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2020.09.02
#子育て

【体験談】魔のイヤイヤ期!どうしたらいい?

小さな子供が成長過程で見せる不可解な行動の数々、その名も「イヤイヤ期」。

3児をもつ筆者が、イヤイヤ期とは?から考え、イヤイヤ期の体験談や対処法を記述していきます。

イヤイヤ期とは

「イヤイヤ期」は1歳半~3歳にかけての子供、なかでも、自分の欲求を抑えることが難しく、言葉で自分の気持ちを伝えることが出来ない2歳代に多く見られます。

「ご飯はイヤ!」「お着替えはイヤ!」次から次へと「イヤ!」が飛び出し、「一体どうして?」「うちの子、大丈夫かしら…?」と、やり場のない不安やモヤモヤを抱え、気力も体力も失うママ達も多いようです。

イヤイヤ期の正体

イヤイヤ期の子供は、我慢が苦手なようです。

脳の中に「前頭前野(ぜんとうぜんや)」という部分があり、前頭前野には「抑制機能」があるそうです。

幼児期だと、この前頭前野が発達途中であり、抑制機能が十分に育っておらず、我慢することが難しい。まさにこれがイヤイヤ期の正体となります。

脳の発達が進み、前頭前野が活発に働き始めれば、イヤイヤ期の言動も収まっていくようです。

どういう場面で「イヤイヤ」になるの?

「イヤイヤ」という場面は、どんなところで起こりやすいのでしょう。

要望が通らない

「○○したい!」「○○欲しい!」

ママだって魔法が使えたり、ドラ〇もんがそばにいてくれたりすれば、いつでも「あなたの願いを叶えてあげる!」と言いたいところですが、そうはいきませんよね…( ノД`)

なんでも自分でやりたがる

時間があるときは見守ってあげたいけれど、時間が迫っているとき、誰かが後ろで順番を待っているとき等でも、「自分でやる!」と言って聞かず、しまいには泣きわめく…( ノД`)

場面と場面の切り替えが出来ない

公園で楽しく遊んでいたけれど、「お片付けよ」、「帰るよ」と言おうものなら、「まだ遊びたい!」「帰りたくない!」と泣いて大騒ぎ…( ノД`)

「イヤイヤ」の対処法

イヤイヤの対処法として、普段からしておくと、だんだんイヤイヤになりにくくなっていく工夫をご紹介します。

今日の予定やルールを、先に、わかりやすく伝えておく

例えば買い物に行く前に、

「これから買い物に行って、ご飯のおかずを買いにいこう。今日はおもちゃを買わないよ。でも、お菓子1つだけなら買ってもいいよ。」

と、予定とルールを簡潔に伝え、子供も納得をしてから出掛けてみましょう。

穏やかに説得する訓練を、日頃からしておく

「イヤ!」と泣いている子供を抱っこして、背中を優しくさすりながら、「○○ちゃんはイヤだったのね。」といったん子供の気持ちを受け入れてから、「でも、今日は○○しようね。」とこちらの要望を伝え、子供が受け入れてくれる練習を日頃からしていく。

もしできた日があれば、「よく頑張ったね。ママ嬉しいよ。」と褒めて抱きしめる。こうして、「自分はできる!」を体験させて、自信を持たせ、「自分をコントロールする力」を養っていきましょう。

次に、突然イヤイヤスイッチが入った時に、速攻でできる対処法をご紹介します。

場所を変える

泣いている子供をサッと抱っこし、外に出てみる等場所を変えてみることで、気分転換できることがあります。

気をそらす

子供が泣く、怒る等気持ちを表現し、受けとめた後に、「あっ蝶が飛んでいるよ。」「あっ鳥の声が聞こえるね。」と傍にある子供が気になりそうなものに目を向けさせてみましょう。

気をそらすことで、ピタっと泣き止み、そちらに気持ちがいくことがあります。

抱きしめる

泣いている子供を抱き上げ、ぎゅっと抱きしめてあげましょう。

抱きしめてあげると、親子共々、イライラ感や不安感が軽減されるそうです。

反応しない

子供が泣くことによって、親が怒ったり困ったりしていると、反応してくれる→関心が自分に向いている、と思ってエスカレートすることがあります。
相手にしないでいると、ママが反応しないことがつまらなくなって、自然にやめていくこともあります。

我が家のイヤイヤ期体験談

我が家の3児のイヤイヤ期ですが、一人ひとり「イヤイヤ」する場面が違っていました。十人十色というように、イヤイヤ期にも個性があるのだなあと思いました。

長男の場合

長男は、歌や踊りが好きではない子供でした。2歳のプレ保育の時も、歌や踊りを「イヤ!」と断固拒否し、隅に座り込み、ずっとふくれていました…。

しかし幼稚園に入ると、「仕方ない、やるか」と歌や踊りに参加する回数が徐々に増えていき、そのうちに満面の笑顔ではつらつと歌って踊るようになりました。

次男の場合

次男は、超がつく甘えん坊将軍でした。突然「抱っこ」と言っては、抱っこしてもらえるまでひたすら泣き叫び、なんとか抱っこしてあげても、抱っこの仕方に納得がいかないと何度もやり直しを要求されました…。

しかし、3歳半位になると、「抱っこ」も落ち着いてきて、今では、幼稚園の先生に、「小さい子の面倒をよく見てくれるお兄さん」と言われるようになりました。

長女の場合

長女は現在3歳。イヤイヤ期、現在進行中です。

食事時にイヤイヤ発生率が高く、「食べない」「○○が食べたい」(←でも食べない)、しまいには「いらない!」とせっかく作った料理を投げたりして、「食べ物を投げたらダメ!」と叱り、長女は大泣きしています( ノД`)

筆者の怒りが頂点を超えることもしばしばですが、長女があまり食べられなかったとしても、「一週間で必要な栄養素がとれていればいいか…。」と思うようにして、おなかがすくように一緒に運動遊びをしたり、料理をしたりしながら、イライラしないようにしています…。

おわりに

筆者も現在、第3子がイヤイヤ期の真最中ですが、イヤイヤ期は本当に大変ですよね。しかし、辛い時はほんの一時期だけで、いずれ終わってしまうのですよね…。
上の子2人のイヤイヤ期も大変でしたが、いざ過ぎてしまうと、もうあの必死な姿が見られなくて寂しいな…、と思ってしまいます。

イヤイヤ期真最中のママさん、大変なこともあると思いますが、こんな風に寄り添えるのは今だけですので、一緒に頑張っていきましょうね…♪

参考文献
0.1.2歳児の心の育ちと保育 今井和子 著
最新科学でハッピー子育て  NHK出版

オリーブ
30代主婦、8歳、5歳、3歳の3児を子育て中。 時短・簡単・楽チンをモットーに、お金をかけずに楽しむことを模索中。

ライター紹介

からふるMoms

からふるMoms

KaRaFuRuのママライターチームです。

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