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2024.05.14
#仕事#子育て

職場への妊娠報告はいつがベスト?引き継ぎや産休までの注意点を紹介

働く女性にとって大きな出来事となる妊娠。嬉しい気持ちとともに、会社への報告のタイミングや誰に報告するか、など迷う人も多いのではないでしょうか。

今回は、会社への妊娠報告や産休に入るまでの流れについて紹介します。これから妊娠出産を控えている方や、いずれ子どもが欲しい方は、ぜひ参考にしてみてください。

会社への妊娠報告のタイミング

上司への報告は、なるべく早めに

妊娠初期に早めに報告すべきなのか、体調が落ち着いてくると言われている安定期に入ってからにするのか、タイミングを迷う人も多いのではないでしょうか。特に妊娠初期は万が一のこともあるので、報告をためらいますよね。

妊娠報告はいつまでにすべきという決まりはありませんが、上司への報告はなるべく早めにすることをおすすめします。つわりの症状が出て妊娠前と同じように仕事をこなせなくなる可能性や、仕事内容によっては、力仕事など妊娠中は避けた方がよい動作もあるためです

チームワークメインの仕事では、早めにチーム内に報告した方が良い

早めに報告しておけば、会社やチームも、仕事内容の変更や人員の配置などを調整しやすくなります。

特に、会社の人数が少なく、1人が抜けると仕事への影響が大きい場合は、上司に報告する時に合わせて、チームや所属部署などフォローしてもらう可能性がある人には早めに報告した方がなお安心でしょう。

今まで産休・育休を取得した社員が少ない会社・チームの場合、お互いに初めてのことで不安が募ってしまいますので、上司に相談した上でチームにも早めに報告することで、様々な手続きや配慮など早め早めにカバーし合うことができます。

上司やチーム以外で、会社への妊娠報告はどうすればいい?

妊娠を報告する順番に決まりはりませんが、上述の上司、チーム以外の同僚への報告は、安定期に入ってからでも問題はありません。

産休に入るまでの流れや気をつけること

上司への妊娠報告では、出産後の勤務についても確認を

妊娠報告をするときには、出産後も仕事を続けることの意思確認、産休・育休の取得や、育休の期間についても確認しておきましょう。出産前はフルタイムでの復帰を考えていても、実際に復帰が難しい場合もあります。

例えば、途中入園できる保育園が見つからない、思ったより体調が回復しない、など出産してからでないと分からない問題です。仮に復帰できる環境が整っても、フルタイムではなく時短勤務なら可能、という場合もあります。どちらになったとしても仕事を続けられるか、会社・上司と事前に相談しておくと安心です。

体調管理に気をつけて、無理はしない

妊娠出産は十人十色と言われます。つわりがある人・ない人、体のあちこちが痛くなる人・ならない人、食欲が増える人・減る人、など安定期を迎えても何が起こるか分かりません。

また、気づかないうちに無理をしてしまったのか、妊娠初期に出血が続き、慌てて病院を受診して自宅安静と言われる場合もあります。

症状は人それぞれですが、妊娠中は普段より疲れやすいなどの変化があります。自分では大丈夫だと思っていても、働きながらの妊娠生活は体に負担が予想以上にかかっていることを念頭に、おなかの赤ちゃんのことを一番に考えて過ごしてくださいね。

引き継ぎの準備はしっかりと

会社への妊娠報告がすんだら、産休に入るまでは通常業務に加えて引き継ぎの準備も進めておきましょう。大きなトラブルがなく産休を迎えられれば一番ですが、妊娠中は何が起こるかわかりません。

急な体調の変化で仕事を休む可能性も十分に考えられるので、日ごろから周囲と仕事の進み具合を共有するなど、何が起きても仕事に支障が出ないように気をつけておきましょう。

上司や同僚への感謝も忘れずに

妊娠は嬉しいことですが、妊娠する前と同じように働けなくなる可能性が高いのも事実です。上司や同僚の理解やフォローは欠かせません。産休に入るまで、お互いが気持ちよく働くためにも普段からコミュニケーションをとっておくことも大切です。

おわりに

会社への妊娠報告は気を遣いますよね。気にしすぎるとかえってストレスになることもあるので、迷うときには早めに伝えて、産休・育休などについて具体的にいろいろと確認して安心するのが一番です。赤ちゃんとママの体を第一に考えて、楽しいマタニティライフを過ごしてくださいね。

石野アサミ
一男一女の二児の母、兼業ライター。複業と、二人の子育ての両立に奮闘中です。趣味は読書、ピラティス。

ライター紹介

からふるMoms

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KaRaFuRuのママライターチームです。

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