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2021.01.13
#子育て

男の子と女の子で子育てに違いはある?接し方のポイントは?

男の子と女の子で子育てに違いってあるのでしょうか?

我が家の場合、現在8歳・6歳の息子2人、3歳の娘1人がいますが、違いがあるなあ~と日々感じています。

ここでは、男の子と女の子の子育ての違いについて、さまざまな視点から考えていきたいと思います。

男の子と女の子、どちらが育てやすい?

おむつのMoony公式サイトで「男の子と女の子で、育児のしやすさや子どもの接しやすさに違いがあると思いますか?」のアンケートによるママの回答では、「ある」という回答が圧倒的に多く、また「男の子より女の子のほうが接しやすい」という回答が多く出ました。

男の子はママにとって未知の生き物?

女の子ママの7割が「女の子という理由で悩みは無い」と答えているのに対し、男の子ママは「やんちゃすぎる」「甘えん坊すぎる」「性器やトイレトレーニング等、わからないことが多い」の意見が多くありました。
女の子であれば同性同士、なんとなく我が子の行動がわかっても、男の子だと行動ひとつにも謎が多く悩みが増えるというようですね。

男の子と女の子はどう違う?

「男の子と女の子は違うな~とママが感じる時はどんなとき?」といったアンケートで多かった回答ベスト5は、

  1. 男の子は活発でやんちゃ
  2. 興味を示すおもちゃや遊びが違う
  3. 抱いたとき、男の子は筋肉質で硬く、女の子は柔らかい
  4. 同じ月齢でも言葉の発育が女の子のほうが早い
  5. 男の子は甘えん坊、女の子はしっかりして見える

がありました。

個人差や性格の違いはあるものの、どれも思い当たるフシがありそうですね。筆者もうなずくことばかりです。

大昔の生活が影響している?男の子と女の子の遊び方の違い

子どもたちの外遊びの様子

筆者の息子や娘、周りの子ども達の様子を見ていますと、2歳~3歳くらいまでは男女ではっきりとした違いはないものの、男の子は活発で、常に動き回っている子が多く、遊ぶ範囲も広いように感じます。
また、3歳~4歳くらいから、自分のしたい遊びをし、同じ遊びをしている子と群れて遊ぶ様子も見えてきます。

一方で女の子は、体を動かして遊ぶのも好きですが、好きなお友達と手をつないで移動したり、「何して遊ぼうか?」とお友達と話をしてから遊びはじめたりする様子も見られます。
また、砂場などでおままごとをしたりごっこ遊びをしたりして狭い範囲で遊んでいる様子が見られます。

大昔の生活

大昔の生活では、男性は狩猟生活のために、獲物を探してあちこちに動き回り、常に動いていないと敵に狙われるので、急に走ったり隠れたりしていたそうです。

一方で女性は、家で子育てしていくうえで子どもの表情や感情の変化に敏感になり、また家族のために近所の付き合いも大事にし、コミュニケーション能力が発達していったといいます。

すべてがあてはまるというわけではなく、「そのような傾向がある」にすぎませんが、そういったところが脳の深いところに残っていて、男の子と女の子の遊び方の違いがあるように感じるのかもしれませんね。

男の子と女の子の特徴

ニューヨーク大学のセティ博士によると、男女の特徴を以下のように述べています。

男の子の特徴

〇体を大きく動かすことが好き
〇乗り物など、動きのあるものを見ることも好き
〇思っている以上に情動的
(女の子よりも動揺しやすい、リセットに時間がかかる)
〇比較的怖がらず、刺激にも強い

女の子の特徴

○真似が好き
○手先が器用
○聞き上手
○アイコンタクトが多く、表情をよく見る
(よって、相手の表情から気持ちを読み取るのがうまい)
〇おしゃべりのスタートが早い

