【果肉がゴロっと自家製ジャムレシピ】美味しいジャム作りにチャレンジしよう!
果物の旨味がギュッと詰まった自家製のジャムを作ってみませんか?
今回はちょっと大きめに果物をカットすることで、まるで生の果物を食べているようなフレッシュなジャムに仕上げます。
この記事ではジャムを作るときの注意点や保存方法もあわせて紹介しますので、ジャム作りの参考にしてくださいね。
ジャムを作るときの注意点とは?
ジャムを作る前に、注意したいことを紹介します。
砂糖を減らしすぎない
甘さ控えめにしたいからと砂糖を減らしすぎると、日持ちが悪くなりますし充分なとろみがつかないので、基本的に果物の重量の50%程度砂糖を入れます。
どうしても砂糖を減らしたい場合でも30%の砂糖は加え、早めに消費しましょう。
鍋の素材に気を付ける
ジャム作りは、伝熱性が高くムラなく火入れができるホーロー鍋がおすすめです。ホーローがない場合はステンレスでも大丈夫ですが、焦げやすいので注意が必要。アルミ鍋は酸に弱く変色する可能性があるため使用は避けてください。
煮詰めすぎない
長時間煮込むと果物の風味が飛んでしまうので、15~20分でサッと煮込みましょう。
また、冷えると粘度が増すので、「ちょっとゆるい?」と感じるくらいで火を止めるのもポイントです。
ジャムの保管方法は?
ジャムは、煮沸消毒をした密閉できる瓶で保存します。煮沸消毒の方法は以下の通りです。
1.鍋に瓶と蓋を入れ、水を注ぐ。(急激な温度変化を与えると瓶が割れるので、必ず水から沸かす。)
2.火にかけて沸騰させる。
3.10分ほど煮る。
4.きれいな布の上に取り出し自然乾燥させる。
自家製ジャムのレシピ
おすすめのジャムのレシピを紹介します。
りんごとにんじんのジャム
苦手な子どもが多いにんじんですが、りんごと一緒に甘く煮ることで食べやすいです。
【材料】
りんご 小玉1個
にんじん 小1本
砂糖 りんご+にんじんの重量の50%
レモン汁 大さじ1
【作り方】
1.りんごの皮をむき、いちょう切りにします。
2.にんじんをすりおろします。
3.りんごとにんじんを合わせて砂糖とレモン汁をかけて3時間ほど置きます。
4.水分がしっかり出たら強火で火を入れて沸騰させます。
5.火力を落とし、丁寧にアクを取ります。
6.木べらで果物をつぶすように混ぜながら15分ほど煮て水分を飛ばします。
7.保存容器に入れて、粗熱が取れたら冷蔵保存します。
キウイのジャム
キウイは柔らかく熟しているはずなのに酸っぱい!ということって結構ありますよね。ジャムは酸味と甘みのバランスがいいと美味しいので、酸っぱい果物はジャムに向いています。
【材料】
キウイ 1個
砂糖 キウイの重量の50%
【作り方】
1.キウイは皮をむき、3cm角にカットします。
工程2以降はりんごとにんじんのジャムと同様です。
バナナのジャム
バナナのジャムはあまり馴染みがないかもしれませんが、トロっと濃厚な味わいで美味しいですよ。
【材料】
バナナ 1本
砂糖 バナナの重量(皮をむいた状態)の30%
レモン汁 大さじ1
【作り方】
1.バナナは厚さの1cmの輪切りにします。
工程2以降はりんごとにんじんのジャムと同様です。
さつまいものジャム
まるでスイートポテト!果物のジャムとは、くちどけや味わいが一味違います。
【材料】
さつまいも 150g
砂糖 50g
水 100cc
バター 30g
シナモン お好みで適量
【作り方】
1.さつまいもは皮をむき、2cm角にカットしたら水にさらします。
2.鍋にさつまいも、砂糖、水を入れて、さつまいもが柔らかくなるまで煮ます。
3.さつまいもをマッシャーで潰したら、木べらでかき混ぜながら水分を飛ばします。
4.火を止めてバターを余熱で溶かしながら混ぜ合わせます。
5.お好みでシナモンをかけて混ぜます。
6.保存容器に入れて、粗熱が取れたら冷蔵保存します。
自家製ジャムの活用方法
ジャムは、いろいろなアレンジをして食べられます。
りんごとにんじんのジャム×紅茶
砂糖代わりにジャムを紅茶に入れるのもおすすめ。簡単にフレーバーティーの出来上がりです。
キウイのジャム×アイスクリーム
酸味の強いキウイのジャムは甘いアイスクリームと相性抜群です。
バナナのジャム×ヨーグルト
バナナとヨーグルトは王道コンビですね。ジャムにすることでヨーグルトとの馴染みがよく、ヨーグルトの酸味を和らげてくれます。
さつまいものジャム×クラッカー
さつまいもの甘味とクラッカーの塩味がたまりません。クリームチーズやはちみつを一緒にトッピングするとさらに美味しさUP!
美味しい組み合わせを探してみてください。
藤永瞳
4歳と2歳の姉妹を育てながらフリーライターとして働く兼業ママです。甘いもの、映画鑑賞、ネットショッピング、わんこが大好きです!