共働きでも幼稚園へ!わが家が幼稚園選びで重視したポイント7つを紹介
共働き家庭では、子どもが小さいうちは預け先を確保しなければなりません。子どもの預け先としてまず浮かぶのは保育園だと思いますが、最近では預かり保育がある幼稚園が増えています。
わが家の長女も2歳までは保育園に通っていましたが、3歳になり幼稚園へ転園することを決めました。
もともと長女が通っていたのが乳児園のため2歳クラスまでで卒園となることと、筆者自身が幼稚園教育に魅力を感じていたためです。
共働きでも幼稚園に通わせられるのか不安もありましたが、いざ調べてみると、共働き家庭にも柔軟に対応している幼稚園が多いことがわかりました。
共働きで幼稚園に通わせるときに重視したポイントなどを、筆者の経験も交えて紹介します。
保育園と幼稚園の違いとは?
保育園と幼稚園では、まず目的が異なり、保育園は子どもを保育する福祉施設、幼稚園は教育が主となる教育施設です。それぞれの管轄も、保育園は厚生労働省、幼稚園は文部科学省と異なります。ただし2018年より保育所の保育指針が改定され、保育所でも幼児教育を行うことが求められています。
また保育時間も異なり、施設によっても違いますが保育園は7時半~18時頃まで、幼稚園では9時~14時頃までが標準的な保育時間とされています。
預かり保育がある幼稚園が増えている
共働き家庭が子どもを幼稚園に通わせたいと思ったときに、一番ネックになるのが保育時間です。
ただ最近では14時以降も預かり保育をしている幼稚園が増えており、共働き家庭でも幼稚園に通わせやすくなってきています。
共働きのわが家が幼稚園選びで重視したポイント7つ
実際にいくつかの幼稚園を検討する中で、わが家で重視したポイントを紹介します。
①保育時間
預かり保育の時間は園によってさまざまです。送迎にかかる時間を含めて、無理がなく通わせられるかどうかが大切なポイントです。
②夏休みなど長期休暇中の預かり保育
幼稚園には、夏休みなどの長期休暇があります。
長期休暇のあいだも預かり保育をおこなっているのか、またおこなっている場合は保育時間も確認しておかなければなりません。
長期休暇中の対応は、幼稚園によって変わるため確認が必要です。
③給食の有無
完全給食の幼稚園もありますが、主食のみ持参が必要な園、毎日お弁当持参の園などさまざまです。
給食が出る園でも、長期休暇中はお弁当が必要な場合もあります。
毎日のことなので、パパやママにとって負担が大きすぎないか、よく検討しておく必要があります。
④お昼寝の有無
保育園では必ずお昼寝の時間がありますが、保育時間が短い幼稚園ではお昼寝の時間はとられていません。
預かり保育を利用する場合は長時間となるので、お昼寝がないと体力がつづかない子も。
園によっては、必要な場合はお昼寝をさせてもらえることもあります。
子どもの体力には個人差があるので、お昼寝がないと心配な場合は、事前に園に確認しておくと安心です。
⑤平日の行事や役員など保護者が参加する頻度
幼稚園では平日に行事があることも珍しくありません。
仕事の融通がききやすければ問題はありませんが、なかなか休みがとりにくい場合は、平日の行事の頻度も事前に確認しておきたいところ。
また役員など係の持ち回りや、保護者の参加が必要な行事など、保護者の出番がどのくらいあるのかも確認しておくと安心です。
⑥共働き家庭に対する園の姿勢
条件面だけではなく、共働き家庭に対する園の考え方も確認しておきたいポイントです。
筆者もいくつかの園の説明会や見学に行きましたが、共働き家庭に対しての対応はさまざまでした。
これは実際に肌で感じる雰囲気などもあるので、見学や説明会に参加し、チャンスがあれば質問したり、実際に先生とお話したりすることをおすすめします。
⑦在園児の共働き家庭の割合
いま実際に通っている園児たちの中で、共働き家庭がどのくらいいるのか確認しておくのも、無理がなく通えるかどうかの判断基準になると思います。
また基本的に毎日預かり保育を利用するため、子どもは長い時間を園で過ごします。
共働き家庭が少ないと、14時以降や長期休暇中に登園するお友達が少なくなることも気がかりだったので、見学のときなどに確認するようにしました。
子どもの預け先の選択肢が広がる
「共働き=保育園」というイメージはありますが、預かり保育を利用すれば、共働きでも幼稚園に通わせることは可能です。
保育園激戦区で待機児童が多い地域では、幼稚園も加えることで子どもの預け先の選択肢が広がる場合もあります。
幼稚園は、園によって特色が違います。子どもにとっても、親にとってもぴったりな園がみつかるよう、幼稚園選びの参考になれば幸いです。
石野アサミ
一男一女の二児の母、兼業ライター。複業と、二人の子育ての両立に奮闘中です。趣味は読書、ピラティス。