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わが家の2人目育児!上の子への接し方で気を付けていること
筆者はちょうど2歳半差で、2人目を出産しました。2人目が産まれたときに、よく言われるのが「上の子優先」です。出産前には、インターネットなどで上の子への接し方について予習をしたつもりでした。
実際に、イヤイヤ期真っ盛りの上の子と、赤ちゃんとの生活が始まると「上の子優先」は簡単なことではありませんでした。今もまだ、日々余裕があるとはいえませんが、上の子への接し方で気を付けていることを紹介します。
上の子の変化!赤ちゃん返り?
妊娠中は大きな変化はなし
ちょうどイヤイヤ期真っ盛りだったこともあり、妊娠が原因なのかわからないところはありましたが、出産前は大きな変化はなかったように思います。
出産後の入院中も、パパの実家で問題なく過ごしていたようです。病院の感染症対策もあり、入院中は赤ちゃんとの対面はガラス越しだったので、退院して初めて赤ちゃんと直接対面できました。
赤ちゃんとの生活が始まり、少しずつ変化が
赤ちゃんを見た上の子は、「かわいい~!」と触れたくて仕方ない様子。産まれたばかりの赤ちゃんに、興味しんしんのようでした。
ただ、やっぱりやきもちもあるのか、下の子に授乳したり、抱っこしている姿を見たりすると、邪魔しようとしたり、抱っこをせがんだりすることも増えてきました。
ちょうど新型コロナウイルスの影響で保育園への登園が自粛要請となり、日中のほとんどを3人で家の中で過ごす毎日。
特殊な状況の中ではありましたが、積極的にお手伝いをしてくれて、機嫌よく過ごすこともあれば、抱っこ抱っこと泣く日もあり。
少し不安定な様子が見られ、上の子の対応に追われる毎日が始まりました。
上の子への接し方で気を付けていること
上の子にとっても、突然やってきた赤ちゃんとの生活。
赤ちゃんはかわいいようですが、これまで独占していたパパとママを取られたという気持ちも見え隠れします。上の子への接し方で気を付けていることを紹介します。
下の子のお世話をするときは断りを入れる
上の子と接しているときに下の子が泣き始めたら、必ずお世話をする前に上の子に断りをいれるようにしています。
すぐに「いいよ」と言ってくれるときもあれば、拒否することも。嫌がったときは、しばらくして落ち着いてからもう一度下の子のお世話をしていいか確認してみます。
下の子が泣き続けていると、上の子の方から「抱っこしてあげて」と言ってくれることもあります。
お手伝いをお願いして一緒にお世話をする
オムツ交換のときに、オムツやおしりふきを取ってもらうなど、お手伝いをお願いしています。ただ、気分もあるのかお手伝いを嫌がったときは、無理にはさせません。
お手伝いをしてくれたときは、「頼りになるね」「ありがとう」と少しのことでも、褒めてお礼を言うようにしています。
上の子が赤ちゃんの頃の話をする
下の子のお世話をしながら、上の子が赤ちゃんだった頃の話もよくしています。上の子も、「自分も同じようにお世話をしてもらっていた」というのが少しずつわかってきたようです。
赤ちゃんの頃の写真や動画をときどき見せると、下の子と似ているところもあり嬉しそうにしています。
「お姉ちゃんだから」は禁句
もうお姉ちゃんだから、と我慢をさせないようにしています。弟ができたとはいえ、まだまだ2歳。感情のコントロールもうまくできません。
お姉ちゃんであることを理由に叱ったり注意したりしないように、夫と話して気をつけています。
スキンシップを多くとる
自分から「抱っこして」と言ってくるときもありますが、こちらからも積極的にスキンシップをとるようにしています。
特に、上の子の相手を中断して下の子のお世話をしたときは、必ずあとでスキンシップをとりながら「待ってくれてありがとう」と伝えるようにしています。
上の子と2人の時間をつくる
夫が休みの日には、下の子を少しの間お願いして、上の子と近所を散歩したりしています。
3人のときは、どうしても上の子の思うように遊んであげられないことも。
その分2人のときは、めいっぱい上の子の要求に応えるようにしています。
子どもと一緒に成長していく
まだまだ筆者自身も2児の母になったばかり。余裕がなかったり、イライラしてしまったり、うまくいかないことも多々あります。
反省しながらも、経験を積むしかないと自分に言い聞かせる毎日です。
自分のことも追い詰めすぎないように、上の子の気持ちを尊重しながら一緒に成長していければと思っています。
子ども自身の性格や、環境によってできることや正解は違うと思いますが、少しでもわが家の経験談が参考になれば幸いです。
石野アサミ
一男一女の二児の母、兼業ライター。複業と、二人の子育ての両立に奮闘中です。趣味は読書、ピラティス。