【体験談】夫婦の家事分担がうまくいっている家庭で実践した考え方やプロセスのコツ
専業主婦でもワーキングママでも「たまには手伝ってよ!」と夫に怒鳴りたくなる時ってありますよね。
子どものおむつ替えをしてくれたり二人で公園に行ってくれたりするのは嬉しいのですが、欲を言えば「育児だけでなく家事も手伝ってくれたら…」と思うものです。
結婚8年目で、子どもが7歳と6歳の我が家では、最近やっと夫婦の家事分担ができているなと感じています。
夫婦の家事分担に悩んでいるママたちのために、私が夫に実践した家事分担のコツをお伝えしようと思います!
夫婦の家事分担のコツ① 「察しろ」精神を捨てる
あなたは、このような経験ありませんか?
「お腹が空いた子どもがグズっているから早く朝食を準備しなければいけないけど、ゴミ捨ての時間が迫ってきている…仕事に行くならついでにゴミ持って行ってよ!」
「赤ちゃんが生まれたばかりで夜もまともに眠れないのに、自分はご飯食べてすぐに寝てしまう…仕事疲れているのは分かるけど、山積みになった食器に何とも思わないの?」
私も以前は、主人に対してこのように思っていました(笑)
しかし、男性は女性と違って相手が求めていることを先回りして察することが苦手。
それに、誰しも言われないとわからないことってありますよね。
つまり「察して!」と期待するよりも、口に出してお願いしたほうが早いのです。
夫婦の家事分担のコツ② 家事の成果を明確にする
仕事は、自分がしたことがお給料に反映されたり会社の業績に反映されたりするなどの、目に見えた成果があります。
しかし、家事はそのような見返りやゴールはありません。
男性が進んで家事をしない原因は「仕事と違って成果が分かりにくい」というポイントにあるのかなと思い、我が家では家事の成果を明確にすることにしてみました。
具体的には「今あなたが食器を洗ってくれたおかげで、私は明日の朝起きてすぐに料理ができるから、いつもより豪華な朝食になるかも」「今あなたが子どもたちの上履きを洗ってくれたおかげで、子どもたちは週明けに真っ白になった上履きで気持ちよく遊べるね」といった内容です。
自分がしたことが誰かのためになったり何かに役立ったりしていることで、男性のやる気スイッチに繋がるのです。
夫婦の家事分担のコツ③ 小さなことからコツコツと
それまでほとんど家事を経験したことがない男性にとっては、夜ご飯を作ったり洗濯物を干したりすることにハードルを感じてしまいます。
だから、最初は「これって家事?」と思うようなことから始めてもいいのです。
ゴミ捨てなんて、その代表的な例ですよね。
女性にとっては「ゴミ捨てくらいで家事とは言えない」と思うかもしれないですが、そんな小さなことでもスタートすること、そして定着することが大事です。
夫婦の家事分担のコツ④ やらなければいけない状況に追い込む
やりたくなくても、強制的にやらなければいけない状況に追い込むことも一つの手段。
フリーライターとして働いている私の場合、クライアントの都合によっては子どもたちがお休みの土曜日に取材が入ることもあるので、主人と子どもたちを残して仕事に行くこともあります。
私がいないので、お昼ご飯を用意したりお皿を片づけたり夜ご飯の買い物に行くのは、当然ながら主人になってしまいます。
必然的に「やらなければいけない」という機会がなければ料理や掃除を始めるきっかけもないので、そのような機会を作ることも効果的でした。
夫婦の家事分担のコツ⑤ とにかく感謝する
家事分担に限らないかもしれないですが、お互いに感謝の気持ちを持ち続けることは夫婦にとって大切なこと。
「仕事で疲れているのに家事をしてくれてありがとう」という気持ちを口に出して伝えることで、男性は喜びを感じてくれます。
ただ、家事や育児に追われているとなかなか素直に感謝の気持ちを伝えるのって難しくなってしまいますよね。
私も、イライラしているときは感謝の言葉よりも皮肉や嫌味ばかりが口から出てしまっていました。
でも「そんなことばかり言っていてもお互いに気持ちよくないな」と気付いて、すごく照れ臭かったですが「ありがとう」と口に出したとき、お互いに霧が晴れたような気持ちになりました。
今では大げさなくらい「助かるー!」「さすがパパ!」と太鼓持ちしていますが、男性にとってはそのくらい感謝されたほうがやりがいを感じているようです。
まとめ:家事分担して気持ちよく家族生活を送ろう!
どちらかが不満を感じていては、夫婦生活・家族生活も円滑にはいきません。
我が家で実践した方法以外にも「分担表を作る」「自分のやり方を押し付けない」などの方法も効果的です。
ご自身の家庭やご主人の性格に合わせて、うまく家事分担をしてみてくださいね。
西島なみこ
年子の男の子+2020年3月出産予定の東京在住ママライターです。ビジネス系、キャリア系、子育て系、お出かけ情報系など、幅広いメディアで執筆活動中。愛猫2匹・愛犬1匹を溺愛しながら、子どもたちと格闘しつつ、だんなさんにプリプリ怒って生活しています。
ライター紹介
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