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ジメジメした梅雨の対策は?快適に過ごせるアイテムもご紹介

梅雨の時期になりました。

屋内も屋外もジメジメしていて、気付けば窓には結露ができ、家具や本、フローリングさえもなんだか湿っぽい。カビや虫も気になる…。こんな日が続くと気分も憂鬱になってくるし、体調に影響を及ぼすこともあります。

そんなときは梅雨対策をして、スッキリ快適に過ごしましょう♪

室内の快適な温度と湿度

夏場の快適な室内温度は28℃、湿度は55%といわれています。

気象庁のデータによると、2020年の東京の湿度の年間平均値は71%で、最も低い月が2月の55%、最も高い月が7月の89%、ついで6月が82%でした。いかに梅雨の時期の湿度が高いかがわかりますね。

梅雨におこりえる3つの大敵

梅雨の時期に心配な、3つの大敵とその対策をご紹介します。

結露

雨により湿度が上がり、窓の結露がカーテンに、押し入れの結露が布団や壁にまで伝わり湿らせてしまいます。また、結露はカビの発生も招いてしまいます。

結露対策には、窓を開けたり換気扇を回したりしてこまめに換気すること、観葉植物や水槽を窓辺に置かず、換気扇の近くやドア付近などの空気を入れ替えしやすい場所に置く等をして、室内の風通しを良くして空気の流れが循環するようにしてみましょう。

窓に貼る結露防止アイテムは、新聞紙、梱包用のエアーキャップ(プチプチ)、結露防止シート、結露給水テープなどがあります。

➁カビ

カビは、食べ物や洋服、エアコン内部や家具、水回り、畳や寝具など、あちこちにみられます。

カビが増殖する条件として、①20~30℃の温度、②80%の湿度、③カビの栄養となる汚れ(食べカスやほこり等)の3つがあります。カビは見た目の不快さだけでなく、胞子を吸い込むことによってカビが体内に入って真菌症と言われる病気を発症してしまうこともあります。

カビ対策には、こまめに掃除をする、換気をして湿度を下げる、室内の風通しをよくする等が挙げられます。収納スペースは、物を詰め込みすぎると風通しが悪くなってカビが発生しやすくなってしますので、余裕をもたせて物を入れましょう。

③害虫

梅雨の時期は害虫も多くなります。

一戸建ての場合は、ヤスデやムカデに注意したいです。

これらの害虫は外から家の中に入ってきてしまうので、対策として家の開口部近くに落ち葉や廃材を置かないようにし、雑草が生えやすい時期ですが、こまめに抜いておくことが大切です。家の周りをすっきりさせ、家の周りに虫が寄り付かないようにすることが大切です。

マンションやアパート等の集合住宅の場合は、気密性の高さから湿度が上がりやすいので、ダニやチャタテムシが発生しやすくなります。チャタテムシは人間を刺したり病気を媒介したりしないので基本無害ですが、増殖スピードが早く、場合によってはアレルギー反応により喘息を引き起こす恐れもあります。対策として、ダニやチャタテムシの餌となるカビやほこりがたまらないように、こまめな掃除と換気をするとよいでしょう。

虫退治には殺虫剤や防虫剤もありますが、子どもがいたりして薬剤を使うのはイヤだという場合は、消毒用アルコールスプレーを使うのもよいでしょう。ドラッグストアだけでなく、スーパーや100円ショップにも売っているので手に入りやすいですよ。

家の気になる場所をチェック!

家の中のジメジメしやすい場所をピックアップし、その対策法や、使えるアイテムをご紹介します。

洗濯物の室内干し 

雨の日の洗濯物の室内干しは、部屋がジメジメしやすく湿気が溜まりやすいですね。そんなときは除湿器や扇風機、サーキュレーター等を活用し、空気循環を促しましょう。室内干しによる窓の結露を避けたいなら、浴室で窓を開けて換気扇をまわした状態にして干すと洗濯物が早く乾くし、室内に湿気が入らないのでおすすめです。

また、衣類や寝具が乾ききっていない状態で収納すると、湿度がますます上がって臭いやカビの原因にもなります。帰宅後に、上着をすぐにクローゼットにしまわずに、風通しの良いところでハンガーにかけ、乾かしてからしまうと良いでしょう。

台所、浴室、トイレなどの水回り

台所や浴室、トイレなどの水回りは空気がこもりやすく、カビが生えやすいです。扉や窓を開けたり換気扇をつけたりして、空気循環しましょう。

台所は、シンクの下がとくに湿りやすいので米などの貯蔵品は置かないようにし、一定期間経ったら収納してあるものを全部出して、要らないものは廃棄して詰め込みすぎないようにしましょう。

浴室は、出る前にサッと冷水をかけると、カビ予防に繋がります。

寝室 

布団の下には湿気が溜まりやすいので、除湿マットを敷きましょう。マットを敷けば通気性が高まり、カビやダニの発生を防ぐことができます。

寝具も汗を含んでいることがあるので、布団は定期的に日当たりのよい場所で干すといいでしょう。外に干せないときは、布団乾燥機を活用しましょう。布団がふかふかでサッパリする上、防ダニ効果もありますよ。

布団をしまう押し入れには、すのこを活用して時々扉を開けて換気しましょう。

家全体

梅雨の時期は家全体がジメジメしやすくなります。そんなときは家中の窓やドアをあけ、空気の通り道を作って家全体を換気しましょう。風が入ってこないときは、片方の窓の開け幅を狭くし、もう片方の開け幅を広くとると空気が流れやすくなります。雨の日は、外の湿気が中に入ってこないように窓を閉めたいと思う方もいるかもしれませんが、洗濯物を干したりすることで室内のほうが湿度が高くなっていることもあります。雨の日でも窓を開けて換気をするようにしましょう。

その他、手軽な除湿アイテム

安価で準備しやすい除湿アイテムをご紹介します。

小瓶や竹籠などに入れておくと、除湿・消臭効果があります。2週間に1回程度、沸騰した鍋で煮沸消毒して天日干しすると効果が高まり、何度でも使うことができます。

重曹

小瓶に重曹を入れておくと、除湿・消臭効果があります。重曹が湿気を吸って固まってきたら、掃除に使いましょう。

新聞紙

窓の結露は新聞紙で拭きとりましょう。雑巾でも拭きとることができますが、吸収性が高くて湿気を吸いとりやすく、消臭効果もあるので新聞紙がおすすめです。空気がこもりやすいシンクや押し入れにも丸めた新聞紙を入れておくと、湿気を吸いとってくれますよ。

快適に過ごすために

梅雨の時期はジメジメした天気が続きますが、湿気予防と対策をして、すっきり気持ちよく過ごしていきましょう。

オリーブ 
30代主婦、園児1人、小学生2人の3児を子育て中。
時短・簡単・楽チンをモットーに、お金をかけずに楽しむことを模索中♪

ライター紹介

からふるMoms

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KaRaFuRuのママライターチームです。

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