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「保育園に早くから預けるのはかわいそう?」実際に言われた人の経験談と先輩ママのリアルな声
新年度は保育園に子どもを預け、職場復帰をしたママも多い季節。保育園入園時に両親や親戚から「保育園に預けるのはかわいそう」と言われた経験をしたことがあるママも多いのではないでしょうか?
今回は実際に「かわいそう」と言われた経験のあるママの声や、保育園に預けた先輩パパの声、2歳で幼稚園に預けた際に「かわいそう」と言われた筆者の体験談を紹介します。
保育園に預けるのはかわいそう?実際に言われた人の悲痛な声
今回は個人的に、保育園に子どもを預けている友人たちに話を聞いてみました。保育園に預ける前や預けた後、周りの人からはこんな言葉をかけられる場合があるようです。
「産後も仕事を続けたいと考え、子どもが1歳になる前に保育園へ子どもを預けました。夫も納得した上での入園でしたが、義両親からは『1歳になっていないのに預けるのはかわいそう。最短でも3歳まで、できれば小学校低学年までは母親が家で育児すべき』と言われました。
保育園で毎朝預けるときに『ママ』と言って泣かれると、この選択でよかったのかなと罪悪感に苛まれることもあります。でも子育てにはお金がかかりますし、好きな仕事はやめたくありません。ただ時々周りから『かわいそう』と言われると、気持ちが揺らいでしまいます」(30代ママ)
実はこのような思いをしているママは、この友人だけではありません。別の友人からはこんな話を聞きました。
「共働きは決して悪いことではないと思っていますが、周囲からかわいそうと言われるたびに自分は母親失格なのかなと思う時があります。夫と交互に育休を取得する方法も検討しましたが、夫は育休取得が難しい状況です。乳児期の入園が悪いことだとは思っていなかったので、何が正解かわからなくなります」(30代ママ)
周りから「かわいそう」と言われることでメンタルにダメージを受けている方の声が世の中には複数挙がっている、これが現実です。
実際に保育園に預けた先輩ママたちの声
保育園に早くから預けるのは本当にかわいそうなことなのでしょうか?実際に保育園に子どもを預けた先輩ママたちの声を集めました。
- 最初は葛藤したけれど今は預けてよかったと思っています
- 預けて正解だった、今までよりも余裕をもって接することができる
- かんしゃく持ちで大変だったけれど集団生活を送れるようになった
- 完全給食の保育園だったから好き嫌いなく育った
- 最初は元気に過ごしてくれるか不安だったけれど、楽しく通ってくれているようだ
保育園に預けた結果子どもの成長につながり、ママの精神的余裕を作り出せたことで家庭内育児が上手くいくようになったという意見が多数あがっていました。
保育園に通っていた筆者の友人からは「保育園は楽しかった思い出しかない」「かわいそうと言われていることはひとつもない」という意見も。 保育園への入園に対し周囲から否定的な言葉をかけられる一方で、実際に通ってみるとたくさんのメリットを感じるママが多いようです。
【体験談】2歳から幼稚園に預けたことで言われた「かわいそう」
筆者自身は、子どもを幼稚園に2歳から預けています。預けることを決める際、夫や実母、義両親から「2歳で預けるのは早いのでは?」「3歳までは母親のもとで育てた方がいいのではないか?」「2歳で預けるのはかわいそう」口々に言われました。
しかし実際に預けてみれば、泣いていたのは最初の数か月。そのうち「はやくようちえんいく」と言うようになりました。
幼稚園でトレイトレーニングも完了し、私と家で二人きりだった日々に比べ、たくさんの経験を幼稚園でさせてもらったと感じています。
自宅育児をしていたころは周りに友達もおらず、同年代との遊び方も知りませんでしたが、幼稚園に入園してからたくさんの友達に囲まれて仲良く遊ぶ姿を見られるようになりました。
「2歳で預けるのはかわいそう」と言っていた夫や実母たちも我が子の様子を見て「2歳から入園してよかったね」と言うまでになりました。
2021年現在、我が子は年中になりました。休みの日でも「ようちえんにいきたい」という時があり、幼稚園に迎えに行った際は「まだかえりなくない」と言われることも多々あります。
私自身は、入園する時期に早すぎるということはないのだなと感じています。
【結論】保育園に預けるのは全然かわいそうではない!
泣きながら登園する我が子を見ていると「かわいそうなのかもしれない」「これで合っていたのだろうか?」と不安になるママも多いことでしょう。
しかしまったく「かわいそう」なことはないのです。子どもは環境に順応しますし、保育園では保育のプロである保育士さんのもと、家ではできない経験をたくさんさせてもらえます。
実際に保育園に通わせている先輩ママからも「預けてよかった」との声が聞かれましたし、通ったことのある人からも「楽しかった思い出しかない」との声もありました。
昼間離れている分、家に帰ってきてからいっぱいぎゅっと抱きしめてあげるだけでママの愛情はきちんと子どもに伝わると個人的には思っています。
「かわいそう」の声に必要以上に精神を病むママが一人でも減ることを祈っています。
Saki
男の子1児のママ。読書が趣味。好きな作家は有川ひろさん。
ライター紹介
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