【おうちで工作遊び】イースターエッグの作り方
ここ数年「イースター」という言葉を耳にすることが多くなったのではないでしょうか。とはいえ、まだまだ日本では認知度が低く、どんなイベントなのか分からない方も多いですよね。そこで今回は、イースターの基本知識やイースターエッグの作り方を紹介します。
イースターとは
イースターは別名「復活祭」とよばれるお祭りです。
キリスト教の始祖であるイエス・キリストが十字架にはりつけにされて処刑されたのは、日本でも有名な話。しかし、処刑される前に「処刑されて3日後に復活する」と予言したのを知っていますか?そして実際に処刑が執行され、その3日後の日曜日に予言通り復活したのです。
この奇跡をお祝いしたのがイースターであり、クリスマスとペンテコステ(聖霊の降臨を記記念するお祭り)含め、キリスト教の三大祝日とされています。
イースターはいつ?
ハロウィンやクリスマスと違い、イースターは日にちが定まっていません。また宗派によって日時が異なります。日本ではカトリックの日取りに準ずることが多く、「春分の日を過ぎて、最初の満月を迎え、その次の日曜日」と決められています。
またイースターのお祭りの期間は、とても長いのが特徴です。イースター前の40日から当日含む50日間、計90日間もお祭りは続きます。
イースターの過ごし方
イースター当日は教会の礼拝に参加したり、家族でご馳走を食べたりして過ごすのが一般的です。
そして、新しい命の誕生をイメージさせる卵にちなんだイベントが行われます。例えば、お菓子やおもちゃを中に隠したプラスティック製の卵を探す「エッグハント」や、卵のからに装飾を施した「イースターエッグ」を作って楽しむ習慣があるようです。
一度にたくさんの子どもを産むうさぎは子孫繁栄の象徴とされ、うさぎをモチーフにしたお菓子や飾りもお店に並ぶそうですよ。
イースターエッグの作り方
本場では、ゆで卵を使うのが一般的です。今回は、長く飾れるように中身を抜き、空の卵の殻で作る方法をご紹介します。ぜひ親子で作ってみてください。
用意するもの
- 生たまご
- キリ
- 竹串
- フォーク
- シールなど装飾するもの
作り方
1.卵の下側に、フォークで直径4mmほどの穴を開けます。
2.卵の上側にキリで小さな穴を開けます。
3.下の穴から竹串を入れ、混ぜて黄身をよく潰します。
4.小さい穴から勢いよく息を吹き込み、中身をボウルなどに出します。
5.中身が全て出たら、流水で中をよく洗って乾かします。
6.自由に卵を飾り付けます。
7.よく乾かしたら完成です。
イースターエッグを作って海外のイベントを体験!
キリスト教徒の人々にとってイースターは、イエス・キリストの復活をお祝いする大切な日です。
まだ日本ではあまり馴染みがありませんが、イースターエッグ作りは、小さな子どもでも楽しめるはず。海外の文化に触れるいい機会になるのではないでしょうか。ぜひ親子で一緒にイースターエッグ作りをしてみてくださいね!
藤永瞳
一男二女の子育てをしながらフリーライターとして働く兼業ママです。お菓子作り、ネットショッピング、お得情報、読書が大好きです!
ライター紹介
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