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2020.12.17
#子育て

ママ友とうまく付き合うには?NGな行動ってある?

出産し、母と子どものほぼ二人だけの時間を過ごし、そのうちに家族や祖父母にも慣れてきて…。そして、初めて社会の場で子どもを通じて知り合うママ友。

せっかく縁があって知り合った仲ですもの、子ども同士の仲がよければなおさら、お母さん同士も良好な関係を築いていきたいと思いますよね。

今回は、「ママ友」に焦点をあてて、筆者自身の体験談も織り交ぜながら、ママ友とうまく付き合っていくやり方のポイントを記述していきたいと思います。

はじめに ママ友とは

「ママ友」とは文字どおり、ママ同士として知り合った友達のことをいいます。子どもを連れて公園や児童館に行って知り合った人や、子どもが保育園や幼稚園、小学校に入り、保護者同士で知り合った人のことをいいます。

今までの「友達」は、自分が主体で、価値観が似ている同士が友達になることが多いので、居心地が良いですね。
ところが「ママ友」は、子どもが主体であり、ママ同士は類似性がないことも多く、千差万別のところからスタートしていきます。

ママ友付き合いをより良くするためには?

筆者が読んだ本のなかで、ママ友付き合いを円滑に進めていくために大切な3原則が書かれた本があり、「なるほど、たしかにそうだな」と思った内容がありましたので、体験談を交えながらご紹介していきます。

ママ友付き合い3原則 ①明るく②楽しく③ほどよく

明るく

自分から、笑顔で明るく挨拶することが大切です。いつも笑顔で挨拶してくれる人は、たとえ相手のことをよく知らなくても好印象ですし、温かい気持ちになれます。

はじめは、あいさつのみの関係であっても、この先、園や学校で同じクラスになったり、習い事が一緒になったりと関わる機会が訪れるかもしれません。そんなとき、笑顔で挨拶しあっていた印象から、その後の関係もグッとよくなりやすいですよ。

楽しく

どんなときでも、要は気の持ちようです。ママ友と過ごしていく中で、ときには思い悩むこともあるかもしれません。「こちらが気付かない間に、何か迷惑をかけてしまったかな…」と相手を気遣うことも大切なことですが、理由が思い当たらなければ、あまり深刻に考えず、前向きに考えましょう。

たとえば体を動かしたり、昔からの友人に会っておしゃべりしたり、趣味に没頭したりして、気持ちを切り替えていきましょう。あ

子どもや家族にとって、ママの笑顔がなにより大切なものです。そのうちに、気の合うママ友に出会えるかもしれませんよ。

ほどよく

ほどよい距離感を保って、節度をもって対応していくことで、ママ友と気持ち良い関係が築かれていきます。

たとえ合わないママ友がいても、クラスが変わったり状況が変わったりして自然に離れていくママ友もいますし、クラスが変わってもお付き合いが続くママ友もいるでしょう。
結果的に、一生ものの友達が見つかったら素晴らしいことですが、それは時間が経ってからわかることです。急いで距離を縮めたり、無理やり深入りをしたりせずに、気持ち良い距離感を持って接していくと、トラブルになりにくく、良い関係が築いていけると思います。

ママ友との会話 NGな行動って?

詮索する

なんでもかんでも根ほり葉ほり聞いてきたり、家族のこと、職業、年齢などプライベートなことまで、話したくないことをむやみに聞かれたり探られたりすると疲れてしまいますよね。筆者は、「相手から話さないことは聞かない」ように気をつけています。

自分から夫の職業や家族構成を話すオープンなママさんもいますが、なかにはシングルマザーだったり義理の両親と同居中だったりと家庭の事情はさまざまですので、相手から話してくれるまでは、むやみに質問しないほうが無難です。それよりも、最初のうちは話題にするのは子どものことが無難であり、プライベートな話は気心が知れて、双方が言いたくなってからが良いと思います。

悪口を言う、噂話をする、口が軽い

人の悪口や噂話、人が話していたプライベートな内容を、ペラペラと他の人に喋って言いふらしてしまうような行動は嫌われてしまいます。「口は災いのもと」ということわざもあるように、うっかり話したことがもとで災難が起こることもあるので、余計なことは言わないように筆者も気を付けています。

また、筆者の経験上、「○○のママから聞いたんだけどね…」とプライベートな内容を話し、さらに噂の根源まで喋ってしまうようなママは、「自分も同じように言われるのではないか…?」と警戒してしまいます。
人の話をむやみに知りたがるママも嫌がられることが多いので、人の噂話はしないことをおすすめします。

そして、上記の①、②はイコールになっていることが多いです。

詮索好きな人は、他の人に話すことも大好きなので、そのような人がいたら話す内容に少し気を付けなければ…と思う反面、筆者もそのような行動をとらないように、気をつけていきたいと思います。

ママ友トラブルを回避するには

自分や子ども、夫、家庭事情などをむやみに詮索せず、比較もせず、「よそはよそ、うちはうち。」と肝に銘じておくと、不要なトラブルは避けることができます。

また、視点を変えて、「ママ同士には、子育て中という共通点がある」と考え、子育て仲間、同士として、持ちつ持たれつ、お互いに困ったことがあれば助け合う気持ちで付き合っていくといいかもしれませんね。同じ環境の中でわかりあえるママ友に巡り合えると、心強い味方となり、子育てがきっかけで一生の友達ができるかもしれません。

おわりに ママ友の存在とは

筆者はママになったばかりの頃、ドラマ等の影響から、「ママ友は怖い?」という印象が強く、恐れる存在でした…(^^; 

しかし、今まで子育てをしていく中で、ママ友に助けられたことが沢山ありました。

新しい土地に引っ越してきて知らないことばかりのときに、地域のいろいろな情報を教えてもらった。子育てに不安を感じたときに、話を聴いてくれた、共感してくれた、応援してくれた。困っているときに、気にかけてくれた、助けてくれた…。ママ友は、ときに夫以上に子育ての悩みに共感してくれ、頼りになった存在でした。

これからも、「親しき中にも礼儀あり」という言葉にもあるように、気心知れたママ友でも、常に相手への思いやりと気遣いを持ちつつ、自分のそばにいて笑顔で接してくれるママ友を、大切にしていきたいと思います。

参考文献
「あ~めんどくさい!」と思った時に読むママ友の距離感 西東桂子 青春出版社
ママ友お付き合いマナードリル 西東桂子 主婦の友社

オリーブ
30代主婦、8歳、6歳、3歳の3児を子育て中。時短・簡単・楽チンをモットーに、お金をかけずに楽しむことを模索中♪

ライター紹介

からふるMoms

からふるMoms

KaRaFuRuのママライターチームです。

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