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【1歳・2歳児の知育】声かけのポイントやおすすめ知育アイテム

知育と聞くとどんな印象を持ちますか?
子どもの発達にいい刺激を与えるものだったり、子どもの能力を伸ばす教材など
印象は様々だと思いますが、最近の小さいお子さんをもつお父さんやお母さんは興味を持たれてる方がすごく多いと思います。

今回は、1・2歳児の知育を無理なく生活に取り入れるちょっとした方法をご紹介いたします。

そもそも「知育」って何?

「知育」とは、計算や読み書きなどの「学習能力」のことではなく、思考力や記憶力、判断力、発想力、想像力といった “知的能力” のことを言います。
単に「頭の良さ」だけをみがくことではありません。

子どもが小さいうちは、親が代わりに様々なことを考え、判断をすることってありますよね。
だけど子どもはいつか独立し、自分の力で人生を歩んでくようになります。

例えば、小さいお子さんから想像できることは、お友達と遊んでいて「おもちゃの貸して」から相手に「嫌」って言ったり、「どうぞ」が出来たりのことで、「嫌」ってなると相手の子は泣いてしまって奪い合いになるかもしれません。


「どうぞ」が出来ると相手の子は喜んで一緒に遊ぶでしょう。
こんな場面は多く見られると思いますが、そのような判断や想像力は 思いやりや優しさにつながっていきます。
知的能力を育てることは、子どもの心を豊かにすることにもつながります。

今は幼くても、いずれ自分の頭で考え判断しなければならない場面は必ずやってくるので、そのときのために「自分で考える力」を育てることが大切だと言われます。

幼児期の知育は、いわゆる「英才教育」のようなものではなく、子どもの好奇心や興味を引き出すこと!

そのために、子どもに楽しんでもらいながら知育を行えるように以下のポイントに気をつけましょう!
・否定しない
・比較しない
・受け入れる
・ゆっくり見守る
・年齢に応じた遊び

否定してしまうとやる気が起きなくなったり、比較してしまうとお友達に優しく出来なくなったりするそうです。

1・2歳児は好奇心がいっぱいで知育の始めどき!

子どもは身近な人の行動を観察してそれを記憶し、実際に体を動かして真似をしてものを覚えていきます。

行動範囲が広がり、好奇心の対象がぐんと増える時期なので、家族の行動をよく見ています。
以前より覚えていられる時間が長くなり、「ママはこうしていたな」というように思い出します。

また手先が器用になり、大人の真似をするのが楽しくなり、真似をすることで物事を覚えていきます。
ですので、1・2歳の時期は知育を始めるのにぴったりですね。

今日から生活に取り入れられる、
子どもの考える力を引き出す声かけのヒント

「シーン別で言い換える」
・何かを伝えるとき
例えばりんごだったら、「これはりんごだよ」と言うよりも、「りんごは赤いねー」「りんごは丸いね!」などと短い言葉に分けて、その都度子どもとの会話を楽しむ!また丁寧に言うことで、子どもの記憶に正しい日本語が残ります。

・おやつのとき
「多い方をあげるね。どっちが多いかな?くらべっこしよ!」とおやつを2つのグループに分け、2列に並べてみる。
列が長い方を指差し、「こっちが多いね」と言えば、子どもにもわかりやすく、楽しみながら数を覚えられます。

・遊ぶとき
例えば子どもが、たたくと音の出るおもちゃを楽しんで、なんども同じ動作を繰り返しているとします。
同じ動作を繰り返すことも大切ですが、すぐに飽きてしまします。

そんな時は、「はい、〇〇くんの番」「次はママの番」「また〇〇くんの番」などと順番にたたいて遊びに工夫してみましょう。
ある決まりを覚えて次はどうなるか予測するのは大切な力となります。

・お片づけのとき
子どもは楽しくないと無関心になります。片付けと分かった途端に興味を失ったりすることもあります。
そんな時は親子で一緒に遊ぶつもりで「青いものに集まれー」などと言いながらおもちゃを色ごとに集めてみましょう。

手や体を使って分類することで、色のイメージがより強く残ります。
他にも「丸いもの」や形などもいいです。
色々なグループごとに片付けると、比べて気づく力が育まれます。

知育玩具のおすすめアイテム

知育玩具は、考える事や表現する事を通じて、知能の発達を促すことを目的としていて、 積み木やブロック、パズル、絵本など、興味を広げたり、考えや表現を育んだりすることを目的とした玩具のことを言います。

選ぶときのポイントは、月齢に合わせたものであること。

例えば、ブロックやパズルは、3歳くらいまでは誤飲してしまわないように大きさに注意しましょう。

絵本は1歳くらいまでの赤ちゃんなら、色はモノクロか原色のはっきりしたものを選ぶといいです。

私の子どもも、赤ちゃんの時に発育に刺激の良いものをと探したのがモノクロの大きな絵が書いてある絵本でした。
それを初めて赤ちゃんに見せた時、じーっと魅入って集中して見ていたことに、「赤ちゃんって本当にモノクロに反応するんだ!」とびっくりした経験があります。
物語は無く、母親がその絵を見て物語を作っていくものでした。
私は単純な言葉を並べて語りかけただけですが、それだけでも子ども(赤ちゃん)は喜んでいました。

知育玩具のなかでも、長く遊べて男女問わず人気なのがブロックです。
ブロックは想像力や思い描いたことを形にしていく力、また指先を使うことで脳への刺激になるという知育にはぴったりの玩具です。
1歳頃から使える大きめサイズのブロックもあります。

最近では、大人も楽しめるような様々な面白いブロックがあるので、その子ならではの興味のあるブロックを一緒に探してみてもいいかもですね。

0歳〜1歳頃までは、五感を刺激する遊びがおすすめ

見る、聞く、触るなどの感覚はこの時期に急成長する脳への刺激となります。
なかでもおすすめは、絵本の読み聞かせです。

今はしゃべらなくても言葉をたくさん吸収する大切な時期です。
絵本の読み聞かせはねんねの時期から毎日の日課にしたいですね。

からふる保育園でも、絵本の読み聞かせは日課として先生が読んでくれています。
そのお陰で、子どもたちもいろんな絵本に興味を持ち、絵本タイムになるとみんなで集まって集中して物語を楽しんでいるようです。

2〜3歳頃の知育は、指先をたくさん使う知育がおすすめ

ブロックや積み木やパズルなどもどんどんやらせたいものです。
指先をよく使うと脳への刺激になり、お箸や鉛筆、のりやはさみなど、今後の生活に欠かせない道具を使う基礎ができます。


知育というと何か難しそうに聞こえてきますが、
親子とのふれあいや遊びの中で子どもの知的能力は育まれるということがわかりますね。

また幼児期の頃は、沢山声掛けして家族で一緒に楽しむことが大切。
親子とのコミュニケーションや触れ合いの中で、子どもの成長を楽しんでいきたいですね。

参照画像:からふる保育園より

ライター紹介

KARAFURU 編集部

uno

男の子2児のママ。育児と仕事に奮闘中。

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