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2020.08.13
#子育て

言葉のしつけ。我が家がもっとも大事にしているのは『ありがとう』と『ごめんなさい』

子どもが産まれ、これからの我が子の成長に、喜びと共に様々な期待が膨らみます。それと同時に、心配事も頭をよぎることでしょう。

そのひとつが言葉遣い。言葉はひとつ間違えれば、刃物よりも人を傷付ける、とても強力な武器になります。言葉の使い方ひとつで、その人の人格が測られたりもします。我が子には他人のことを傷付けない子になってほしいと願っている親御さんも多いことでしょう。

毎日の生活の中で、そんな親の思いが届いたと思う場面もあれば、まだまだだったか…と反省する時もあります。今回は、そんな筆者の経験談をお話させて頂きたいと思います。

3兄妹母である、筆者が『大事にしている言葉のマナー』

筆者には3人の子どもがいます。現在(2020年)、一番上の長男が中学生で、一番下の長女が幼稚園年少さんです。

年が離れている分、それぞれの年代で使われる言葉使いやマナーの違いに考えさせられるところもありますが、長男を授かった時から今も変わらず大事にしている言葉遣いのマナーがあります。

それは『ありがとう』と『ごめんなさい』を言える子になってほしい…という思いでした。 子ども達が集団生活のスタートとなる幼稚園に入園したとき、または反抗期や思春期の時期には、いままでの自分が間違っていたんじゃないか…と思う時もありましたが、それでも親である私が『ありがとう』と『ごめんなさい』をきちんと口にするようにと心掛けて、我が子に接しているつもりです。

習い事に通わせるのも1つの方法

我が家の長男と次男は、小学校入学前から地元のスポーツ少年団に所属していました。入団のきっかけは、仲良しのお友達がすでに入団していて、お誘い頂いて見学に行き、本人もとても乗り気になったためでした。

親としても、2人の有り余る体力を発散してきてほしい…と思い、入団に至りました。

そのスポーツ少年団のコーチは「練習場で会った人にはキチンと挨拶をすること」をいうことを常に話してくれていました。自分のチームのコーチだけでは無く、チームメイトの親御さん、他チームの指導者、そして練習場の施設管理の方達も含め、挨拶することを忘れないようにと。

それは、自分達が好きなスポーツが出来るのは、関わっている全ての人達のおかげだと。そのことに感謝する心を持つようにという指導のもとでした。

我が子に習い事をさせる理由は、それぞれの家庭で異なることでしょう。体力作りのためであったり、子どもに夢中になれることを与えてあげたいと思ったり。

その上でプラスアルファを求めるわけではありませんが、礼儀を学ぶ機会にもなると思います。

子どももある年齢以上になると、親の言葉よりも、先生やコーチといった身近にいる他の大人の言葉が重く響く時があります。そのような環境を求めて、子どもに習い事をさせるというのも1つの方法なのでは無いかと、筆者は実体験と共に感じています。

親が思っている以上に、子どもは大丈夫?!

我が子を見ていると、ついつい「まだまだ」と思う親御さんも多いことでしょう。筆者もそうでした。

ですが「この子は大丈夫。」と思える場面がありました。ここではそんな筆者の体験談をご紹介します。

お友達のパパに言われた『しっかりしているね』

長男が小学校4年生の時の時でした。クラスメートのパパさんに「長男君はとってもしっかり挨拶ができるんだね。感心したよ。」と言って頂いたことがありました。そこのお宅とは、長男が1歳の時からのお付き合いです。幼児期からの長男を知っている方に、このように言って頂いて、とても嬉しかったことを覚えています。

当時、ちょうど長男は反抗期真っ只中。母である筆者は秘かに「私が甘いのかも…」「このままじゃこの子はダメかも…」なんて、悩んでいた時期でもありました。

親が気にしている以上に、子どもは外ではしっかりしているのかもしれない…、そう思えた出来事でした。

欲を言えば、外で出来るなら家庭の中でもできるんじゃないの?!…と思ってしまうのですが(笑)。

通知表に書かれた『1番”ありがとう”が言える子です』

次男が小学校に入学して、一番最初の通知表をもらって帰ってきた時です。そこに書かれていた先生のコメントに『1番”ありがとう”が言える子です。次男君の素直な心がとてもみんなを救っています。』と書かれていました。

短い文ではありますが、とてもとても心に響きました。親として認めてもらえたような…思わず嬉しさで涙ぐんでしまいそうになった出来事でした。

まとめ

現在、長女が幼稚園です。初めての同年代との集団生活を始めて約1年になります。その間に「あれ?こんな言葉言うの?!」と思うような言葉使いをするようになりました。兄達も圧され気味になるくらいです(笑)。

女の子には似つかわしくないと思うほど、汚い言葉を発することもあります。

そんな時は、思わずキツく注意したくもなりますが、頭ごなしに咎めることはしないようにしています。

まずは親である筆者が汚い言葉を使わないようにと、心掛けています。いままでの経験も踏まえて「きっと、この子も大丈夫」そう思いながら、大事な言葉は伝えていきたい、そう思っています。

白藤さつき
13年間正社員として勤務。お局街道まっしぐらと思いきや、予想外に結婚。はたまた予想外に3人の子を持つ子だくさん母となる。現在、肝っ玉母ちゃんライターとして活動中。

ライター紹介

からふるMoms

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KaRaFuRuのママライターチームです。

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