みんな寝る前なにしてる？我が家で定番の寝る前あそび　

夜ご飯を食べ、お風呂に入り、歯磨きをして、お布団へ。
「おやすみなさい」とあいさつすれば、親はお布団には入らず子どもだけで寝てくれる。
なんて、夢のようです。

お布団に入ったって、子どもはすんなり寝てくれませんよね。
そこで今回は、我が家でやっている寝る前遊びを紹介します。

一番はやっぱり絵本の読み聞かせ

寝る前遊びの定番は、絵本の読み聞かせですよね。
でも同じものをエンドレスに読まされたり、10冊持ってきて読まされたり、子ども同士で読みたい本の順番あらそいをしたり…。ただ絵本を読むだけでも疲れてしまうことがあります。

おそらく普通に読むだけでも子どもは満たされるのでしょうが、読む側としては同じ話を何度も読むのはつまらない、ということで、パパは変わった読み方をしてくれます。

物語を逆に読み替えて、おもしろおかしく絵本を読みます。
例えば、『おひさまがのぼって暖かい日曜日の朝です』という部分を『おひさまがのぼらないで寒い寒い日曜日の夜です』と読み替え、ひたすらその読み方で物語を進めていきます。

本によっては横で聞いている私も笑ってしまうほど面白いのですが、子どもにも大うけで、結果としてまたエンドレスループにおちいっています。

一番下の1歳児が今一番の絵本は、「はらぺこあおむし」です。
上の子から含めると、親は何回読んだことやら。もう暗記するレベルで読んでいます。

そこで大活躍しているのが、You tubeにもアップロードされている「はらぺこあおむしの歌♪」です。リズムよく歌っているので、大人が聞いても楽しく、とても便利です。
楽したいときや上の子の相手をしている時は音を流して活用しています。

昔も今もフルーツバスケット

子どもたちが保育園や小学校でも室内遊びとしてやっている“フルーツバスケット”は、私も子供の頃大好きだった遊びの一つです。ルールが変わっていないことに感動を覚えつつ、お布団の一部を椅子代わりに遊んでいます。

何も考えたくないときは「フルーツバスケット！」を多用しますが、時には子どもの観察から出てくるキーワードを取り入れて、“ちゃんと見てるよ、聞いてるよ”アピールをさりげなく行える、便利な遊びです。

体を使った遊びは大はしゃぎ

寝る前に興奮させるのはよくないとは思いつつ、お布団の上でしかできない遊びも寝る前の楽しみですよね。

寝転がった親の足に乗って“ぎっこんばっこん”は、親の筋トレにも一役買ってくれるので、一石二鳥です。
体重が重くなった小学生の息子を私はもう乗せることはできませんが、下の娘たちは乗せることができます。でもパパの方が激しく遊んでくれるので、パパの順番待ちをする子どもたちです。

そのほかによくやっているのは、“ロードローラーごっこ”です。
3つ並んだお布団の上を端からゴロゴロとパパが転がり、それに当たらないように子どもたちがジャンプして乗り越えていくものです。
レベル1のゆっくりの速さから始まり、どんどんスピードを上げて最後はレベル10の速さになります。みんな寝る前に汗をかいて、へとへとになっています。

想像力ふくらむ“おてて絵本”

電気を消した後でも楽しめるのが、おてて絵本。ＮＨＫの「みいつけた！」でもやっているおはなし遊びです。

両手のひらを顔の前に広げて本を読むふりをし、想像の物語を即興でお話します。たまにお題をリクエストしたり、リクエストしてもらったり、子どもも大好きで、順番にそれぞれの物語を披露してくれます。

一番上の子は3歳の頃から、妹におてて絵本をしてくれていました。話している子どもの頭が熱くなっていて、頭を必死に働かせてお話を作っている様子を見ることができます。子どもの想像力がふくらむ、とても良い遊びだと思っています。

スマホのライトで影絵遊び

電気を消した後の遊びをもう一つ紹介。iPhoneのLEDライトを照らして、影絵を作って遊んでいます。

光を見るとまぶしいのが難点ですが、これも想像力がかきたてられる遊びの一つです。手を使って動物の影を壁に映すだけでなく、子どもの影を大きな手が襲う…「食べられるよ！早く逃げて！」といった遊びを楽しんでいます。

影が大きくなったり小さくなったり、光との距離で大きさや見え方が変わるのも、おもしろいポイントです。

さいごに

帰宅後もずっと働き続けてようやくたどり着いたお布団のゴール。
でもそれは子どもたちの楽しみのスタートでもあります。

早く寝てほしいと願うものの、一緒に遊んで一緒に寝てくれるのは今だけ、と実はとっても貴重な時間です。子どもが飽きないように、また新しい遊びを一緒に考えて、楽しい寝る前の楽しい時間を過ごしたいと思います。

Richika
3人兄妹のママ。
お料理大好き。怒らない子育てを目指して日々努力中。