365日からふるに子育て!第82回 冬野菜は天然のサプリメント!免疫力を底上げする驚きのパワー

「次世代へ健やかな未来をつなぐ」
ウェルサポの管理栄養士・西田です。
立春が過ぎ、日差しに春の訪れを感じる日が増えてきて、ホッと一息ついたような気持ちになります。
しかし、海が近い地域だからこそ冷たい風に身がすくむ日もあり、まだまだ体調管理には気が抜けません。
感染症やアレルゲンが気になるこの季節、子どもの健康を守る鍵は「免疫力」を保つ工夫にあります。今回は、今が最もおいしく栄養価が高い「旬の野菜」が持つパワーと「体の守る力」についてお伝えします。

1. 寒暖差と体調の関係
福岡市の2月は、最高気温15℃を超える小春日和の日もあれば、最低気温が5℃近くまで下がる日もあります。このような激しい寒暖差は、免疫機能が未熟な子どもにとって大きなストレスとなり、感染症などさまざまな体調不良へとつながりやすくなります。
子どもの体を守ってくれる「免疫力」を強くするには、毎日のごはん選びがとても大切です。子どもにとって食事は、単なるエネルギー補給ではなく、外敵から身を守るための「盾」を作る大切な作業です。免疫力を強くする栄養素をとりいれ、体のバリア機能を高めていきましょう。
2.旬の野菜は天然のサプリメント
この時期のスーパーや直売所には、1年のうちで最も栄養価が高まった「旬の野菜」が並んでいます。その時期の体に必要な栄養素をたっぷりと蓄えている野菜は、まさに「天然のサプリメント」。
お財布に優しい手頃な価格で手に入るので、毎日の食卓に気軽に取り入れられることも嬉しいポイントです。
1. 粘膜のバリアを強化する「ほうれん草」
喉や鼻の粘膜は、ウイルスや花粉の侵入を防ぐ第一の門番です。ここを強くするのが、緑黄色野菜に含まれるβ-カロテン(ビタミンA)です。
この時期のほうれん草には冬の寒さを耐え抜いた力があり、ビタミンCは夏場と比べて多く含まれています。
2. ウイルスを跳ね返す「ブロッコリー」
ブロッコリーは「野菜の王様」と呼ばれるほど栄養価が高く、特にビタミンCが豊富です。ビタミンCは、白血球の働きを助けて免疫力を高めるだけでなく、花粉症の症状を引き起こすヒスタミンの放出を抑える効果も期待できます。
また今の時期は、茎まで甘く柔らかいのが特徴。捨てがちな茎の部分こそ、食物繊維が豊富で腸内環境を整え免疫力アップに役立ちます。
3. 腸から元気を生み出す「根菜類(れんこん・ごぼう)」
免疫細胞の約70%は腸に集まっています。食物繊維が豊富な根菜類は、善玉菌のエサとなり腸内環境を整えます。
特にれんこんは、炎症を抑える働きがあるポリフェノールの一種「タンニン」が豊富で、風邪のひき始めや花粉による喉のイガイガに効果が期待できます。

3.幼児がパクパク食べる調理のコツとレシピのヒント
野菜の苦味や食感が苦手な子どもでも、旬の「甘み」を活かせば克服のチャンスです。
冬野菜の大根や人参、寒さを乗り越えた春キャベツや新玉ねぎは糖分をしっかり蓄えているので、じっくり火を通すことで甘みが増します。
スープや味噌汁の具として弱火でゆっくり加熱したり、セイロで蒸したりすると、砂糖を使わなくても驚くほどの甘みが出ます。
4.包丁いらずの大根レシピ
1. ひらひら大根とツナのトロトロ煮
大根は火が通りにくいのが難点。ピーラーで薄くすることで、調理時間を大幅に短縮し「トロトロ食感」に仕上げます。
【材料】(2人分)
・大根(5cm程度)
・ツナ缶(1缶)
・めんつゆ(小さじ1)
・水(50cc)
【作り方】
1、大根をピーラーで薄くリボン状にむく
2、小鍋に水、めんつゆ、大根、ツナ(油ごと)を入れて火にかける。
3、沸騰したら蓋をして弱火で3~5分煮る(お好みの固さに調節)
※人参などピーラーでむいた野菜を加えてもおいしいです

5.さいごに
毎日の食事作りは大変ですよね。まずは、いつものお味噌汁に旬の野菜をポンと入れる、それだけで十分です。
旬の野菜を食べることは、今の気候に合わせた体を作る一番の近道。寒暖差で体調を崩しやすい時期だからこそ、美味しい旬野菜のパワーを借りて、春を待つ子どもの笑顔と健康を守っていきましょう。

<ウェルサポについて>
臨床経験豊富なフレンドナース(かかりつけナース)が、利用者自身の身心の相談はもちろん、子育てや介護、ご家族の健康に寄り添ったオンラインのチャット相談を行っています。他にも、オフラインで行う定期訪問サポートやアテンドサポートなど行っています。
社会福祉士、健康運動指導士、助産師、管理栄養士などの専門家や他サービスとも連携して、利用者とそのご家族の「自分らしい健やかな暮らし」をサポートしています。
一般財団法人ウェルネスサポートLab(ウェルサポ)情報
webページ : https://www.wellsuppo.or.jp
メールアドレス:info@wellsuppo.or.jp
電話番号:092-231-9762
〇ライター紹介

西田美穂(にしだみほ)
管理栄養士歴25年。
「若いうちから食事や栄養に関心を持てばよかった」「病気になる前の食事に気を配ればよかった」など食生活への後悔の声を多く聞く機会が多く、もっと食生活や栄養に関心をもってもらいたいとウェルサポの管理栄養士として活動中。
最近の好きなことは「ちょっとだけ幸せごはん」と題して、自分や誰かが幸せになった食エピソードを聞くこと。
プライベートでは高校生と大学生のママ。
ライター紹介
コスパ最高!イベントで使い回ししやすい万能仮装アイテム #おでかけ・イベント
まだ間に合う!紫外線対策〜子どもの肌を守る栄養のビタミンACE〜 #ライフスタイル
子どもの寝具どうしていますか?我が家の寝具事情~乳幼児期~ #ライフスタイル
子どもにも安心!美味しくてオススメのふりかけと我が家のふりかけ代用食材 #レシピ










