「子どもとおうちでお菓子作りをしたい」そんな方におすすめなのが、アイシングクッキーです。

「アイシング」とは、砂糖をペースト状にし、クッキーなどのお菓子にデコレーションすることを言います。砂糖にさまざまな色をつけることで、表現の幅が広がります。

今回は、スーパーなどで購入できるものを使用したアイシングクッキーをご紹介します。不器用な方や就学前のお子さんでも作れるので、ぜひ皆さんも挑戦してみてください。

アイシングクッキー作りに必要なもの

【材料】
・市販のクッキー
・アイシングシュガーペン
・トッピング

【道具】
・マグカップ
・クッキング
・爪楊枝

今回は初心者でも簡単に作れる「アイシングシュガーペン」を使用しました。スーパーの製菓用品売り場で手に入ります。

簡単にアイシングクッキーを作る方法

アイシングクッキーを作る前に、完成イメージを絵に描いてみました。

果たして、初心者の親子でも簡単にアイシングクッキーは作れるのでしょうか。

1. アイシングシュガーペンを温める

商品裏面に記載されている使い方にならい、50度程度のお湯をマグカップに注ぎます。その中にペンを入れ3～4分程度温めた後、よく揉んでからペン先を切って使います。

2.クッキーの周りに縁取りをする

まずは縁取りをしていきます。恐れずぎゅっと押しながら縁取っていくのがポイントです。

3.縁の内側を塗りつぶす

次に縁（ふち）が乾く前に、縁の内側を塗りつぶしていきます。

表面がボコボコしているので、クッキーを軽くトントンと揺すると表面がキレイになります。細かいところは爪楊枝でキレイに整えていきましょう。

4.トッピングなどで飾り付ける

塗りつぶしが完了したら、飾り付けを行います。

トッピングをつける場合は、時間が経つと表面のアイシングがどんどん乾いてしまいます。全体が乾く前に手早く飾り付けてください。

上から絵を描きたい場合は、数分放置して乾いた後に、絵や模様を描いていきましょう。

5.乾かして完成

天候により時間は左右しますが、おおよそ30分ほど置いて乾くと完成です。

完成イメージ図通りとはいきませんでしたが、不器用なママと5歳児でも楽しく簡単に作れました。
実際に作ったものを食べてみましたが、砂糖でデコレーションしているので、とても甘いクッキーになりました。甘いのがあまり得意ではない方は、使用する市販のクッキーを、甘さ控えめなものにかえてみてください。

アイシングシュガーペンを使う際の注意点

簡単にできる「アイシングシュガーペン」ですが、注意点がいくつかあります。

1.ペンを温める温度は40度から50度

今回紹介した「アイシングシュガーペン」は、最初にお湯で温めてから使用しますが、高温で温めてしまうと油が分離し、ペン先がつまる原因になるそうです。そのため、40度から50度程度のお湯で温めましょう。

2.乾く時間に注意

こちらの「アイシングシュガーペン」はベタ塗りすると約30分程度で固まります。
そのため、トッピングを飾る際は、完全に乾く前に付ける必要があります。

また、ベタ塗りした上から絵を描きたい場合は、反対にしっかり乾燥させてから絵を描きましょう。乾く前におこなうと、ベタ塗り部分と同化してしまうので、要注意です。

3.固くなったらお湯で温める

ベタ塗りしている途中や、絵や模様を書いている間に、温めたペンの温度がだんだん下がってきます。

描きにくくなってきたら、ペンをビニール袋などに入れ、お湯が入らないように気をつけながら温めると、また塗りやすくなります。

【補足】クッキー生地から作った場合

今回は、市販のクッキーをアイシングクッキーにする方法を紹介しましたが、もっと楽しみたい方にはクッキー生地から作ってみませんか。お菓子作りは、作っていくうちに、だんだんと楽しくなってくるもの。

好きな型で作ると、よりデザインの幅が広がります。時間を忘れて没頭するくらい、親子で楽しく作れますよ。

5歳児でもできるアイシングクッキー作りをやってみよう！

今回は、不器用なママと5歳児で「アイシングクッキー」作りに挑戦しました。

「アイシングシュガーペン」を使うことで、子どもも簡単にデコレーションでき、おうち時間をとても楽しく過ごせます。市販のクッキーとアイシングシュガーペン、トッピングがあればOK！お菓子作りが苦手なママでも簡単にできますよ。

おうちでのお菓子作り、ぜひ「アイシングクッキー」に挑戦してみてくださいね。

Saki
男の子1児のママ。読書が趣味。好きな作家は有川ひろさん。