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2022.02.16
#子育て

子どもの包丁デビューを応援!子ども用包丁の選び方と注意点

ママやパパが包丁を使っているときに「やりたい!」と子どもに言われた経験を持つ人も多いのではないでしょうか。子どもに包丁を持たせるのは怖いですが、子どものやる気も尊重してあげたいですよね。

そこで今回は子どもの包丁デビューについて調査しました。子ども用包丁の選び方と注意点についてご紹介します。

子どもの包丁デビューはいつから?

子どもは何歳くらいから包丁を使えるのでしょう。子ども用包丁の対象年齢は3歳からという場合が多いようですが、実際に安心して扱えるかは子どもによって異なるようです。

刃物を扱うときは危険な行為はしないのが鉄則。焦って包丁デビューする必要はありません。

大人の言うことをちゃんと聞いて包丁を扱える、包丁が危険な物だと認識できる、手先が十分に動かせるなど条件がそろってから、子ども用包丁を選ぶのがよいでしょう。

子ども用包丁の種類と選び方

子ども用の包丁にはどのような種類があるのか、選び方と合わせて知っておきたいポイントを調査しました。

刃の形の違い

子ども用と大人用の包丁の違いはサイズだけではありません。子ども用包丁では小さな子どもでも安心して使いやすいよう、刃の形が工夫されています。

刃が丸くなっている【丸刃】、刃がギザギザの形をしている【ギザ刃】、大人用の包丁と同じ刃を持つ【本刃付け】です。

包丁デビューにおすすめなのは、一般的に【丸刃】タイプと言われています。お肉などの固いものは切れませんが、やわらかい食材ならカットできます。包丁の握り方や力の入れ方を練習するなら、ちょうどよい子ども用包丁です。

丸刃タイプの包丁に慣れてきたら、【ギザ刃】タイプの包丁にうつりましょう。押す力だけで物が切れる丸刃タイプとは異なり、包丁を引く力を意識しないと上手に食材が切れません。丸刃よりも切れる食材の幅が広がり、トマトなどのつるっとした表面の食材もギザギザの刃でしっかり押さえてカットできるようです。

【本刃付け】タイプの子ども用包丁は、サイズが小さいだけで切れ味は大人と変わりません。包丁の扱いに慣れてから使用するのが無難です。包丁デビューを終えて慣れてきてからがよいでしょう。

刃先の形

子ども用包丁は刃先や刃もとが尖っていないタイプを選ぶと安心です。大人のように刃先を使いだすのは包丁の扱いに慣れてから。子どもが包丁デビューするタイミングで使う場合は少ないです。

万が一にもけがをしてしまわないよう、より安心できる子ども用包丁を選んでみてはいかがでしょうか。

持ち手の違いやカバーの有無

子どもが包丁を扱いやすく、けがに繋がりにくいよう、商品によっては持ち手部分が握りやすいよう工夫されていたり、刃を隠すようにカバーがついていたりする場合があります。 利き手ごとに持ち手の形を変えている商品もあるようなので、子どもが左利きの場合は購入前にチェックできるとよいでしょう。 

子ども用包丁の注意点  

子ども用包丁を購入したら、どのような点に気をつければよいのでしょう。厳守したいポイントを調査しました。

収納場所と収納方法

けがをしないよう工夫されている子ども用包丁ですが、子どもが勝手に触ってしまうような場所に収納するのはNG。基本的なことですが、子どもの手が届かない場所に収納しましょう。

他の物といっしょに引き出しに入れる場合などでは、刃をカバーすることも大切です。カバーつきの商品を選んだり、やわらかい布で覆うなど、刃がむき出しのままにならないよう気をつけたいですね。

使うときは目を離さない

包丁デビューをするときはもちろん、ある程度慣れていても子ども一人で包丁を持たせるのは危険です。使うときは目を離さず、必ず大人といっしょに包丁を使いましょう。

他の料理を作りながら子どもに包丁を握らせると、目を離してしまうことも多いです。子どもが包丁を使うときは他の作業は一旦中止するのが無難。

時間にゆとりがあるときだけ子どもが包丁を使うなど、ルール作りも大切かもしれませんね。

まとめ

子どもの包丁デビューは、安心して使えることが大切です。子どもにとって扱いやすい包丁を選び、けがをしないよう親子でルールを守りながら挑戦してみてはいかがでしょうか。

包丁を使う経験を通して、料理の楽しさなどを子どもに伝えられるとよいですね。

上田美里
一男一女を育てる30代フリーライター。子どもを振り回し、振り回されながら、楽しい&心地よい暮らしを目指し奮闘中。

ライター紹介

からふるMoms

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KaRaFuRuのママライターチームです。

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