福岡ってこんな街!子育てママが移住して分かった福岡事情
4月は転勤の多い時期ですよね。福岡への転勤が決まった方もいらっしゃると思います。
きっと誰もが1度は耳にしたことがあるであろう「転勤したら住み続けたくなる街=福岡」。
その真相を、夫の転勤で福岡暮らしをした経験をもとにまとめてみました。
自他ともに認める福岡市の“住みやすさ”
福岡市の『令和5年度市政に関する意識調査』によると、福岡市を「好き」と答えた市民が99.0%、「住みやすい」が98.2%、「住み続けたい」が95.4%といういずれも過去最高値が発表されました。
また、海外からも注目を集める福岡市は、アメリカ経済誌の「グローバルファイナンス」による2020年版『世界の住みやすい都市ランキング』では海外の人気都市と名を連ね34位にランクインしています。
この順位は経済力や居住性、環境、新型コロナウイルスでの死亡率や対策が影響されているようです。ちなみに1位は東京でした。
参照:World’s Best Cities To Live In 2020
福岡市は子育てママに優しい
周辺環境や施設がいい!
まず、公共や民間の子育て施設が多いです。未就学児の子どもを安心して遊ばせることができ、他のママさんやスタッフに育児相談ができる環境が整っています。
子育て応援パスポート(福岡県版)のアプリを登録すれば、「子育て支援の店」として登録されているお店などで割引などのサービスが受けられるので活用してみてください。授乳スペースなどを利用できる施設も現在地から見ることができますよ。
海や山が近いので気軽に海水浴やハイキングなどを楽しめます。市の中心部から車で行ける離島「志賀島」周辺には水族館や自然公園があって、子育てファミリーに人気です。
アクセスも抜群にいい!
市内はバスの路線・本数が多くバスに乗って主要駅へ簡単にアクセスできます。さらに、福岡空港にアクセスしやすく移動がラクです。博多駅から地下鉄で2駅、改札口を出て直結で国内線ターミナルへ行けるので帰省などの飛行機利用も苦になりません。
買い物のしやすさも魅力です。商業施設が天神や博多に集中しており短時間かつ少ない移動距離で欲しいものが揃うので、子連れにはありがたい環境だと思います。
また、転勤者が多いのも特徴です。転勤家族同士、程よい距離感での近所付き合いができる風土があります。
さらに、学業に力を入れている学校が多い印象です。福岡市の『平成 31 年度(令和元年度)全国学力・学習状況調査の結果について』では、小学校では国語は全国平均と同程度、算数は全国平均を上回り、中学校では国語、 数学、英語のすべてにおいて全国平均を上回る正答率だそうです。
参照:平成31年度(令和元年度)全国学力・学習状況調査の結果について
住環境は転勤期間で選ぼう
福岡転勤が決まり家探しをする際で大切なのは転勤期間です。福岡に何年暮らすことになるのかによって、子どもの年齢やライフスタイルの変化を想定して住むエリアを選ぶことをおすすめします。
例えば、未就学児がいて3年以内に転勤の可能性がある場合、就学前に福岡から離れる可能性が高いので人気の文教地区は除外し、未就学児を育てやすい環境を探してみるのもいかがでしょう。以下の点を優先ポイントにしてみてください。
☑︎子育て施設が近くにある
☑︎保育園の多さ
☑︎公園が近くにある
☑︎日常の買い物がしやすい
☑︎主要駅へのアクセス
☑︎空港へのアクセス
土地勘のない環境での家探しは本当に大変ですので、福岡に転勤経験のある上司や同僚などにおすすめのエリアを聞いて住環境を絞ってみるのも大事です。
結論、福岡は住み続けたい街!
都市なのにコンパクトで、自然のアクティビティを気軽に楽しめ、さらには美味しくて安い食も溢れている街、それが福岡です。福岡で新生活を始められる皆さん、案ずることなかれ。きっと福岡が好きになりますよ。これからの福岡暮らしの参考になりますように。
むとう よしえ
男の子(1歳)のママ。博多暮らし2年目。幼い子どもと楽しめる九州スポットを見つけたい。