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2040年、保育士の仕事はどう変わる?
-子どもが減っても広がる“保育のかたち” -

こんにちは、スタイルクリエイト株式会社 採用担当の桑原です。

街を歩いていると、どこからか金木犀の香りがふわっと漂ってきますね。あの香りがすると、「もうすっかり秋だなぁ」と感じます🍁
まだイチョウの葉は青いけれど、そろそろ紅葉の季節も近づいてきました。
みなさんは、今年はどこの紅葉を見に行く予定ですか?
私は通勤の途中にある並木道が、少しずつ色づいていくのをいつも楽しみにしています。

さて、現在「少子化」が進んでおり、全国的に子どもの数は年々減少しています。数字だけ見ると、「これから保育士の仕事は減っていくのでは?」と感じる方もいるかもしれません。

けれど、本当にそうなのでしょうか?
今回は、公的データをもとに、その実態を少し見ていきましょう。

2040年、保育士の仕事は減らない?

皆さんは、2040年の日本の保育の現場はどうなっていると思いますか?
厚生労働省の推計によると、2015年に約335万人だった保育所利用児童数は、2040年には約250万人へと25%減少する見通し(※1)です。

こう見ると、「子どもが減る=保育士の仕事が減る」と思われがちですが、実際にはそれほど単純な話ではありません。
同報告書では、母親の就業率が今の傾向でさらに上がっていき、北欧諸国並みの水準に近づいた場合、2040年の保育ニーズがむしろ約3%増加する可能性も示されています(※1)

つまり、少子化によって子どもの数は減っても、共働き家庭の増加や多様な働き方の広がりによって、“保育を必要とする家庭”の数は減らない可能性があるということです。

これからの保育士に広がる、働き方の選択肢

現在でも、夜勤やシフト制、在宅ワーク、短時間勤務など、従来の開園時間では対応しきれない働き方をする保護者も増えてきています。
さらに、育児と介護の両立、病気の子どもを一時的に預けたい家庭など、保育の利用ニーズそのものが細かく分かれてきているのが現状です。

その流れの中で、保育士の働く場所も広がっています。

保育園だけでなく、企業内保育所や小規模保育、病児保育、地域子育て支援センターなど、自分のライフスタイルや関心に合わせて働ける環境が増えてきました。

つまり、子どもの数が減っても、「どこで・どのように子どもを預けるか」の選択肢が増えた結果、保育士が活躍できる場はむしろ広がっており、今後もその傾向が強まっていくと予想できます。

広がる選択肢の中で、“自分に合う園”を見つけるには?

保育士としての働き方が多様化する今、そしてこれからの未来。

大切なのは「どこで働くか」だけでなく、「どんな環境で、どんな保育をしたいか」という視点です。

園の理念や保育方針、先生たちの雰囲気、子どもたちとの関わり方。どれも、実際に足を運んでみなければ分からないものです。

パンフレットや求人票の情報だけではなく、見学や説明会で直接話を聞くこと。
そこに、その園の空気や温度感が必ず表れています。

「子どもたちの表情が生き生きしているか」
「先生同士がどんな声をかけ合っているか」

そんな小さな場面の中に、あなたが心地よく働けるヒントが隠れているはずです。

からふる保育園のイベント紹介

福岡市に5つの保育園を展開するからふる保育園では、保育士採用イベントを開催しています。

交流会

お菓子を食べながら、リラックスした雰囲気の中で先輩保育士と本音トーク!
園の雰囲気を感じられます。


説明会

園の特色や働き方を知れる機会。交流会とセットで参加がおすすめです。


体験会

子どもたちと触れ合い、現場をリアルに体感!短時間からの参加も歓迎です。

詳細はこちらから👇

また、スタイルクリエイトでは、登録制保育士制度を導入しています。
月1回、1日短時間から勤務可能で、園はもちろん、園以外での働き方も選択できます。

👇 登録制保育士制度の説明会はこちら👇

出典:※1. 厚生労働科学研究成果データベース「需要面から見た 2040年までの保育士の推計」(2019年度)
https://mhlw-grants.niph.go.jp/system/files/2019/191031/201906029A_upload/201906029A0007.pdf

ライター紹介

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