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【体験談】お箸デビューで終わりじゃない!お箸のしつけは数年がかり・・・。
日本人なら、避けては通れないお箸のしつけ
一昔前なら、海外の人から見ると、お箸を使う日本人が「ワンダホー!」と言われたこともありましたが、寿司をはじめとする日本食が世界的に広まったこともあり、今や外国人でも箸を使って食事をする風景は当たり前となりました。
しかし、その持ち方、置き方、使い方など、子どもの頃から厳しくしつけられたことのある日本人なら、気になる点もありますよね。当然、我が子にもきちんと伝えていきたいところ。
お箸はいつ頃どんな風に使い始めるのか?しつけはどうしているのか?我が家の体験談をご紹介します。
いつから教え始めたか
最初のスタートは2歳になった頃です。
離乳食での手づかみ食べに始まり、スプーンやフォークの手のひら握り、鉛筆握りと順を追っていきますが、スプーンやフォークを上手に使えるようになると、そろそろお箸デビューが近づいてきます。
我が家の場合は、お店で子どもと一緒にファーストお箸を選び、2歳頃からお箸を使い始めるようになりました。
どんなお箸を使い始めたか
とは言え、大人用のお箸ではなく、しつけ箸として言わずと知れた「エジソンのお箸」です。
エジソン(EDISON) 子ども用箸 エジソンのお箸KID’S ホワイト 右手用
しつけ箸にもたくさんの種類がありますが、丈夫さ、使いやすさを考慮すると、デビューは「エジソンのお箸」がちょうどよかったです。
ファーストステップとしては、子どもが迷わず指を入れるだけで容易に動かすことができる、輪っかつきタイプが子どもにとっても使いやすいと思います。
各メーカで様々なお箸がありますので、セカンドステップ以降は子ども本人が好きなキャラクターものなどを選んであげると喜びました。
少し面倒かもしれませんが、外食の際も持ち歩くことで、子ども自身がお箸を使うことを違和感なく受け入れてくれたように思います。
教え方
お箸デビューをしたばかりの2歳の子でしたら、説明は指を通すことだけ。
あとは実践あるのみ!ということでたくさん練習させてあげました。
年齢やどの程度お箸が扱えるかによって教え方も様々かとは思いますが、我が家では下記の順に教えていきました。
1. お箸を使ったことをほめてあげる
指使いが変だとか、失敗してこぼしてしまったとか、はじめの段階でそんなことはどうでもよいのです。
お箸を持ってくれたことをほめて、やる気にさせることが目的です。
2. お箸を頑張ったら、あとはスプーンとフォークでOKにする
最初から最後までお箸で食べきるのは、お箸デビューしたばかりの子にとってはとても大変なこと。
「お箸頑張れたね!残りはスプーンとフォークでいいよ。」と言ってあげることで、安心してお箸に挑戦してくれます。
3. お箸の使い方指導は何年も続く
お箸デビューは、せいぜい2、3歳の頃のこと。
しかし正しい持ち方、お箸の置き方や上げ方、食事中のお箸NGマナーなどの「作法」は、ある程度の年齢になっても何度も言い続けることになります。
特に、子供用の箸に輪っかが必要なくなった後は、箸置きを使うこと、渡し箸(器の上にお箸をおくこと)はダメなど、考えなくてもできるように毎日言い続けています。
小学生になった上の子にも、お箸の持ち方や作法は、日々口酸っぱく言っていますがまだまだ先は長そうです・・・。
大人にとっても、マナーを見直す機会ですよ
特に箸の持ち方は、一度くせがついてしまうと直すのは大変です。大人になればなおさらですよね。
子どもにお箸の使い方を教える過程で、自分自身の持ち方もチェックできますし、お箸マナーについても普段は何気なく行っていることが、実はNGというものもたくさんあります。
正しい所作は、それだけで美しい。
ぴりぴりしながら食事をするとまではいかなくても、子どもと一緒に勉強するいい機会になると思います。
我が家では、定期的に親子で絵本で見直すようにしています。
rimos
小学生と保育園児の姉妹育児中のママ。金曜夜のビールが大好物。仕事も家事も時短命。