉を選ぶ
赤ちゃんにとって快適なお湯の温度は、
夏…38〜39度
冬…40〜41度
といわれています。体の小さい赤ちゃんは体が温まりやすくのぼせやすいので、大人が入って「ちょっとぬるい」と思うくらいがベストです。
混まない時間を選んで入浴する
混み合う時間に入ると、シャワーがなかなか使えず思ったよりも長湯になってしまったり、お湯が汚れていたりとデメリットが多いです。
温泉施設に混まない時間を聞けば教えてくれることが多いので、空いている時間を狙って入浴してください。
赤ちゃんの温泉デビューでマナー違反にならないために
自分も周りも嫌な思いをしたら、せっかくの温泉デビューが台無しです。マナー違反にならないように以下のことに注意しましょう。
おむつの子どもが温泉に入れるか事前にチェック
「おむつが取れていない子どもの入浴は禁止」という温泉施設は意外と多いです。
筆者も知らずに「おむつが取れていない子どもはシャワーのみ利用可能」という温泉施設に行ってしまい、赤ちゃんだけを置いて温泉に浸かるわけにもいかず、シャワーだけで済ませた悲しい思い出があります…。
近場ならまだしもわざわざ遠出をしてそうなるとショックが大きいですし、気が付かずに入れてトラブルになってはいけないので、事前におむつや年齢の制限がないか確認しましょう。
泣いたらすぐに退室する
いつもはお風呂が大好きな赤ちゃんも、大きな湯船や人混みにびっくりして泣いてしまうことがあるでしょう。
家族風呂などではない大浴場であれば、赤ちゃんの泣き声が気になる利用客もいるかもしれません。もし泣いてしまったらすぐに浴室から退室する配慮が必要です。
赤ちゃんの温泉デビューに無理は禁物!
赤ちゃんの温泉デビューに決まりはありませんが、注意しないといけないことも多いです。そのため、「癒しを求めて行ったのに逆に疲れてしまった」なんてことにもなりかねません。
大切なのは、赤ちゃんの体調や機嫌と相談して、家族みんなで楽しくデビューすること。家族風呂がある温泉施設もあるので、まずは家族だけで温泉に入り慣れさせるというのもひとつの手ですよ。
藤永瞳
4歳と2歳の姉妹を育てながらフリーライターとして働く兼業ママです。甘いもの、映画鑑賞、ネットショッピング、わんこが大好きです!
ライター紹介
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