#子育て
小学校入学前の家庭学習、本当のところどの程度やっているの?
保育園と小学校はまったく別物!
未就学の子どもがいるご家庭では、小学校入学前の家庭学習をどの程度やっていると思いますか?
スポーツや音楽教室の習い事をする子どもは増えていくけれど、学習塾や公文まで未就学のうちから習っている家庭は少ないですよね。
小学校に入るまでは家庭学習もする必要がないの?
実際、みんなどこまでやっているの?
やっていないと言っているけれど、本当はやっているんじゃないの?
とは言え、忙しいワーママがどこまでフォローできるの?
そんな疑問を持っている家庭は多いのではないでしょうか。
小学生と年中の子どもがいる筆者宅では、上の子が保育園から小学校へ入学し「学習についていけない!困った!」という経験は今のところはないのですが、「困った!」というママ友の声もときどき聞くのです。
今回は、就学前の家庭学習、実際はどこまでやっているの?という内容について筆者の経験をもとにお話しいたします。
国語:小学校側は入学前にここまでは、と言うけれど・・・
就学前健診や、学童の入会説明会など、いよいよ小学校入学に向けてあらゆる予定が押し寄せてきている年長さんのご家庭では、小学校から配布されたプリントに目を通していることでしょう。
「ひらがなを全部読み書きできなくてもいいので、自分の持ち物が分かるように、自分の名前を読めるように練習しておいてください。」
こんなコメントが書かれているのではないでしょうか?
実際どうだったのかと言うと、筆者のまわりでは入学前にひらがなの読み書きは基本的にみんなできていました。
もちろん一部書けない場合もあるのですが、毎日音読の宿題があるので、読めないと宿題が終わるまでに果てしなく時間がかかってしまいます。
また、連絡帳には宿題の内容や翌日の注意事項などを子ども自身がメモすることも求められるため、読めるだけでは厳しいのかなと思ったのが正直な感想です。
算数:くりあがりの足し算は意外とすぐにやってくる
計算カードやおはじきなど、入学後に使う算数の教具は地域によって差はあると思います。しかし、勉強らしい勉強はまだ先かな!と思っているとそうでないことに気づきます。
足し算、引き算の学習は、一年生のわりと早い時期に始まりますよ。
両手で足りる数の計算については、既にできる状態で入学してくる子が多いように感じます。
また、その次の繰り上がり、繰り下がりのある計算も、家庭学習をすすめている子はすんなりクリアするようです。
もちろん一年生の学習なので内容もやさしく、毎日の計算カードで反復練習することもあり、できないまま進むということは少ないと思います。
しかし、はじめに「できる!」という経験があることは、その後の小学校生活においても貴重な自信になるのかなと、筆者の小学生の子を見ていて感じます。
学習レベルよりも、学習習慣が大事かも
新一年生の授業はゆっくり始まりますが、すぐに5時間授業の日々が訪れます。
家で宿題をする日々もストップしません。
鉛筆を握ったりノートに書いたりする習慣がなかった子が、いきなり小学校生活に突入してしまうと、正直親が大変かなと思います。
宿題をやらせること、提出物がないか確認すること、慣れないうちは明日の準備も一緒に見てあげることなど。親がするのではなく、親が手助けしながら子ども自身にやらせる回数が格段に増えるのが小学一年生!
二年生になれば子どもに任せておくということが可能な家庭もあるでしょうが、一年生のリズムに慣れるまでは、親子ともに根気がいると思っておくほうがいいでしょう。
また、保育園と違う点といえば、何かと家庭から持っていかなければいけない物も増えます。
たとえば、紙コップ、紙皿、おりがみ、包装紙などを準備して持ってくるように言われます。忙しいワーママの場合、「明日○○がいるんだ」と平日前夜に言われても対応できないでしょうから、「必要なものは早めに知らせてね!」ということを親子で共有しておく必要もあります。
実際、学校側は必要なものは前もって知らせてくれることが多いので、子どもから親に伝わっているかどうかが大事なのです。
まとめ
小学三年生の子がいる筆者個人の感想としては、入学前に以下3点を練習しておくと、親子ともに余裕をもって入学を迎えることができるのではないかと思います。
- ひらがなの読み書きができること
- 両手(10本)の足し算、引き算に慣れていること
- 毎日、鉛筆を持つことに慣れていること
6年間という長い小学校生活、どうか楽しいスタートが切れるといいですね!
rimos
小学生と保育園児の姉妹育児中のママ。金曜夜のビールが大好物。仕事も家事も時短命。