#子育て
夜中に発熱!こども救急の利用方法や救急車を呼ぶ目安とは?
子どもは前触れもなく、急に高い熱を出したり怪我をしたりしますよね。平日の昼間ならまだしも、休日や夜中などかかりつけの病院に電話が繋がらない時間帯だと、余計焦ってしまうもの。そんな時に活用して欲しいのが“こども救急”です。
今回は、こども救急の制度の説明や利用方法を紹介したいと思います。
こども救急ってどんなもの?
全国同一の短縮番号
♯8000
に電話をすると、自動的に住んでいる都道府県の窓口に繋がるようになっています。電話口には、小児科医や看護師が待機していて、
- 適切な対処の方法
- 時間外診療を受診すべきか
- 受診すべき病院先
などをアドバイスしてくれます。相談は無料、通話料のみかかります。
あくまで相談や助言を受けるものなので、診断を下してくれるわけではありません。
対象年齢は、生後1ヶ月から6歳までの子どもです。実施時間帯は自治体によって異なりますが、18時〜翌朝8時ごろまでの自治体が多いようです。
厚生労働省のHPに詳しく記載があるので、自分が住む県の対応時間をあらかじめ把握しておくと安心です。
こども救急に相談する流れ
子どもの体調が悪い時や怪我をした時はパパ・ママも焦ってしまいますが、電話をする前に一度落ち着き、状況を整理してから電話をかけましょう。
こども救急に電話をしたときに伝える主なことは以下の通りです。
- 子どもの年齢と性別
- 相談したいことを簡潔に(熱が40度を超えて水分も摂れずぐったりしている、頭を打った30分後に2度嘔吐しているなど)
- 持病があれば伝える
必要であれば先方から質問をされるので、簡潔に答えます。
対処方法や受診すべき病院を教えてもらったときのために、メモ帳を用意しておくといいでしょう。
こんな時はこども救急ではなく119番を!
子ども(15歳未満)の場合、下記の症状が出た場合は、緊急性が高いので救急車を呼びましょう。
- 意識障害がある(意識がない、朦朧としている)
- 顔色が異常に悪い
- けいれんがある
- 激しいお腹の痛みや嘔吐が止まらない
- 交通事故で怪我をした
- 広範囲のやけど
- 呼吸が苦しそう
また「緊急性が高そうだけど、救急車を呼ぶべきか分からない」という時には#7119に電話をすると、医師や看護師が「緊急性があり救急車を呼ぶべき」か「自分で病院に受診をしに行くか」を判断してくれるので、こちらも活用してください。
いざというときのために【こども救急】を登録!
子どもはいつ高熱を出したり、大きな怪我をしたりするか分かりません。いざという時に焦らないよう、こども救急の番号を電話帳に登録をしておくと安心です。
実際に筆者もこども救急に2度電話をしたことがありますが、的確なアドバイスを頂き解決することができました。
専門家のアドバイスを聞けるとパパ・ママも安心しやすいと思うので、不安に思った時は一人で悩まずこども救急を利用してみてはいかがでしょうか。
藤永瞳
4歳と2歳の姉妹を育てながらフリーライターとして働く兼業ママです。甘いもの、映画鑑賞、ネットショッピング、わんこが大好きです!
ライター紹介
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