里帰り出産をするメリット・デメリット!しない場合は事前準備が大切
厚生労働省が2017年に行った調査によると、里帰りをした人が 50.1%、里帰りをしなかった人が48.8%と約半数の方が里帰り出産をしたという結果が出ています。(※1)
里帰り出産をすれば、実父母に家事や育児のサポートをしてもらえます。しかし、里帰り出産をしてストレスを感じたという声もよく聞くので不安に思う人もいるでしょう。
筆者は第一子の時は里帰り出産をし、第二子と第三子はしませんでした。
この記事では筆者の体験談を含め、里帰り出産のメリットとデメリットなどを紹介します。
里帰り出産のメリット・デメリット
里帰り出産をすれば両親からサポートを受けられるというよさがありますが、なかにはデメリットもあります。あらかじめメリットとデメリットを知り、里帰り出産をするか、しないかを検討してみてはいかがでしょうか。
里帰り出産のメリット
里帰り出産をすれば、食事や洗濯、掃除など家事のサポートを受けられます。家事の負担が減ることで、出産で大きなダメージを受けた体をゆっくり休ませられるでしょう。
産後のママは身体的なサポートと同じくらい精神的なサポートが必要です。子育ての先輩である父母にいつでも頼れる環境であれば、安心して育児がしやすい場合もあります。 筆者は、「大人と話せる」というのもストレス発散になりました。
里帰り出産のデメリット
産後はいつもなら気にならないことでストレスを感じ、「母からのアドバイスで喧嘩になってしまった」という話を周りのママからもよく聞きます。
今と昔では育児の常識が変わっていることもあるので、事前に育児書を読んでもらったり育児方針を話したりしておくと、産後のイライラを軽減できるでしょう。
パパと赤ちゃんが離れて暮らすことで、新生児期の成長や喜びを夫婦で共有しにくいということもあります。
パパに写真を送ったりテレビ電話をしたりして、パパにも赤ちゃんを身近に感じてもらう工夫をするといいですね。
里帰りを終え自宅に戻るときは、ママと赤ちゃんの荷物が多く移動が大変なのもデメリットです。遠方の場合は長時間の移動がママと赤ちゃんに大きな負担となるので、気候や移動手段などを考慮しなくてはいけません。
里帰り出産をしないときの事前準備
里帰り出産をしない選択をされた方は、事前に環境を整えておくことで産後の負担を減らせます。
食材宅配・ネットスーパーの登録
気軽に買い物に出られない産後は、食材宅配やネットスーパーを利用するのがおすすめです。
サービスによって扱う商品の種類や価格など特色が大きく違うので、時間に余裕のある産前にしっかりとリサーチして登録しておきましょう。
時短家電を買う
ロボット掃除機、全自動洗濯乾燥機、食洗機は家事の負担を大きく軽減してくれる”新三種の神器”といわれています。
筆者は新三種の神器を使うようになって、かなり時間に余裕を持てるようになりました。高価な家電ですが、出産のご褒美に買うのもいいかもしれませんね。
パパと家事の分担を話し合う
産後は家にいるママが家事をすることもあるかもしれません。ママが無理をしなくていいように、産前にパパとしっかり家事分担を決めるといいでしょう。
家事が苦手、仕事が忙しいなどパパに家事を頼むのが難しい場合は、家事代行のサービスを利用するのもひとつです。
産後の身体に負担がかからないよう気をつけたいですね。
里帰り出産は家族でよく話し合って決めましょう
里帰り出産は、肉体的・精神的サポート受けられる一方、家族からのアドバイスや移動にストレスを感じることもあります。
さまざまな理由から里帰り出産をしない選択をした人もいるでしょう。不安も多いかもしれませんが、事前準備を行っておけば産後少しは楽に過ごせるはず。
出産前後が快適に過ごせるように、家族でよく話し合って里帰り出産をするか考えてみてください。
出典:(※1)経産婦に対するメンタルヘルスケアのための保険・医療の連携体制に関する調査研究
藤永瞳
一男二女の子育てをしながらフリーライターとして働く兼業ママです。お菓子作り、ネットショッピング、お得情報、読書が大好きです!
ライター紹介
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