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子どもの自転車練習どう進める?練習場所や乗るときの注意点とは?
子どもが自転車に興味を持ち始めたり、まわりのお友達が自転車に乗り始めたりすると「そろそろ、うちの子も自転車の練習を始めてみようかな」と思いますよね。今回は、自転車の練習をするにあたって気になることをご紹介します。
練習場所はどこにする?
自転車練習は、公園やグラウンドなどの安全な場所で行い、人通りや車通りのある公道や駐車場など交通事故に繋がる場所は避けましょう。
そうはいっても、近所の公園が狭い、遊具があって練習できない、公園内への自転車の乗り入れが禁止されているなど、自転車の練習をする場所に困るケースもあります。近くの公園での練習が難しければ、練習可能な公園まで車で移動する方法も視野に入れ、練習場所を探すのもよいでしょう。
お住まいの地域に交通公園があれば、利用するのもおすすめです。交通公園は子どもが楽しく交通ルールを学べる施設で、交通知識や交通道徳を身につけることを目的につくられています。実際の道路のように横断歩道や信号機、標識なども設置されており、交通事故を防ぐためのルールを身につけられるでしょう。自転車やヘルメットの貸し出しをしているところもあります。
補助輪なしの自転車練習の流れ
自転車練習の一例として、ペダルを外してキックバイクのようにして乗り、慣れたらペダルを付けるという練習方法の流れをご紹介します。
ペダルはレンチを使って外しておきましょう。右ペダルは左に回すと緩み、左ペダルは右に回すと緩みます。
なお、もともとペダルが付いていないストライダーや、後からペダルを着けられる変身バイクなどもあります。低年齢のうちから練習を始める場合は、こういった商品を検討してみるのもひとつです。
STEP1|まずは自転車を押して歩いてみる
サドルにまたがらずに立った状態で自転車を押して歩くことで、自転車のバランスのとり方の感覚をつかみます。どうやったら自転車が倒れずに進むのか、自然に自転車のバランスをとりながら進めるようになります。自転車の左右どちら側にも立って歩いてみましょう。
STEP2|サドルにまたがった状態で歩く
ペダルを外した自転車にまたがり、片足ずつ地面につけて歩きながら進みます。足が地面に付きやすい高さにサドルを調整することもポイントです。真っ直ぐの方向にゆっくり進むことに慣れたら、走るようにしてスピードを少し上げてみましょう。
直進がスムーズに進められるようになれば、次はジグザグ走行にチャレンジします。100円ショップなどで売られているカラーコーンを複数個並べると、目印になってルートが分かりやすくなります。ジグザグ走行を練習することで、行きたい方向にハンドルを向ける動作を覚えられます。
また、ブレーキのかけ方も練習が必要です。安全に止まるためには、まず左ブレーキからやさしく握り、スピードが落ちてきたら右ブレーキも握ります。
STEP3|両足でキックして前に進む
次は、両足を同時に地面につけてキックして進む練習です。両足を使って地面を蹴る力で前に進みます。
スムーズに進めるようになったら、蹴った力で自転車を動かしたまま、両足を開いた状態にして地面から離し、バランスをとりながら進んでみましょう。足をつかずに進む状態が長く保てるように練習していきます。
バランスがとれずに倒れてしまうこともあります。転倒すると子どもに恐怖心を与えてしまい、練習を嫌がってしまうこともあるため、足のつけ方を教えることもポイントです。左に傾いたら左足を、右に傾いたら右足を地面につけて、体や自転車を支えるように伝えましょう。
STEP4|ペダルを付けてこいでみる
外したペダルを装着して、こぐ練習に移ります。こぎ始めるときは不安定になりやすいため、大人が後ろから支えてあげるなどのサポートをしましょう。最初は地面に足をつけて自転車を走らせ、その勢いにのせてペダルをこぐとスムーズにいく場合もあります。
ペダルをこぐことに集中してしまうと、つい足元に目線がいきがちです。下を見るとふらつきやすいため、顔を上げて数メートル先の地面を見るようにアドバイスをしましょう。具体的な目標物を示して、そちらの方向を見るように伝えるのも良いですね。
ペダルをこぐことに慣れていない、こぎ方の感覚が分からない、脚力が足りずにうまくこげないといった場合は、補助輪付きの状態でこぐ練習のステップをはさむと、スムーズにいくかもしれません。
自転車練習時の注意点
安全な環境で自転車を練習するために、知っておきたい注意点をご紹介します。
ヘルメットやプロテクターを装着する
自転車の練習中は気を付けていても転倒する可能性があります。転倒した際の大怪我を防ぐために、ヘルメットやプロテクターの装着などの安全対策が必要です。
なお、道路交通法では13歳未満の子どもを自転車に乗せる場合、保護者が子どもにヘルメットをかぶらせるように努めることが定められています。
参考:「自転車用ヘルメットの着用」警視庁ホームページ
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/jikoboshi/bicycle/menu/helmet.html#
そのほかにも、長袖や長ズボンで肘や膝が出ないように服装を工夫することもポイントです。
自治体による決まりの確認を
自治体によって、子どもの自転車の乗車に関する決まりを設けている場合があります。最近は自転車保険への加入を義務付けている自治体も増えているため、自転車を乗り始める際に確認しておきましょう。詳しい内容は、お住まいの自治体のホームページをチェックするか、担当の窓口に問い合わせてみると安心です。
おわりに
自転車練習の際は、安全に練習できる場所を探しましょう。適度に休憩を入れながら、子どもも大人も無理のない範囲で練習できるのが理想ではないでしょうか。
自転車に乗れるようになると、行動範囲が広がってそれまでとは違った遊びや休日の楽しみ方ができるかもしれません。安心して楽しめるよう、子どもの安全面やお住まいの地域の決まりなどもチェックしておくと良いですね。
ハナミ
2人姉妹の子育て奮闘中。家事や育児の傍ら在宅ワークに励んでいます。ネットショッピング&スイーツが大好き。
ライター紹介
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