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2020.08.03
#子育て

【元保育士の体験談】親は見守るだけ!子供が一人で集中してできる遊びをご紹介

ちょっと家事に専念したい、職場で残った仕事がしたい、今どうしても手が離せない…と、子供に構ってあげられないときってありますよね。

そんなとき、子供が一人で集中してできる遊びをご紹介していきます。

子供が集中できる時間

幼児の場合、集中できる時間は「年齢+1分」といわれています。

3歳なら4分、6歳なら7分になりますね。

集中できる環境づくり

絵本やおもちゃで散らかった部屋だと集中できません。

整理整頓された部屋で、余計なものは置かずに、必要なものだけをそばに置き、子供が集中しやすい環境を整えてあげましょう。

また、快適に過ごせるために、適切な温度と湿度も重要になります。

室内の温度は25度前後、湿度は夏場で40~50%、冬場で45~60%ほどに設定しましょう。

我が子は何が好きなのか?

我が子は何が好きなのか、何をしているときが夢中になっているのかをよく観察しましょう。

また、夢中になって何かに取り組んでいるときは、話しかけずにいましょう。話しかけてしまうと、せっかく集中していたものが途切れてしまいます。

出来るだけ邪魔をしないようにし、静かに見守りましょう。

子供が一人で集中する遊びとは

はじめに、元保育士の筆者が、お部屋で子供が一人遊びで集中していたものを思い出して、記述していきます。

1~2歳

  • 絵本
  • 積み木
  • ぬいぐるみ
  • 電車、車
  • 2枚~8枚位の絵合わせ
  • くっつくブロック
  • お絵描き
  • ヒモ通し
  • 容器に色々なものを入れたり出したりする 等

3~4歳

  • 絵本
  • 簡単な折り紙
  • 10~30ピース位のパズル
  • 大き目のブロック(ニューブロック、レゴ等)
  • プラレール、電車遊び
  • お絵描き、塗り絵
  • 空き箱やトイレットペーパーの芯で自由に工作作り 等

5~6歳

  • 絵本
  • 折る回数が増えた折り紙
  • 30枚~40枚ピース位のパズル、立体パズル、日本地図パズル
  • 様々な形のブロック(ニューブロック、レゴ、ラキュー等)
  • プラレール、電車遊び
  • お絵描き、塗り絵、絵具
  • 細かいビーズ遊び(アイロンビーズ等)
  • ドミノ
  • 空き箱やトイレットペーパーの芯、モールなど様々な材料で工作
  • ダンボールでおうち作り 
  • 簡単な編み物
  • 簡単な縫物 等

保育室の工夫

保育室では、同じおもちゃがずっと置いてあると子供も飽きてしまうので、定期的におもちゃを入れ替えていました。

他のクラスのおもちゃと交換して、新しいおもちゃを取り入れて反応を見たり、子供達がハマったおもちゃがあると、しばらく置いてそのおもちゃから発展するような遊びを考えたりしていました。

例えば、工作が好きな子が多いクラスなら、はじめは空き箱やトイレットペーパーの芯のように扱いやすい物から置きます。

慣れてきたら、段ボールや発泡スチロール等素材を増やしていき、子供の両手位の大きさの工作から、おうちやトンネル、滑り台といった大きな工作を友達と協力しながら作りました。

お部屋全体を使って、段ボールで作った巨大めいろや、巨大公園はとても面白かったですよ。

つまり、子供がどんなものが好きなのかを観察しながら、興味にあったおもちゃを置いておくと、自然とそのおもちゃで集中して遊んでくれるんですね。

次に、実際に家で我が子が集中して長く遊んでいたものを3つ紹介していきます。

①小麦粉粘土
②お絵描き
③絵本

①小麦粉粘土

小麦粉と水と塩で簡単に作れる小麦粉粘土ですが、時間がない、手間をかけたくないときには100円均一のダイソーにも小麦粉粘土が売っています。

鮮やかな色が10種類入っていて、小さい子供にも扱いやすい大きさと固さです。

何度か使うと固くなってしまいますが、筆者も使いやすくて何度もリピしています。

こちらは、粘土ばさみ(ダイソーで購入)で小麦粉粘土を切っているところです。

はさみが大好きな3歳児の娘ですが、指が切れないので、親がすぐ傍に付いていなくても、遠目で見守ることができて安心です。

こちらは、粘土マシーンです。

色々な形があるので、好きな形を選んでセットします。

マシーンに粘土を詰めて、ぎゅっと押すと面白い形が出てきます。

どんな形が出てくるのか楽しみで、色々な形をどんどん試したくなっちゃいます♪

②お絵描き遊び

こちらもダイソーで買った、固形タイプカラフル絵具です。

パレットが必要なく、筆に水をつけてそのまま絵具として使えます。

汚れないし、片付けも簡単、管理も場所をとらずにとても使いやすいです。

子供の好きな絵を描いてあげると、上から塗って遊んでいました。

また、水を使わず、専用のペンで塗ると色が浮き出てくる塗り絵もおすすめです。

まったく汚れないし、白い部分から色んな絵柄が浮き出てくるので、飽きずに楽しく遊べるようです。

絵本

子供に、「本が好きになってほしい」という筆者の願いから、小さい頃からできるだけ読み聞かせをしていました。

疲れていて面倒だな~と思った時は、CDの読み聞かせを流してラクすることもありましたが。。(^^;

そのため、赤ちゃんの頃から図書館に月3回位のペースで通い、その都度10~20冊ほど借りてきては、リビングに絵本を置いていました。子供が好きそうな絵本や、そのとき興味がある絵本、子供が実際に図書館に行って自分で選んだ絵本等です。

今では子供から、「○○って絵本借りてきて!」とリクエストがあるので、リクエストされた絵本を置いておくと、我が家の3歳、6歳、8歳の子供達はしばらくの間読みふけっています。

3歳の娘は、字が読めずにただ絵を眺めているだけですが、自分の大好きな生き物の絵本、図鑑を見てはニマニマとしています。「ママ読んで」ということも多いですけどね。

おわりに

1人で集中できる遊びをご紹介していきました。

子供は今何が好きか、どんなものに興味を持っているのかをよく観察しながら、子供が夢中になれる遊びが見つけられたらいいですね(o^―^o)

オリーブ
30代主婦、8歳、5歳、3歳の3児を子育て中。時短・簡単・楽チンをモットーに、お金をかけずに楽しむことを模索中♪

ライター紹介

からふるMoms

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KaRaFuRuのママライターチームです。

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