子どもと始めるSDGs!個人が今日からできる取り組み4選
SDGsというワードをテレビやSNSなどで目にしたことがある人は多いのではないでしょうか?
国や企業が取り組むものであり自分には関係ないと思っている人もいるかもしれませんが、個人でもできるSDGsな取り組みはたくさんあります。
そこでこの記事では、今日からできる取り組みを紹介します。SDGsについて分かりやすく解説しているので、ぜひお子さんと一緒に読んでみてください。
SDGsとは
SDGs(エス・ディー・ジーズ)はSustainable Development Goalsの略で、日本語に訳すと持続可能な開発目標です。
分かりやすくいうと、“2030年までに達成するべき国際社会共通の目標”。裏を返せば、世界が抱える解決すべき大きな問題ということです。
目標は全部で17個。SDGs達成度の高い国ランキングで日本は18位となっています。
項目を見ると個人で解決できることは無いようにも思えます。しかし一人一人が目標達成に向けて意識し行動することは、世界を変えるための第一歩になるのではないでしょうか。
子どもと一緒にできるSDGsな取り組み4つ
今日からできるSDGsな取り組みを紹介します。
子ども用のエコバックを用意する
ビニール袋の原料である原油は限りある天然資源であり、処理費用には多額の経費と労力が使われています。
大人がエコバックを持参しても、スーパーで子どもがおやつを買うと店員さんが親切心からビニール袋に入れてくれることがありませんか?わが家では子どもにもエコバックやリュックを持たせ、そこに入れてもらうようにしています。
使い捨てのイメージが強いレジ袋をもらわない習慣を小さい頃から身につけることで、マイボトルやマイスプーンなど繰り返し使える環境に優しい資源を選択できるようになるのではないでしょうか。
節水を心がける
「水の無駄遣いをやめよう」と教えても、日本の子どもにとって水は蛇口をひねれば無限に出てくるものであり、節水することの意味が分かりにくいかもしれません。
まず世界ではまだ水不足で命を落としたり、不衛生な水しか手に入らなかったりする人がいることを話せば、水の大切さを理解し節水の必要性が分かるのではないでしょうか。
必要ない時はシャワーを止める、蛇口の水で遊ばないなど具体的に教えることが大切です。
年長のわが子は、浴室モニターをつけて一人でお風呂に入ることが増えてきました。5〜6歳頃になると一人でお風呂に入る子もいると思うので、その前には節水の大切さを教えるといいかもしれませんね。
自家用車での移動を減らす
地球温暖化対策のためにも、CO2を排出する車の使用はできるだけ少なくしたいもの。
そこで注目したいのがスマートムーブの取り組みです。
スマートムーブとは、公共交通機関を積極的に利用したり、車のチョイ乗りをやめたりすること。
近場の公園やスーパーにいく時はできるだけ徒歩や自転車にして、CO2が排出されない移動手段を心がけるといいですね。
小さい子どもがいる場合や住環境によっては難しいかもしれませんが、地球や健康のためにもスマートムーブを意識してみてください。
smart move(スマートムーブ)に取り組んでみませんか?(政府広報オンライン)
「男の子だから」「女の子だから」という意識を払拭する
今子育てをしているパパやママは、昔に比べて男女平等の意識が根付いてきていると思います。でもとっさに「男の子なのにすぐ泣かないの!」「その柄は女の子っぽくない?」などと言ってしまうことがありませんか?
長女は青色が好きなので、ランドセルも鮮やかな青色を希望しました。祖父は「女の子なのにこの色でいいの?」と心配しましたが、「女の子が青色のランドセルでもおかしいことはひとつもないよね」と話をして長女の希望通りのものを購入しました。
「性別で好きなものや行動が制限されることはない」ということを知るきっかけになったらいいなと思います。
SDGsな取り組みで子どもの未来を守ろう!
SDGsで示されている目標は国や企業が対策するだけでなく、一人一人が意識し行動にうつすことが大切です。
エコバックを持ち歩いたり節水したりすることは、子どもでも今日から始められます。
親子で一緒に生活の中でできるSDGsな取り組みを探してみてはいかがでしょうか。
藤永瞳
一男二女の子育てをしながらフリーライターとして働く兼業ママです。お菓子作り、ネットショッピング、お得情報、読書が大好きです!
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