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365日からふるに子育て!第92回 ~子どもの「おいしい!」を引き出す!夏が旬の栄養たっぷり簡単ごはん~

「次世代へ健やかな未来をつなぐ」ウェルサポの管理栄養士 西田です。

梅雨が明け、本格的な夏がやってきました。暑くなり始めるこの時期は、体がまだ暑さに慣れておらず、熱中症や夏バテなど体調を崩しやすくなります。

夏を元気に乗り切るためには、栄養のバランスが整った食事が欠かせません。ですが毎日完璧を目指す必要もありません。手軽においしく栄養を摂るコツは 「旬の食材」を取り入れることです。

今回は、夏に旬を迎える代表的な野菜「トマト」にスポットを当て、子どもに嬉しい栄養の秘密と、子どもが喜ぶ簡単レシピをご紹介します。

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1. 知っておきたい「旬の食材」おすすめ理由

旬の食材をおすすめする理由は、大きく分けて3つあります。

1.優秀な栄養価

年中出回っている食材も、実はその栄養価は季節によりバラつきがあります。ビタミンやミネラルなどが多く含まれるのは、やはり自然の気候の中で栽培された「旬」の時期です。例えば同じ野菜でも、旬の時期はそうでない時期に比べて特定のビタミンが2倍以上になることもあります。効率よく栄養を摂るためにも、ぜひ旬を意識してみてください。

2.味覚の発育を促す

旨味や味、香りが濃い旬の食材は素材そのものがとてもおいしいので、塩分や砂糖などの調味料を控えられるメリットがあります。子どものころは、味覚を育む大切な時期です。この時期に素材本来の旨味を体験することは、味覚の発育にとても良い影響を与えます。

3.熱中症対策に最適

季節の体の変化に寄り添ってくれる夏野菜(トマト、きゅうり、ナスなど)には、体にこもった熱を逃がす働きや、水分・カリウムを補給する働きがあります。自然の恵みは、その時期の体が必要とするものを自然と蓄えているのです。

 

2.夏のイチオシ!「トマト」の栄養パワー

みずみずしくて鮮やかな赤色が特徴のトマト。子どもによって「大好き!」という子と「酸っぱくて苦手…」という子に分かれやすい野菜でもあります。それぞれ好みはありますが、子どももおとなも積極的に摂ってほしい栄養素がギュッと詰まっています。夏に積極的に取り入れたい食材です。

<トマトの栄養価>
  • リコピン:紫外線が強い夏に負けない体を作ります(強い抗酸化作用)。
  • ビタミンC:免疫力を高め、ウイルスや菌に負けない体を作ります。
  • クエン酸(酸味の成分):食欲を刺激し、胃の働きをサポートして疲れを回復させます。

「トマトの酸味が苦手で食べないんです」という声をよく聞きます。トマトの酸味は、「加熱すること」と「油と合わせること」で驚くほどマイルドになり、甘みが引き立ちます。さらに、リコピンは油と一緒に摂取することで、体内への吸収率がグンとアップします。

そこでおすすめなのが、 トマトの甘みを引き出し、お肉も柔らかく食べられるトマトの炒め物です。トマトは炒めることで酸味が和らぎ、甘みやうまみが引き立ちます。お肉の旨味がトマトに染み込むので、野菜が苦手なお子さまでもパクパク食べやすい一品です。卵を使わずに片栗粉を少し使うことで、子どもが食べやすい「とろみ」と「ジューシーさ」をプラスします。苦味が少ないズッキーニを加えると色鮮やかになりますよ。

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~豚肉とトマトのさっと炒め~

<材料>子ども1人分+大人1人分

  • 豚ひき肉または豚こま切れ肉:150g(こま切れ肉は細かく刻む)
  • トマト(中):1個(約150g)
  • ごま油(またはサラダ油):小さじ1
  • 片栗粉:小さじ1/2(お肉にまぶす用)
  • A:合わせ調味料 (しょうゆ:小さじ1、砂糖:小さじ1/2(お好みで)、鶏ガラスープの素:ひとつまみ)
    <作り方>
  1. ①トマトは2cm角のざく切りにします。
  2. ②豚肉に片栗粉を薄くまぶします。(肉の水分が逃げず、しっとり柔らかくなります)
  3. ③フライパンに油を入れて熱し、豚肉を炒めます。
  4. ④肉の色が変わったらトマトを加え、トマトが少し崩れてとろっとするまで1〜2分炒め合わせます。
  5. ⑤混ぜ合わせたAを加えて全体にさっと味を馴染ませたら完成です。

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3.おわりに

旬の食材は、お手頃で手に入りやすいだけでなく、素材そのものの旨味が凝縮されているため薄味でもおいしくいただけます。素材本来の味を知る機会は、子どもの繊細な味覚を豊かに育むことにもつながります。

また、旬の食材には夏の体が必要とする栄養素が多く含まれています。自然がくれる旬のパワーを味方につけて、暑い夏を親子で元気に楽しんでいきましょう。

 


      <ウェルサポについて>

      ウェルサポでは、臨床経験20年の看護師が最強のサポーターであるフレンドナース(かかりつけナース)となり、身心の相談はもちろん、子育てや介護、ご家族の健康に寄り添ったオンラインのチャット相談を行っています。他にも、オフラインで行う定期訪問サポートやアテンドサポートなどがあります。社会福祉士、健康運動指導士、助産師、管理栄養士などの専門家とも連携しています。

      一般財団法人ウェルネスサポートLab(ウェルサポ)情報

      webページ : https://www.wellsuppo.or.jp
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      電話番号:092-231-9762

       

      〇ライター紹介

      西田美穂(にしだみほ)

      管理栄養士歴25年。
      「若いうちから食事や栄養に関心を持てばよかった」「病気になる前の食事に気を配ればよかった」など食生活への後悔の声を多く聞く機会が多く、もっと食生活や栄養に関心をもってもらいたいとウェルサポの管理栄養士として活動中。

      プライベートでは、7歳、4歳、2歳の3児のママ。

        ライター紹介

        一般財団法人ウェルネスサポートLab 

        ウェルサポ

        臨床経験豊富な看護師がフレンドナース(かかりつけナース)となり、自身の身心の相談はもちろん、子育てや介護、ご家族の健康に寄り添ったオンラインのチャット相談を通して、「不安不調期から取り組む健やかな暮らし」のサポートを行う専門家チーム。

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