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【福岡県】子連れで行く秋の味覚狩りの心得教えます!福岡のフルーツ狩りスポット4選も紹介
この時期のお楽しみといえば味覚狩りですよね。ぶどう、なし、りんごなど、馴染みのあるフルーツの収穫だけでなく、果物がなる木を観察するなど食育にもぴったりのレジャーです。今回は、子連れで味覚狩りへ行くときに知っておきたいポイントと、福岡県内のフルーツ狩りスポットをご紹介します。
味覚狩りに行くときの服装
味覚狩りは、自然に触れて旬の味覚を楽しむレジャー。汚れてもいい服装や着替えの用意をおすすめします。また滑りやすい場所もあるので、足元は歩きやすいスニーカー。不安定なヒールパンプスやサンダルでは、虫刺されも心配です。
長時間屋外で過ごすので熱中症対策として帽子の着用も忘れずに。通気性がいい帽子がベストです。フルーツ狩りスポットは日陰が少ないので、日焼け対策も行うとより安心です。
そして、時期や場所によって「行ってみたら思ったより寒かった(暑かった)」ということも。体温調節がしやすいように、半袖や薄手の長袖を着用して、軽く羽織れるものを準備しておくと安心です。
味覚狩りに持っていきたいアイテム
できるだけ身軽に訪れたい味覚狩りですが、準備しておくと安心なアイテムをご紹介します。
●汗拭き用のタオル 汗をかきやすい環境です。ハンカチとは別に準備しましょう
●ウエットティッシュ 手拭きだけでなく、果汁のベタつきもリセットできるのでおすすめ
●飲み物(水またはお茶) 味覚狩りの間の水分補給に。熱中症予防にも効果的
●虫除けスプレー 自然の環境なので虫が多くいる場合も。対策していきましょう
●クーラーボックス フルーツをよりよい状態で持って帰るために、用意しておくと◎
農園で気をつけたいマナー
味覚狩りを行う前に、子どもには「農園の作物は、農家さんが大事に育てたもの」「果物のなる木や枝も大切にしなければいけないから、むやみに木に触ったり、園内を走り回ったりしないこと」を伝えましょう。自分たち以外にも味覚狩りを楽しみにしている人がいます。その人たちのためにも、マナーを守ることが大切です。また味覚狩りでは、“狩った分だけ買い取る”のがマナー。子どもに前もって持ち帰る個数を伝えるなどして、取りすぎないように注意しましょう。
農園には、ぬかるんでいる場所などもあるので、怪我や汚れ防止のためにも子どもから目を離さないようにしましょう。
また高所の収穫の場合、多くの農園が踏み台を貸してくれます。凹凸している場所もあるので、子どもが踏み台に乗っている時は目を離さないようにしましょう。踏み台や果物狩り用のハサミなど農園からのレンタル品は返却をお忘れなく。
福岡のフルーツ狩りスポット
九州りんご村 三翠園(嘉麻市)
人にも環境にも優しい減農薬栽培にこだわる「九州りんご村 三翠園」。化学肥料・除草剤は使用せず、有機肥料や減農薬栽培で土づくりを行っています。2018年には、環境にやさしい農業(環境保全型農業)による農産物の生産者の証でもあるエコファーマーの資格を取得しました。こちらでは、梨とりんごの収穫体験ができます。
梨は、9月上旬から豊水、20世紀、9月下旬から新高、10月中旬から新興。りんごは、9月下旬から秋映、10月上旬から信濃スイート、10月中旬から信濃ゴールド、10月下旬からぐんま名月と、時期により品種が変わるので、何度でも訪れたいですね!
「九州りんご村 三翠園」では、九州初のりんごの高密栽培を行っています。りんごの産地として知られる長野県が推奨している栽培法で、樹高が低いため小さな子どもでも手を伸ばせば簡単に収穫が可能です。さらに、木への日当たりが良く従来の栽培法に比べて甘いりんごが実ります。
●フルーツ(時期):梨(9月)、りんご(9月下旬〜11月上旬)
●入園料:無料
●予約:不要
●フルーツ狩り料金:梨・りんご持ち帰り1kg680円
九州りんご村 三翠園(嘉麻市)
https://sansuien.shop/
エコファームよこみぞ園(久留米市)
いちじく狩り発祥の地とも言われる「エコファームよこみぞ園」。環境に配慮した完全堆肥を使用して、約1000本のいちじくを栽培しています。
こちらの特徴は、収穫体験と量り売りはもちろん、「いちじくの食べ放題」ができること!食べ放題では、皮が薄く丸かじりできるドーフィンという品種を取り扱っています。農園で、もぎたての味わいを楽しむのもよし、冷蔵庫で冷やしたものをいただくもよし。いちじくのおいしさにハマりそうです。
●フルーツ(時期): いちじく(8月〜10月)
●入園料:無料
●予約:食べ放題は前日までに要予約、持ち帰りは予約不要
●フルーツ狩り料金: 持ち帰り1kg1700円、100g170円
●食べ放題料金(45分):大人1800円、小中学生1300円、未就学児無料
エコファームよこみぞ園(久留米市)
https://ecofarm-yokomizo.com/
うきは果樹の村やまんどん(うきは市)
フルーツの里として知られるうきは市の人気スポット「うきは果樹の村やまんどん」。2.3ヘクタールもの広大な敷地には、ランチやスイーツが楽しめるカフェ「夢語寄家(むごよか)」もあり、フルーツ狩りから食事まで楽しめると評判です。
こちらは入園料にフルーツの試食が含まれます。事前にフルーツの味を確かめられるのがいいですね!9月中旬までは巨峰とシャインマスカット、10月までは梨の豊水と新高の収穫体験ができます。梨の新高は平均でも1個450〜500g程度と果実が大きいので、子どもと一緒に大きなものを探してみてはいかがでしょうか?
●フルーツ(時期):ぶどう(〜9月中旬)、梨(〜10月)
●入園料(試食付き):中学生以上300円、4歳〜小学生200円
●予約:不要
●フルーツ狩り料金: ぶどう持ち帰り1kg1000円〜、梨持ち帰り1kg700円〜
うきは果樹の村やまんどん(うきは市)
http://yamandon.com/
平井観光農園(八女市)
いちごやフルーツトマト狩りでも有名な「平井観光農園」。丁寧な土づくりと丹精こめた栽培によって、糖度が高くうまみたっぷりのフルーツを作り続けています。
収穫体験できるぶどうは 2 種類。旬のシャインマスカットと、クイーンニーナです。クイーンニーナとは、種なしぶどうの一種で、味覚狩りではあまり見かけない珍しい赤色の品種です。皮がパリッとしていて、甘味と酸味のバランスが良いので、子どもにも人気のぶどうです!
●フルーツ(時期): ぶどう(8月〜10月中旬)
●入園料:大人600円、4歳〜小学生400円
●予約:自社サイトより予約可能
●フルーツ狩り料金: ぶどう持ち帰り1kg2000円〜
平井観光農園(八女市)
https://hirai-tourist-farm.com/
おわりに
少しずつ涼しくなる時期ですが、虫や日焼け対策などを忘れず、フルーツ狩りを楽しんでくださいね!事前予約が必要な農園や果物の生育状況によっては受付終了している場合もあります。利用の際は、Webサイトや電話での問い合わせをおすすめします。
※2022年9月現在の情報になります。
machi
2歳差の兄弟と子煩悩なパパと楽しく生活中。食べると泊まるが大好きで、甘いものも嗜みます。