要は、男の子は、じっとしているのは好きではないので、後先考えずにどんどん進み、生傷も絶えない。しかし、いったん落ち込むと、立ち直るのに時間がかかる。 

女の子は、おませで、世渡り上手な反面、相手のことをよく観察しているため微細な変化にも気付きやすく、相手の出方に敏感に反応してしまう、といった傾向があるようです。

男の子脳と女の子脳の違い

人の脳には右脳と左脳があり、右脳は感情や感覚、左脳は言語や計算といった理論的な分野を担っています。

言葉をつかさどる「左脳」の発達は男の子より女の子のほうが早く、また右脳と左脳をつなぐ脳梁(のうりょう)という部分が太いので、左右脳を使って話をするために女の子はコミュニケーション能力に優れているそうです。

一方で男の子は、口下手な印象もありますが、黙々と一つのことに集中することが多く、男の子は空間認知能力をつかさどる「前頭葉」が優れているそうです。

ブロックを組み立てたり、地図を見たり道順を覚えたりすることが得意な反面、他人の感情をくみ取ったり、言葉によるコミュニケーションが苦手なことが多いようです。

男の子、女の子への接し方ポイント4つ

ポイント①男の子には、論理的かつ具体的に

はじめに、男の子に声をかける前の注意点として、男の子は一つのことに集中する傾向があるので、何かに没頭しているときにはあまり話しかけずに、そっとしておいてあげて別のタイミングを狙いましょう。

話せる状態になったら、数字やルールを用いて論理的に、具体的に話してみましょう。

例えば、公園から帰る時に「もう少ししたら帰ろうか」といった曖昧な伝え方ではなく、「あと〇分でチャイムが鳴るよ。鳴ったら帰ろうね」のほうが伝わりやすいです。

ポイント②女の子には、まず共感から

女の子は口達者なところから、少々生意気に見えてしまったり、反抗的に見えてしまったりすることもあるかもしれません。

しかし、ここですぐに否定することはせずに、まずは感情に共感し、
「帰りたくないよね、まだ遊びたいよね」
「○○ちゃんの気持ち、よくわかるよ。ママも子どもの頃そうだったなあ~」
など、相手の気持ちに寄り添って理解をしめす言葉をかけましょう。

そのうえで、「でも〇時には帰ろうね。約束守れるとお母さん嬉しいな」と親の気持ちを伝えるような言い方をしてみましょう。  

ポイント③男の子には結果重視のナンバーワンな褒め方を

男の子は、結果と序列を気にする傾向が強いので、褒める時は「1番」などの具体的な数字を使うと響きやすくなります。
「前のテストは〇点で、今回は〇点。〇点もアップしたのね。〇カ月もよく頑張ったね!」など、数字を使って具体的に褒めましょう。

また、男の子は小さなことでも勝ち負けを気にするので、注意されることや負けを認めることは、一気にやる気をなくしてしまう危険があります。
プライドを傷つけないようにし、褒めて伸ばしていきましょう!

女の子も褒めると喜びますが、男の子の方がより喜びやすく、次の意欲につながりやすいです。

ポイント④女の子には過程重視のオンリーワンな褒め方を

女の子には、結果だけでなく「過程」を褒め、その気持ちに共感してあげましょう。

「○○ちゃんはよく頑張っていたもんね、大変だったよね~」と共感し、「これは○○ちゃんにしかできないよ。○○ちゃんがいてくれて、お母さん本当に助かったわ」などと伝えることで「あなたのことをよく見ているよ」「あなたは特別な存在よ」といったメッセージが伝わります。

「お母さんは私のことを見てくれている」という承認欲求が満たされ、さらにやる気アップへとつながっていきます。

おわりに

男の子と女の子の子育ての違いについて記述しました。

子どもそれぞれに個性があるものの、なんとなく男女の傾向を知っておくことで、子育てが楽に、また面白く感じることもあると思います。

いろいろな発見を楽しみながら、一緒に子育て頑張っていきましょう(^^)♪

オリーブ
30代主婦、8歳、6歳、3歳の3児を子育て中。時短・簡単・楽チンをモットーに、お金をかけずに楽しむことを模索中♪

ライター紹介

からふるMoms

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KaRaFuRuのママライターチームです。

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