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【Amazon非公開】【未就学児から始める防犯対策】子ども向け防犯知識や防犯グッズ
ほとんどの時間を大人と過ごす未就学児に防犯対策は必要ない、と感じるかもしれません。しかし外出先で迷子になったり顔見知りの大人から被害を受けたりする可能性もあるので油断は禁物です。
そこでこの記事では、わが家でも実践している未就学児から始める子どもの防犯対策について紹介します。
防犯の基本!「いかのおすし」
「いかのおすし」は平成16年に警視庁少年育成課と東京都教育庁が考案した防犯標語です。
- いか…知らない人についていかない
- の…知らない人の車にのらない
- お…おおきな声で呼ぶ
- す…すぐ逃げる
- し…何かあったらすぐしらせる
キャッチーな語呂合わせで子どもに受け入れられやすく、今では安全の約束として全国に広まっています。
生活の中で教える防犯の知識
不測の事態が起きた時、子どもが自分の身を守れるように教えておきたいことを紹介します。
プライベートゾーンのこと
子どもを性犯罪から守るためには、プライベートゾーンを教えることが第一歩です。
プライベートゾーンとは、水着で隠れる部分と口のこと。水着で隠れる部分は他人に見せたり触らせたりしてはいけないことを繰り返し教えます。そうすることで、本人も気が付かないうちに性被害にあう、というリスクを減らせるでしょう。
子どもは遊び半分にプライベートゾーンを人に見せたりキスをしたりすることがあります。
そんなときは、「いやらしい」や「変なこと」というネガティブな表現はせず「守るべきところ」と教えることで自分を大切にすることができるのではないでしょうか。
車に閉じ込められたら
車に連れ込まれたり取り残されたりした場合、叫んでも外に声が聞こえにくいです。もし自力で車から降りられないときは、クラクションを鳴らすことを教えましょう。
子どもの力で軽く押しただけでは鳴らないこともあるので、広い場所や迷惑にならない時間帯にクラクションを鳴らす練習ができるといいですね。
トイレに連れ込まれたら
多目的トイレの非常ボタンに子どもが興味を示した、という経験があるママは多いのではないでしょうか。とっさに「押しちゃダメ」と教えがちですが、最近筆者がよく利用しているプールで小学生の女の子が多目的トイレに連れ込まれる事件があり、この考えを改めました。
今は「もしトイレに連れ込まれたらすぐボタンを押して」「困ったときは押していい」と教えています。
大人に頼まれごとをしたら
小さな子どもは、大人が悪意を持って近づいてくるとは夢にも思わないもの。「探し物を手伝ってほしい」「道を教えてほしい」などと声をかけられると親切心や正義感から大人に付いていってしまうことも考えられます。
わが家では、「周りに大人がいるのに子どもに頼るのはおかしい」「知らない人から頼まれごとをしたときは親に確認をするように」と教えています。
子どもにおすすめな防犯グッズ
年長さんくらいになると、子どもだけで庭や家の周りで遊ぶことがあるかもしれません。大人の目が届かない場所に行く時は、防犯グッズを持たせておくと安心です。
ソニック 軽くて丈夫な防犯ブザー
軽くて丈夫な防犯ブザーはデザイン性が高く、子どもが喜んで持ち運んでくれそう。チャームが大きく引っ張りやすいのも特徴です。
使い方の練習や電池切れをしていないかの確認を定期的にしましょう。
IoTBank まもサーチ2
「GPS付きのキッズ携帯はまだ早いけど居場所が分かるようにしたい」という場合は、GPSトラッカーがおすすめ。親はスマホで子どもの位置を確認できます。
多くのGPSトラッカーは月額料がかかります。まもサーチ2の場合、月額528円なので、ランニングコストはそこまで高くありません。
防犯の知識は繰り返し教えることが大切!
警察白書によると、令和2年に13歳未満の子供が被害者となった刑法犯の認知件数は8,788件も発生しています。
事件に巻き込まれる可能性を下げるためには早いうちから危険を察知する能力を持ち、対策法を知ることがとても大切です。
この記事をきっかけに、親子で防犯の話をしたり防犯グッズを導入してみたりしてはいかがでしょうか。
出典:令和3年度版 警察白書 第2部本編 第2章 生活安全の確保と犯罪捜査活動(警察庁)(https://www.npa.go.jp/hakusyo/r03/honbun/index.html)
藤永瞳
一男二女の子育てをしながらフリーライターとして働く兼業ママです。お菓子作り、ネットショッピング、お得情報、読書が大好きです!