今だからこそ知っておきたい、家庭保育とリモートワークを両立させる方法
緊急事態宣言下の福岡。家庭保育とリモートワークを両立するために!
4月7日に発令された緊急事態宣言。福岡もその対象になったことで、在宅勤務(テレワーク)となった方も多いのではないでしょうか。
また保育園からは出来るだけ家庭保育をお願いしますと連絡が来て、「リモートワーク」と「家庭保育」を同時に行うこととなり、軽いパニックになっているママ友が筆者の周りにもたくさんいます。
5年前から子の看病時の在宅勤務、約1年前からフルリモートワーク、緊急事態宣言前の3月から休校の小学生&登園自粛の保育園児を見ながら自宅で仕事を続けている筆者の経験をご紹介します。
会社で行っていたこと、そのまま自宅で行うことは無理です
休憩は柔軟に
とにかく隙あらばすぐに「お腹すいた!」と言うのが子どもです。
お昼ご飯は11時もありえるし、午前中のおやつを食べたり遊びに集中していればその隙に仕事をして遅めのお昼ご飯になることもあります。
そんなものだと割り切って、会社のメンバーにもあらかじめ伝えておきましょう。
Webミーティングに子どもは登場します
リビングの一角で、または別室に移動してWebミーティングをしていたとしても、子どもはカメラの前に登場します。子どもの声をマイクが拾います。それはもう仕方がないことなのです。
社内ミーティングはもちろんですが、この非常事態とあっては社外の方も気にする方は少ないですよ。事前に説明しておけば、大きな問題になることは少ないのではないでしょうか。
子どものケア、100点なんて目指さなくていい!
平日日中は保育園で、保育のプロによるケアを受けている子どもたちです。
例えママやパパと言えども、自宅で仕事をしながら、保育のプロと同等のケアができるわけがないのです。そこは思い切って諦めましょう!
仕事が終わってからの時間と休みの日にきちんと向き合うことが出来ていれば十分なのです。
実家に助けてもらう時はひと工夫
子どもの看病などで実家にヘルプを求める家庭も、高齢者に感染すると重症化するコロナ感染を念頭に置けば、今は実家に子どもをあずけることは控えましょう。
物理的には無理でも、おじいちゃんおばあちゃんに時間的余裕がある場合は、SkypeやLINEビデオ通話などを利用してカメラの前で話し相手になってもらう手もあります。
100円ショップで大人買い
おりがみ、画用紙、シール、制作キットなど、100円ショップは宝の宝庫。
普段なら「ゴミになるから買わない!」という物でも、この緊急事態では子どもにとって魅力的な遊び道具として大活躍してくれます。
紙皿や紙コップ、ストローやテープなどと一緒に渡していると、黙々と何か作業に集中してくれます。
散歩だけは行きましょう
出来れば午前中、人混みを避けて散歩に連れて行きます。ずっと家の中にいるのは子どもだけでなく、大人にとっても息がつまります。
またリモートワーク最大の敵は運動不足です。
家の周りを少し歩いたり、誰もいない公園で子どもと遊んだりすることは、大人にとっても必要な時間です。子どもにしっかりと外遊びをさせておくと、午後には昼寝をしてくれることもあり、仕事に集中できる時間も生まれます!
テレビ、DVD、YouTube、使えるものは何でも使って!
普段は一日何分までと時間を決めてテレビやYouTubeと付き合っている家庭が多いのではないでしょうか。今はメディア解放時間も緊急時の対応としていつもより長くなってしまっているかもしれませんね。
定番のEテレ子供向け番組の他に、休園休校の子供向けコンテンツも各社から無料開放されているものがたくさんあります。
普段は見ていないコンテンツも、子どもの興味を広げることになるかもしれません。この機会に有効に活用すると考えてみてはいかがでしょうか。
これを乗り越えれば最強のワーママ!
子どもの発熱と大事な会議の日がかぶった、保育園のお迎えに間に合わないかもと走った、色々なピンチを乗り越えてきたワーママ、ワーパパにとって、今以上のピンチなんてあるでしょうか?
こんな事態だからこそ、ママとパパだけが頑張る必要はないと思います。精神的ケアは気にしながら、子どもに今の状況について説明してみることが大事だと筆者は考えています。
どうして保育園に行けないのか、どうしてママやパパは家にいるのに遊べないのか、こうして家にいるだけで医療関係者を助けることになるのだと、子どもにも説明してみませんか。
ワクチンが出来るまでは登園自粛や登園開始を何度も繰り返すことになるのかもしれません。長期戦になるであろうこの戦いは、家族全員で乗り越えましょう!
rimos
小学生と保育園児の姉妹育児中のママ。金曜夜のビールが大好物。仕事も家事も時短命。