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【親子で自然アート】10分で手軽に遊ぼう『葉っぱアート』

涼しく快適に過ごせる秋は、紅葉で彩り豊かになる植物をじっくりと鑑賞したり、制作したりする絶好の季節ですね。足元に落ちている葉っぱに手を伸ばし、子どもと一緒に『葉っぱアート』に挑戦してみませんか。10分もあればできる手軽アートを2つご紹介していきます。


1. 葉っぱのフロッタージュ

「フロッタージュ」とは、「こすりだし」という意味で、凹凸のある面の上に紙を置いて、その紙の上から鉛筆などでこすり、その凹凸の模様を浮かび上がらせる技法です。

用意するもの

  • 葉っぱ
  • クレヨン(クーピーや6B鉛筆など、芯が柔らかいものが最適です)
  • 半紙(コピー用紙でも〇)

作り方

1. 葉っぱの上に半紙を置きます。
2. 半紙の上からクレヨンで、優しく葉脈を映し出すように葉っぱ全体に色塗りしていきます。

~筆者の体験談~

  • まずお母さんが子どもの前でやってみると、興味を持ってやってくれます。葉の先から全体をななめラインに優しく色塗りしていくイメージで手を動かします。
  • 芯の先は尖らせずに丸くしてからお使いください。色鉛筆は硬すぎるので不向きです。持ち手を少し斜めに傾け、芯の面積を増やしてやさしく葉脈をなぞるように塗ると良い感じに塗れます。
  • 子どもは筆圧が強めです。「優しくなぞってごらん」と声かけし、コツがつかめるよう何枚か葉っぱを用意しましょう。はじめはうまく写らなかったとしても、何度もやっているうちにきれいに浮かび上がってきます。
  • コピー用紙でも写せますが、柔らかい紙がよりきれいに写し出せるので、半紙がおすすめです。フロッタージュは画用紙のように厚みのある紙はできません。

6B鉛筆、クーピー、クレヨンで比べてみました。6B鉛筆は葉脈の凹凸がより細かく、クレヨンは簡単にしっかりと浮き出てきました。

2. 葉っぱのスタンプ遊び

続いて葉っぱのスタンプ遊びです。

用意するもの

  • 新聞紙
  • 画用紙
  • 絵の具、筆

作り方

1. 葉っぱの裏側全体に好きな色の絵の具を塗ります。表側より裏側に塗るほうが、葉脈がしっかり浮きでます。(我が家の子どもは左右で絵の具の色を変えていました。)

2.葉っぱの上に画用紙をそっと置いて、上から葉っぱ全体や葉脈を指や手の腹でなぞったり押したりして、よく擦っていきます。指ではなく、スポンジを使うのもありです。

3. そっと葉っぱをはずしたら出来上がりです。

もっと楽したいなら

絵の具を使うと、片付けや汚れの掃除が大変!そんなときは、スタンプ台が便利です。スタンプ台の上に葉っぱをのせて、指で押しながらしっかりとインクを染み込ませます。インクのついた葉っぱを画用紙の上で葉脈が出るようによく押しだして、そっとはがせば出来上がりです。あっという間の10秒でできますよ。

おわりに

今回は、葉っぱアートをご紹介しました。

筆者が保育士をしていた頃、毎年秋になると子どもたちと葉っぱアートをよく楽しんでいました。葉っぱの種類によって写し出る模様が違い、絵の具の濃さや筆圧の強さでも印象が異なります。また葉っぱをはがすときのワクワク感と、できたときの子どもたちの嬉しそうな顔は見ていてたまらないです。

他にも、この葉っぱの写し絵を一つ一つ切り、何枚かの葉っぱを絵にするのもかわいいですよ。子どものアイディアにきっと驚かされると思います。額縁に飾ってみても良い思い出になりますよ。ぜひお試しください。

オリーブ 
もと保育士のアラフォー主婦。園児1人、小学生2人の3児を子育て中のダブルワークママ。只今『スキマ時間に10分間、おカネをかけずに親子で本気遊び』を模索中です。

ライター紹介

からふるMoms

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KaRaFuRuのママライターチームです。

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